これはだめだ!

自信喪失、無気力な日本に”喝!”、反日、侮日に反撃、一矢を報いる。

終戦の日、靖国神社下の日の丸行進と左翼デモ行進、反発する在特会、沿道の共感を得たのは日の丸行進だ!

2014-08-17 | 安全保障

若者の意識の変化の背景  
 靖国神社へ参拝する人が例年になく多く、しかも若い者が大勢来ていた。この現象は何を意味するだろうか。これを理解するためには、日本がおかれている状況を理解することが大事である。

  今、国際情勢が非常に大きく変わっている。日本は戦後、文字通りまともな意味での“国家”であったのか、日本人が立派な日本国民であったのか、これを問わなければならない局面に立っていると人々が意識し始めたのであろう。 

  最近、シリアでも、イラクでも、ウクライナ、アフリカでも世界の各地で内戦や紛争が起きているが、米国は口を出すだけで介入せず国連も機能していない。世界は、混沌とした状況にある。その大きな原因の一つは、第2期のオバマ政権が「アメリカは世界の警察官ではない」と言い出したことにある。アメリカが非常に内向きになってきたのだ。

 これまで日木は、アメリカの力によって、平和と安全を守ってきた。その代わりに日本国は、経済大国になったが、安全保障や外交はアメリカの顔色を見ながら、アメリカの後をくっついていけば何とかなった。ところが、これが通用しない時代になったのだ。 

左翼の連中は、口癖のように、日米安保条約などはいらない。日米安保条約があるから、日本はアメリカの戦いに引きずり込まれるかもしれない。在日米軍基地があるから日本は戦争に巻き込まれるというが、米国自体が戦争をしたくない、巻き込まれたくないと言い出したのだ。いわんや、核・ミサイルの軍事大国の中国との武力対決など、オバマは金輪際ご免蒙ると言い出した。
 野党や左翼の連中は、アメリカのこの“変心”を分かっていないから、従来の考え方で政府与党を批判している。 

 一般の国民も、アメリカが日本を守ってくれていたから、自ら国の安全を守る必要もないし、自ら武力を構築する必要もないと考え、国の平和と安全は他国によって与えられるものとの幻想を抱いていた。アメリカが世界の警察官を任じていると、なんとなく思い込んでいた。ところが、オバマ政権第2期に入って、この状況が劇的に変わったのだ。 

第2期オバマ政権の “変心”  
  2013年1月20日の、オバマの大統領就任演説は、演説の8割方が国内問題に費やされ、世界の安全保障、そして外交問題については、演説の最後の所に、申し訳程度に言及しているに過ぎない。この演説によって米国は“内向き”になったこと、世界の警察官の役割を果たす気持ちがないということが世界中に広まった。 

 これを裏書するように、昨年9月、米国はシリアに軍事介入しなかった。オバマは、シリアに軍事的な介人はしない理由として、シリア情勢は、“アメリカ一国で解決すべき問題ではない。国際社会全体がやるべきだ”と言った。言い換えれば、「アメリカは世界の警察官ではない」と宣言したのだ。  

アメリカは世界の警察官ではないとの言葉に、世界中が驚いた。中東では、シリアが問題を起こしている。サウジアラビアもエジプトもが反発した。両国はオバマに裏切られたのである。アメリカと切っても切れないない血友だと思われていたイスラエルも、大変に驚き反発した。イスラエルでもアメリカ離れが進んだ。  

 中東各国のアメリカ離れはロシア、中国の存在感を高め、これへの接近を許すことになった。エジプトは、ロシアに接近した。イスラエルは中国に接近を強めつつある。アメリカにおけるユダヤ人社会は、米国内で非常に強い影響力を持っているが、イスラエルはオバマのアメリカは信頼するに足りないと判断したのである。 サウジアラビアも、アメリカの変心に大変怒り、対米外交を転換すると言い出した。 

 世界のエネルギーの供給地域の中東で、非常に大きな変動がおきつつある。イスラム国の勃興、イラクの内戦再発等々、世界の秩序は地殻変動を起こしている。 

 そしてまた、米国の“変心”はロシア及び中国にも大きく影響した。ロシアはクリミア半島を併合した。プーチンはオバマが軍事介入しないと見たからである。その証拠に、オバマは、ロシアがクリミア併合に動いたその翌日、いち早く宣言した。アメリカは軍事的手段を執らないと。外交手段を含めてありとあらゆる努力をするけれども、軍事介入はしないと言った。そして、クリミアはロシアのものになった。ウクライナの東部地域では今も紛争が続いているが、アメリカも国連も解決能力を失ったからである。 
 ロシアは、最近、北方領土で軍事演習を実施した。アメリカの弱点を頭に入れながらプーチンのロシアは、好きなように突き進んでいるようにも見える。 

  中国も同じだ。中国は、我が国の東シナ海上空に防空識別圏を設定した。それをまるで自国の領空のような扱いで、世界を牽制している。その後も中国が日本に対して行っていることは、武器こそ使っていないが木当の意味での戦いを開始した。商船三井の船舶の差し押さえ、各地における中国人労働者による日木企業を被告とする裁判の捉訴を中国の司法が認めつつある。中国の司法は、中国共産党の支配の下にあるので、中国における一連の司法事案は、中国共産党の意志を反映したものである。

 中国は歴史問題、領土問題、日経企業叩き、武力による威嚇や挑発などありとあらゆる面において日本を追い詰めるべく戦いを始めている。

 このような状況において、従来であれば、日米安保条約でアメリカは日本を守る義務を負っているから、アメリカが何とか対応したであろうし、日本の安全、日本国民の命の保証、領土領海の保全などは、建前の上ではアメリカに頼ることができた。  ところが、頼みの米国は、オバマが、アメリカは世界の警察官ではないと宣言しただけでなく、“新たな米中2国関係“を模索しているようにも見える。 

 米国の “変心” や中韓両国の執拗な反日外交を目にして、日本国民が、今までと状況が違ってきた、日本の将来はどうなるのかと考えるようになったのであろう。若者は米国べったりの自民党でもない、中国の言いなりになる民主党でもない、古めかしい極端な物言いの石原慎太郎的なものでもない、文字通り日本国が日本国であるゆえんや、日本国民が日本国民であるゆえん、それはどのような価値観に基づくのだろうかと模索を始めたのではないか。 

 多くの若者が靖国神社に来ていたのは、今までの戦後日本の歩みを、ここで一度、“リセット” して考えてみたいという若者が生まれつつあるように観察される。 

  日の丸の旗の行進 
 沿道にいた人々から、”ありがとう”、”がんばって下さい” と声をかけられ 拍手で迎えられたのは、日の丸を持ったこの行進である。大声を出す人はいない。黙って歩く人、沿道に笑顔を向ける人、沿道からの拍手や激励の声に頭を下げる人。皆、日の丸を持って行進していた。ただそれだけ。


   
   
   
   

   

   

   
   
   

   

 

共産党の若者と 左翼・労組のデモ行進
  未熟拙劣な在特会の反対行動 
 
  この点に関して特に印象的であったのは、靖国神社や千鳥が淵戦没者墓苑で出会った共産党の者ですと名乗って、若者が靖国神社へ来る理由を聞き出そうと参拝者に聞いて回っていた30歳代の男性の存在である。
 

  彼らは、党の上層部の指示もあって聞いて回っていたのであろうが、それ以上に、世の中の動きを自分のこととしてとらえているなと感じた。共産主義という外来の思想に基づく生き方が日本の社会にふさわしいのか、これからの人生を生きるうえで共産党員であることが、自分の進むべき路であるのかと、同じような年恰好の者を目にして模索しているようにも見えた。   

  靖国神社・九段下の路上を、他人から教え込まれた言葉を鸚鵡返しに怒声を張り上げデモ行進していた者とは違って、まじめそうで真剣な眼差し、こざっぱりした服装、若者らしい応対などには、好感を抱かせるものがあった。   

 在特会の人々の一団がデモ隊と並進するように歩道を歩いていたため、一般通行人が歩けなかった。在特会の主張はともかくとして、彼らが反対する集団に対する行動は、これを見ているものが共感できるものではない。
 一部、跳ね上がり分子の暴力団まがいの言動や振る舞いを許すならば、日の丸や旭日旗を掲げないほうがいい。自称“政治結社”を名乗る団体が、実態は朝鮮人のゴロツキ集団であるのと同じで日本にとって好ましくないイメージを拡散させる。
 彼らは、彼らが唾棄すべき韓国人や朝鮮人と同じイメージの存在であることの自覚が欠落している。彼らの行動は、
日本のレベルを下げ、恥を晒すことになる。

    デモ行進を前に警備についた機動隊  


    天皇制反対、差別・排外主義に反対・・・・・・。

   
    差別・排外主義に反対する連絡会、天皇元首化大反対    

 
   茨城○○労組の旗 靖国反対


    機動隊に”守られ”ているのでデモ行進が見えない  


    天皇イラナイ、反原発、反資本主義などの文字が見える 
    
資本主義でない国はあるのか、中国か北朝鮮か、
  資本主義でない国は何処の国だ

     在特会の のぼり


      在特会の集団が歩道にあふれ 身動きが出来なかった 

     前方が見えないのでカメラを頭上に掲げ適当にシャッターを切った 

   


     デモ行進は交差点を右折、終わりかけた頃

    

     

     ●

   

 
    ”戦い終了” 在特会の人たちも去っていった  


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