今年もイワツツジが咲き始めて写真を撮った。妻に言わせると昨日あたりはまだしっかり咲いていなかったが、今日になって一気に開いたという。遠目で見ればきれいに見えても、近くに行って見ると、けっこう枯れかけている花弁が混ざっていたりしていて、接近して写真を撮るのはいつも避けている方だが、妻が言うように「今日にになって開いた」こともあって、今日見るツツジは、接近してもきれいだ。妻にしてみると1か月もかけてツツジの下草を刈って整備してきたのに、きれいに咲いているのはほんのわずかということもあって、残念な思いもあるだろうが、季節の花というものは、おおかた花の時期は短くて、手をかけてはみるものの、その思いを晴らしてくれないのかもしれない。かつて我が家にあったシバザクラも、雑草との戦いで、諦めたら雑草に負けてしまって、今やほぼその姿を消してしまった。花は手をかけなければ雑草に負けるものがほとんどで、そのうえ花の時期が短いため、好きでないとできないことである。
さて、ツツジの合間にコシアブラの木があって、妻も下草と間違えてけっこう刈ってしまったりする。そうしたコシアブラもだいぶ芽が膨らんでいて、「採ってもいいかもしれない」が、「ちょっと早い」と思って採りはしなかった。コシアブラは毎年採る時期を逸してしまうことが多く、開いたものを食べるのが恒例だ。毎日ここに住んでいれば、様子を見ていていつでも採れるのだが、1週間に一度となると、すっかり時期を逸してしまうのも常のこと。きっと来週までおいてしまうと、採るのをためらうほど大きくなってしまうのだろう。来週どこかで休んで山菜採りをした方がよいのかどうか…。
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