寺島家への道!!

子どもの成長と家族の成長をつらつらと

心肺蘇生とAED

2007年09月11日 22時26分14秒 | 2007年9月

 『だいじょうぶですか?』 肩を叩くが返事がない。 鼻に耳をあててみるが呼吸音がしない。 肺も動いていない。 『すみません、そこのあなた。AEDを持ってきて下さい』 気道を確保した後、ポケットからキューマスクを取り出し傷病者の口に差し込む。 2回人工呼吸を行い、肺のふくらみを確認。 心臓マッサージに切り替える。 30回マッサージを繰り返し、強制的に心臓を外部からの圧迫により作動させる。 AED(自動体外式除細動器)が到着。 隣の人に心臓マッサージを交代し、AEDを起動させるとともに傷病者の衣服を脱がし、電極パッドを2箇所に貼る。 『傷病者に触れないで下さい』 AEDが心電図を解析した後『充電します』と案内をする。 除細動の指示が出るので『傷病者から離れてください』 と周りの人に指示を出した後、スイッチを押し電気ショックを与える。 救急車の到着まで心臓マッサージをひたすら繰り返す

 ダミー人形相手だから冷静にできたけど、実際に目の前に呼吸停止&心停止の人が倒れていたら、いくら勉強していてもパニックをおこすだろうな。 白い巨塔に出てくるような心臓マッサージを行ったら『それじゃ、肋骨が折れますよ。 この方、内蔵損傷だらけです』 と笑われてしまった。 『でも、蘇生さえすれば、肋骨や損傷した内蔵なんていくらでも治りますから、遠慮せずにやって下さい』 だそうです。

 心肺蘇生法を習得したけど、できれば実体験は遠慮したいです。

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