渋滞が起きるのには理由がある。なぜこんなところで渋滞しているのか、田舎でも珍しい場所で渋滞を起こす。もちろん通行量が多いせいだが、ふだんは起きないことが、通勤時間帯ともなると起きてしまう。でもそれを解消する方法はあるのだが、「先に、先に」という意識が強いと、それは起こり、裏を返せば遅くなるというわけだ。
塩尻市の国道20号、「長畝」信号機。度々渋滞が起きるが、特に渋滞が長くなるのは、東山山麓線を北に進んだところにある長野県総合教育センターで会議か何かがある時。あちこちから学校の関係者と思われる人たちが集まるのだが、国道20号を塩嶺峠側から下りて来た車が「長畝」で右折しようとする。会議に集まるわけだから時間帯が集中する。右折車が多いと、右折レーンに留まれるスペースが数台分しかないから、本線上に繋がる。したがって大渋滞となるわけで、今年の春先、その渋滞にハマったことがあった。松本市内で会議があって、同様にわたしも右折しようとしたわけだが、右折するまでに信号が何度「赤」になったか数えきれないほど。時間に余裕があったから良いものの、いつも通りと思っていたら会議の時間に間に合わなかった。通勤時間帯を過ぎた時間帯にいきなり渋滞に遭遇すると「事故か?」と思うわけだが、たんなる会議に集まる人たちが大勢いたためのこと。この信号機、対向車線もそこそこ通行量がおおいので、繋がっている。繋がっていれば右折しようにも右折できない。ここの信号機では、ほぼ対向車が右折させてくれるようなことはない。ほんのわずかな車間に、無理やり曲がらない限り車列が解消するか、信号機が赤になるまで曲がれない。そして右折用に設定される時間が短いから、信号機が赤くなってしまうとほぼ1台か2台くらいしか曲がれない。したがって大型車が右折しようとしていると、渋滞が長くなる。塩尻市内から塩嶺峠へ向かって走る車はほぼ直進車だから、問題が発生するのは塩嶺峠から下りてくる側の車線。みんな知っていることだから、たまに車間を開けて右折させてあげる車がいれば良いのだが、ほぼ皆無だ。
飯島町の七久保の県道飯島飯田線。田舎なんだから渋滞とは無縁だと思うのだが、通勤時間帯には「七久保小学校入口」と「すぐ北にある「七久保駅入口」信号機によって渋滞を起こす。理由は右折レーンがないため。とくに南から北に向かう車が七久保駅へ右折する。ここには工場があったりするから、通勤時間帯には右折車が多い。専用スペースが無いのだから、当り前に右折車がいれば前進しない。「赤」になるまで前進しないこともよくある。同じような交差点が、同じ七久保の「柏木」信号機でも起きる。ここも南から北へ向かう車が右折しようとすると、右折レーンがないため前進しなくなる。右折車が何台も続くわけでもなく、頻繁というわけではないので、対向車が右折させてあげればよいだけのことなのだが、なかなかそんなことをしてくれる人はいない。
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