徒然スキーヤー日記

冬は毎週志賀高原レポート
夏は子連れダイビング情報
スキー試乗や旅行記の目次は「このブログについて」カテゴリー見てね

2021シーズンモデルのスキー板,試乗レポート…K2 DISRUPTION STi

2020-04-05 00:55:18 | スキー板試乗
えー.
昨日の記事で.
 5日(日):前日夜から雪降り!かなりの冷え冷え.
 朝までに10cm程度の積雪.

と書きましたが.
風向きが完全に西向きに変わりました(涙)
そのため,
日曜は,志賀高原への積雪はほとんどなさそうです.

…繰り返します.
日曜は,志賀高原への積雪はほぼなさそうです(涙)

でも.それ以外の,
・朝は風が強そう(焼額ゴンドラが止まるほどではない.午後は弱まる)
・気温は朝から冷え冷え!昼間も-5℃程度までしか上がらない
・夕方に向かって晴れていきそう
…ってあたりの予想は変わらず.
積雪だけがない予想になりました…(泣)

ただ,今晩から朝までに1-2cm程度とはいえ
うっすらと積もりそうで.
下地は硬いけど,冷え冷えで,
雪が解けて板の滑りが悪いザブザブ雪よりは
いいんじゃないかな…

ガリガリにならなければ.

ってことで.
本日の志賀高原ですが.
朝から晴天で…

朝イチはコロコロが多かったものの,
-2℃と予想通りの冷え込みのシマシマバーンで…
ガラガラだったようですが.

午前11時ごろには,強い日差しで
焼額,奥志賀とも,かなりの張り付き雪に
なってしまったようです(涙)


午後1時半ごろには,張り付き雪も解消していた
ようですが.
朝日を浴びない西斜面の一の瀬や寺子屋は,
一日中張り付き雪にならなかったようです…


とりあえず.
明日の積雪がない予想になったのは残念ですが.
先週の積雪もあり,写真を見ても,意外とまだ
コース全面に積雪は残っているし.
焼額スタッフの方々は,
「これならGWまでもたせられるかも…」
と思い始めているようです.
…ぜひ.
なんとしてでも,GWまで雪をもたせてください!!(焼額スタッフへ全身全霊でお願い)

ってことで,本題.
本日は,引き続きスキー試乗レポート.
K2編です.
では,どうぞ~!


○K2 DISUPTION STi 165cm









オールラウンド.

165cmでR13.6mと,比較的小回り寄りな
スペックに感じますが.
センター幅72mmと,割とセンター幅が広めで,
比較的雪質を問わずオールラウンドに
使えそうなこの板.
実際,履くまでは「165cmのR=13だから,小回りベースだな…」
と思っていましたが.

滑ってみたところ.
小回りから大回りまで,どんなターン弧でも
滑れる,かなりオールラウンド性の高い
板でした…

驚くのは,板の幅が広いからか,
びっくりするほど安定性が高く,
かなり荒れ気味の斜面をかなりの
スピードで滑っても,全く怖くない!
むしろ,かなりのスピードで滑りたく
なる板.

重いわけじゃないのに,荒れた雪を
蹴散らしながら落下して行けます.

ターンは超お気楽で,傾けば板が曲がってくれます.
スキーヤーは板の上で力をかけずに傾けば,
その傾きに沿って板が大回りで回ってくれる
感じ.

もう,気楽に力を入れず傾くだけで,
驚くほどのハイスピードクルージングが
楽に,恐怖感無くできちゃいます.
それも,バーンが多少荒れていようが
なにしようが,見た目からは想像が
つかない振動吸収性と安定性で,
まるで整地のように落ちていけます…

もう,力を入れて板の操作をしたり,
スキーヤーが意図的に板を動かして行ったり
という操作は不要.
板の上に楽に乗って落ちていけば,
スキーヤーの傾きに従った回転弧で
回っていき,楽に滑り降りることができる,
まるで20000m御用達のような板です…
履いた感じは175cmかそれ以上の安定感.

決して基礎スキーヤーが必死にいろいろな小技を
使って,美しくターンを仕上げていく板では
ありません.

もう,ホントに気楽にゲレンデを驚くほどの
ハイスピードで滑って行ける,
なんだか不思議な感じのいたでした…
コメント (7)