2年がかりの、世間では国家的プロジェクトとも言われる事業の末端関連事業にかかわる業務がようやく終わった。といっても厳密には終わっておらず、この後にも尾を引きそうな業務。しかし一応工期末を迎えたため、納品し竣工検査があった。当初は1年の契約だったが、関係者との調整に手間取って工期が何度となく延長されていた。個人財産にかかわるので、地元の了解を得るのに手間取ったことと、国家的と言われるプロジェクトも遅延気味で、さまざまな環境が尾を引くことを示唆していた。
ということで、二度と空白期は来ないと思っていたのに、このところ日記を書く暇も無かった。全てを停止しないと「間に合わなかった」。もしかしたら、長い生業の中で最も「間に合わない」と焦ったこのごろだったかもしれない。そしてそれが終わったから「良かった」とは口にできないほど、年度末を迎えて納期を迎える物件が重なっていて、もう少し忙しさのピークは続く。前者を優先させたため、今もって余裕はないが、最優先事項が納品できたことで、ほんの少しだが心持ちに隙間ができた。
再雇用なのに「何でこんなに忙しい」と思うが、もはやわたしのこれがライフワークの姿なのかもしれない。人はさまざまで、常に余裕の人もいれば、わたしのような者もいる。愚痴っても仕方ないが、その上でものを深く考えない人たちを見ていると腹が立って仕方ない。それも若いころからのわたしの口癖かもしれない。かつては口に出せば、そのまま自分の評価に繋がって躊躇したものだが、もはやいつでも口にできる立場。墓場に入る時に惜しまれる必要などない。「嫌な奴がいなくなった」と喝采を浴びれば良いと思っている。
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