
妻の実家でルリタテハの蛹を探していたら、馬鹿でかい蜘蛛を発見。いや、発見というよりはルリタテハに気が回っていたから、いきなり目の前に現れるとビックリである。なにやら昆虫を抱えている。体長は向こうに見えているキキョウの花ほどは大きくないが、ちょっと異様な大きさである。この蜘蛛はコガネグモのようである。腹部に黄色と黒の太い縞模様があり、黒色部には、小さな青い斑点をもつ。8本の足をX字形に開いているから、4本の足のように見えるが、脚を2本ずつそろえてとまっている。
実は蜘蛛はだいの苦手である。家の中で発見すると、ずに捕まえて殺したくなる。常にそんなに敏感だから、妻には「地獄に落ちるよ」とよく言われる。仕事柄野山を歩くから、ふいに蜘蛛の巣に襲われることもある。それが嫌だから、とくに山の中や藪を歩く時は、必ず棒を持っては不意の網を避けるべく払って歩いたりする。田んぼの稲の間なんかにも大きな蜘蛛の巣が出来ていて、稲刈りの際にそんな蜘蛛に出くわすことは常であるが、写真ほど巨大なものはそうはいない。家の軒先の植栽にこんなでかい蜘蛛をのさばらしているから、「なんとかしろよ」というが「益虫だからひどいことしちゃいけないよ」と、妻は気をとめていない。
蜘蛛に限らず、足の多いものは不得意である。家の中に時折ゲジゲジがやってくる。これこそ見つけたらいっきに狙わないと、すばやいからどこかへ消えてしまう。夜行性なのか部屋を暗くすると出てきたりする。明かりを点けたときに一瞬何か動いたものがいる、そう気がつくとだいたいゲジゲジである。妻に「家が湿気っぽいから家の中に来るんだ」といわれて、家の建て方をいまでもいろいろ言われる。しかし、ゲジゲジが出没する要因は、ゲジゲジの繁殖しやすい環境を家の周りに作っているせいだと反論する。湿気っぽくなくとも建物の近くに芝を生やしたりすると、その脇にいたりする。そして何よりも我が家でゲジゲジの天国になっているのが、シバザクラの下である。石垣の上に垂れたシバザクラをめくり上げると、その下に巨大なゲジゲジが何匹もいるのだ。低い自分で積んだ石積から、頼んで積んでもらった石垣、父親が積んだ石積と、家周りには70メートルほどの石積があって、そのほとんどにシバザクラが覆っている。これほどシバザクラがたくさん生えているのだから、ゲジゲジが少しくらい家の中にやってきても仕方ない。しかし、そうはいっても家の中にはやってきてほしくない生き物だ。
実は蜘蛛はだいの苦手である。家の中で発見すると、ずに捕まえて殺したくなる。常にそんなに敏感だから、妻には「地獄に落ちるよ」とよく言われる。仕事柄野山を歩くから、ふいに蜘蛛の巣に襲われることもある。それが嫌だから、とくに山の中や藪を歩く時は、必ず棒を持っては不意の網を避けるべく払って歩いたりする。田んぼの稲の間なんかにも大きな蜘蛛の巣が出来ていて、稲刈りの際にそんな蜘蛛に出くわすことは常であるが、写真ほど巨大なものはそうはいない。家の軒先の植栽にこんなでかい蜘蛛をのさばらしているから、「なんとかしろよ」というが「益虫だからひどいことしちゃいけないよ」と、妻は気をとめていない。
蜘蛛に限らず、足の多いものは不得意である。家の中に時折ゲジゲジがやってくる。これこそ見つけたらいっきに狙わないと、すばやいからどこかへ消えてしまう。夜行性なのか部屋を暗くすると出てきたりする。明かりを点けたときに一瞬何か動いたものがいる、そう気がつくとだいたいゲジゲジである。妻に「家が湿気っぽいから家の中に来るんだ」といわれて、家の建て方をいまでもいろいろ言われる。しかし、ゲジゲジが出没する要因は、ゲジゲジの繁殖しやすい環境を家の周りに作っているせいだと反論する。湿気っぽくなくとも建物の近くに芝を生やしたりすると、その脇にいたりする。そして何よりも我が家でゲジゲジの天国になっているのが、シバザクラの下である。石垣の上に垂れたシバザクラをめくり上げると、その下に巨大なゲジゲジが何匹もいるのだ。低い自分で積んだ石積から、頼んで積んでもらった石垣、父親が積んだ石積と、家周りには70メートルほどの石積があって、そのほとんどにシバザクラが覆っている。これほどシバザクラがたくさん生えているのだから、ゲジゲジが少しくらい家の中にやってきても仕方ない。しかし、そうはいっても家の中にはやってきてほしくない生き物だ。
で、蜘蛛は皆大きく成長するのでそれなりに食料となる虫は多いということですが、蜘蛛を一々退治した場合、食べられずに済んだ虫は家にやってくるんじゃないのかとも思ったりします。といって蜘蛛屋敷のようでも不気味だし。