これはだめだ!

自信喪失、無気力な日本に”喝!”、反日、侮日に反撃、一矢を報いる。

石原慎太郎「核保有の筋立てを」と言う前に尖閣諸島はどうする! 中国は石原に感謝すべきだ!

2012-11-21 | 安全保障

核保有の筋立てを=「抑止力になる」―石原維新代表【12衆院選】

時事通信2012年11月20日(火)19:33 

 日本維新の会の石原慎太郎代表は20日、都内の日本外国特派員協会で講演し、尖閣諸島をめぐり対立する中国への対応に関し「日本は核兵器(保有)に関するシミュレーションぐらいやったらよい。これが一つの抑止力になる」と表明した。外国人記者との質疑応答の中で発言した。 

 核保有の検討は石原氏の持論だが、先に非核三原則見直しの必要性に言及した維新の橋下徹代表代行(大阪市長)の発言と併せ、事実上の選挙戦が始まった衆院選で論議を呼びそうだ。中国などは「日本右傾化」の主張を強めるとみられる。 

 石原氏は「軍事的な抑止力を強く持たない限り外交の発言力はない。今の世界で核を保有しない国の発言力、外交力は圧倒的に弱い。北朝鮮は核を開発しているから存在感がある」と指摘。ただ「個人の考えだ」とも語り、維新の安全保障政策とは無関係であることを強調した。  
        [時事通信社] 
 ●核保有の筋立てを=「抑止力になる」―石原維新代表【12衆院選】(時事通信)  

(中国の公船は連日、挑発行動を繰り返している)
●中国公船、接続水域を航行=一時「漁政」も-海保

                  時事通信2012年11月21日(水)11:58) 
 沖縄県石垣市の尖閣諸島沖では21日午前も中国の海洋監視船4隻が接続水域を航行した。20日夜から21日朝にかけては、漁業監視船2隻が同水域を出入りした。海上保安庁は警戒を続けている。
 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、午前9時現在、「海監15」「海監26」「海監27」「海監50」の4隻が久場島の北西約27~28キロの接続水域内を南西に向け航行している。
 20日夜には「漁政201」「漁政35001」が久場島北西の同水域内を航行したが、21日午前8時50分ごろまでに同水域を出た。(2012/11/21-11:58) 

  (オバマ大統領と温家宝首相の会談に合わせて領海侵犯)
 
●中国監視船4隻が領海侵入 国有化後12回目 
    海保の退去要請に応答なし 
                   MSN産経ニュース 2012.11.20 12:55 
 沖縄県・尖閣諸島の南小島周辺で
20日午前10時50分ごろから同55分ごろにかけ、中国の海洋監視船4隻が相次いで領海に侵入した。中国当局船の領海侵入は政府の同諸島国有化後、12回目。同諸島周辺での航行は10月20日以降、32日連続。


 第11管区海上保安本部(那覇)によると、領海に侵入したのは海洋監視船「海監15」「海監26」「海監27」「海監50」。海監15と海監26は19日午後10時すぎにいったん尖閣諸島の大正島周辺の接続水域を出たが、同10時45分ごろに再び水域に入った。 海保の巡視船が無線で領海外に退去するよう求めているが、監視船から応答はないという。  

中国監視船4隻、領海に=国有化後12回目-尖閣沖(時事通信) 

(外務省は抗議すること以外の策がない)
●領海侵入に抗議=外務省
                               時事通信2012年11月20日(火)13:34 
  海洋監視船4隻が沖縄県・尖閣諸島沖の日本領海に侵入したことを受け中国の韓志強駐日公使に抗議し、速やかに退去するよう求めた。中国側は、尖閣諸島の領有権を改めて主張した。 
                             [時事通信社]  

(外務省は外に向かって弱音を吐いた) 
●「力による現状変更」憂慮=日中対立で英字紙に寄稿―玄葉外相
                               時事通信2012年11月21日(水)19:12
 玄葉光一郎外相は21日付のインターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙に寄稿し、中国による沖縄県・尖閣諸島周辺の日本領海侵犯など海洋進出の動きについて「公船派遣を常態化させ、力により現状変更を行おうとしている」と憂慮の念を示した。中国に対しては「国際法を順守し、周辺国との調和を保つ」よう求めた。

 外相は尖閣諸島国有化に関し、対中強硬派の石原慎太郎東京都知事(当時)が島の購入を目指していたことに触れ、「日中関係への悪影響を最小化するためだ」と説明。「日本が戦後の国際秩序に挑戦している」との中国の主張には「一貫して平和愛好国家としてアジアの平和と繁栄に貢献してきた」と反論した。 
                             [時事通信社]

(警備の現場はギブアップ) 
●「現体制では対応難しい」=尖閣沖警備で人員増を-海上保安庁長官

                               時事通信 2012年11月21日(水)17:25 
  沖縄県・尖閣諸島沖で中国公船が航行し、領海侵入を繰り返している問題について、海上保安庁の北村隆志長官は21日の定例記者会見で、「(警備体制を)恒常的にきちっとやっていくためには現在の体制では対応は難しい」と述べ、人員増の必要性を訴えた。  海保によると、定員は2012年度末で1万2689人。10年前と比べると約430人増えてはいるが、過去10年間で100人以上増えている年度はないという。 
 海保は、13年度予算の概算要求で約150人の人員増を要求。北村長官は「従来程度の増員では、今の状況に長期間耐えることはできない」と必要性を訴えた。
                  [時事通信社]  

(米国は傍観、日米安保条約は発動されない)
●尖閣めぐる対立、どちらの肩も持たず…米大統領 

 【プノンペン=五十嵐文】オバマ米大統領と中国の温家宝(ウェンジアバオ)首相は20日、プノンペンで会談した。中国外務省によると、会談でオバマ大統領は「地域で紛争のある問題については平和的な方法で解決することを希望する」と述べた。
 尖閣諸島をめぐる日中対立や、南シナ海をめぐる中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)各国の対立を念頭に緊張緩和を促したものだ。大統領は「主権や領土に関わる問題で、米国はどちらの肩も持たない」とも述べた。温首相は「中国は責任ある大国として平和を愛し、安定を維持する」と発言した。  
 また、オバマ大統領は「米中は世界の2大経済大国だ。米中両国の指導者が世界と地域の問題について意思疎通を続けることは非常に重要だ」と述べ、中国の習近平(シージンピン)新指導部との協力に期待を示した。 
              
    (2012年11月21日08時03分  読売新聞)

(参照)
勝利したのはどこの国? 尖閣諸島を巡る日中の対立 2012-10-23 22:55:56     

大言壮語を弄ぶ卑怯者、尖閣諸島を直視してものを言え! 
 中国の公船が32日連日して尖閣諸島の接続水域を航行した。11月20日には、国有化以来12回目の領海侵犯をした。中国公船の領海侵犯に対し外務省は抗議する以外の策がない。海上警備を担う海上保安庁は現体制では対応困難、ギブアップ状態である。尖閣諸島の国有化によって日本はなんら「実質」を得ていない。これに対して中国は、中国公船を尖閣諸島周辺の海域に派遣することを常態化させる機会、という「実質」を得た。中国は石原慎太郎にに感謝するべきだ。日中両政府が得たものは等価ではない。
 しかも中国の公船はオバマ大統領と温家宝首相の会談に合わせて領海侵犯したが、オバマ大統領は日中どちらにも組しないと中国側に言った。中国外交の勝利である。オバマ大統領の発言は、日中が尖閣諸島で武力衝突しても日米安保条約は発動されないと理解すべきである。日本は独力で尖閣諸島をめぐる対立を決着させねばならない。武力で決着させる覚悟があるのか、他にどのような策が有るのか。

 石原慎太郎は中国の公船が尖閣諸島周辺海域で傍若無人な挑発行動を行うようになって以来、尖閣諸島に言及したことがあったか。尖閣諸島の状況から目を逸らすがごとく、「核保有の筋立てを=抑止力になる」と持論を弄んでいる。中国を煽り立てておきながらそ知らぬ態度を装うのは卑怯である。
 自らは無難なところに逃げ込んで大言壮語することよりも、海上警備の現場の実態に即した言動をすべきだ。尖閣諸島の購入を公言したときの勇ましさは影を潜め、今は微塵も伺われない。これでは警備の現場はやりきれない。


            尖閣、沖縄もこうなるぞという示威
          中国の中距離ミサイル「東風25」の射程は3200km
          沖縄、日本列島は勿論、グアムも攻撃できる


                   
                        2012年11月20日(火曜日)読売新聞朝刊6面

(参照)
日米安保同盟は尖閣諸島の対立に機能せず時代遅れ、日本は日米同盟に頼れない 2012-11-11 20:01:24 
 

  

 






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