これはだめだ!

自信喪失、無気力な日本に”喝!”、反日、侮日に反撃、一矢を報いる。

日本屈服のカウントダウ開始、中国の尖閣諸島周辺巡視は「実効支配の打破」が目的だった!

2012-03-23 | 安全保障

尖閣巡視は「実効支配の打破」目的 中国当局が表明 
             msn 産経ニュース2012.3.21 20:13 
 中国国家海洋局の東シナ海管轄当局者が21日までに共産党機関紙、人民日報のインタビューに答え、沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)海域で16日に開始した海洋調査船の巡視活動について日本の実効支配の「打破」を目的にした「定期」巡視と表明した。実効支配排除を明確に巡視目的として掲げるのは珍しい。 

 中国には「実効支配が50年続くと国際法の判例で尖閣諸島が日本の領土として定着しかねない」(日中軍事筋)との強い危機感がある。同諸島が沖縄県とともに米国から日本に返還されてから50年となる2022年5月が近づくにつれ、中国は強硬姿勢をエスカレートさせかねない情勢だ。国家海洋局当局者はインタビューの中で「(50年の)実効支配によって(日本の領有権を定着させる)『時効』を取得し、釣魚島を窃取しようとする(日本の)たくらみを打破する」と力説した。(共同) 

尖閣:実際の行動で日本の「実効支配・時効取得」打破=中国責任者 
            サーチナ2012/03/22(木) 11:13 
   中国海洋環境監視監測船隊(海洋環境監視観測船隊)の東シナ海担当責任者が20日、人民日報の取材に答えて、16日に始めた尖閣諸島周辺での艦隊による巡航活動について、「日本が実効支配などにより時効取得することを実際の行動で打破する」と述べた。
  
         (引用終わり) 

中国は「核心的利益」の尖閣諸島奪回を宣言した
 1月17日付の「人民日報」は尖閣諸島が中国の「核心的利益」との記事を掲載した。「中華人民共和国は人民民主主義独裁の社会主義国家である。」(中国憲法第1条)ので、中国共産党の機関紙である「人民日報」の記事は中国政府の考えと同じことになる。
 中国がいう「核心的利益」とは、  
  ●中国の領土・領海である。
  ●分離独立の動きには武力を行使しでも断固阻止する。 
  ●他国の介入は許さない。     ということである。 

 中国国家海洋局の東シナ海管轄当局者が、日本側が持つ、実効支配と有効統治で時効取得し、最終的に中国固有の領土である釣魚島(尖閣諸島の中国側通称)を盗みとろうとする意図を中断させ打破することが狙いであると明言した。
 「原則は断固守る」ことを国是とする中国政府関係者が日本の尖閣諸島の実効支配を排除するためと公言したということは、非公式、間接的ではあるが「核心的利益」を回復する行動を開始した、そのため硬軟両面で日本に戦いを仕掛けるぞと通告をしたことになる。 
   「相手の挑発行動があれば相応の対応をする」
 
                       2012年3月9日(金曜日)読売新聞朝刊7面

(このような動きも) 
23日、小沢氏親書も、鳩山氏が訪中、習副主席と会談へ 
            サーチナ・ュース2012/03/22(木) 12:16 
  【北京共同】民主党の鳩山由紀夫元首相が23日から3日間の日程で訪中し、中国の次期国家主席への就任が確実な習近平国家副主席と北京で会談する方向で最終調整していることが22日分かった。鳩山氏は小沢一郎元民主党代表の中国指導部宛ての親書を習氏に手渡す方針。複数の日中関係筋が明らかにした。民主党では輿石東幹事長らが23日から訪中予定だが、鳩山氏は別行動。鳩山氏は小沢氏にも訪中を打診していた。 
   
        (引用終わり)   
 日中関係は中国が日本を周辺の属国として支配下におこうとしたのに対し、日本は中国から距離をとり中国の属国にならず生存する道を選択してきた歴史である。日中国交回復前から中国の対日工作は執拗に行われてきたが、日本の弱点は、“日中国交回復40周年”、“日中友好”など響きのよい文言に惑わされる人物が政官財界に蠢いていることである。 

   中国は自国の青少年に反日教育を行い
    
日本人中高生に日中友好を植え付ける                      
    
              2012年3月21日(火曜日)読売新聞朝刊34面 

 日本の報道機関が中国政府の間接的“検閲”を受けざるを得ない状況を作ったのは日中覚書貿易に拘わった当時、与党であった自民党議員である。このため日本のマスコミは中国の圧力に屈し、中国に対する批判的な事は取り上げない。経済の対中依存度が高まり、政財官界どの分野においても中華世界で従属国として“平和”な日本で由という構想を支持する勢力も多い。
 鳩山の訪中は、日中の武力衝突を考慮しつつも日本政府や与野党の意思決定を麻痺させるため,愚かな媚中人物を手なずけ日中“友好”ムードの高揚に動き出したということである。
 中国の宣伝戦、心理戦及び政治戦は、巧妙である。「戦わずして勝つ」これが中国外交の真髄である。 
    中国、ハイレベルの人物は訪日せず! 
    日本側は”国交40周年”に浮かれているが、中国の保釣団体のホー
   ムページには「中日友好神話打破」や”戦闘モード”に入ったよ
   う
な日本非難、誹謗の記事が多数掲載されている。 
         

             2012年3月22日(木曜日) 読売新聞朝刊2面

   「中国民间保钓联合会」のホームページに、下記の文言が見える。
   (注:日本語の文は、意味を想像出来るようにとGoogleの翻訳で
    日本語に変えたもの)

        中国海监巡航钓鱼岛与日本大型船海上交锋03-23 
          海監と日本の大型巡視船の戦い

    【纪念登岛8周年,为‘民间保钓号’募捐】03-23 
     釣魚島上陸8周年記念、“民間保釣号”計画のための募金 

  【中国强硬护岛震动倭国】海监船下次是否变军舰03-23
    【中国の強硬な尖閣諸島保護対応 日本に衝撃】
       海监船の次は軍艦に変更か 
              (注)日本を”倭国”と蔑称で表現している。

    【中国海监】用实际行动打破日方“时效取得”企图03-22  
       【中国海监】日本側の“時効取得”を打破するための実際的な行動 

      ●钓鱼岛登岛计划申请
         釣魚島上陸計画志願者(応募者) 
      ●打破中日友好的神话 02-25 
           日中友好神話を打破   

      ●收缩的帝国:明清时期丧土失地的战... 12-02 
         帝国の収縮:明清時代の戦争で領土喪失 
      ●日本30余年"步步为营"... 03-18   
        日本は“一歩一歩”...30年以上  
      ●难忘63年前抗战胜利那一天:1945年... 08-16 
         63年前、記念すべき日、戦争の勝利:1945年8月16日

      ●资料:钓鱼岛是中国的固有领土... 03-18 
         資料:釣魚島は中国の固有の領土 

      ●日本侵华,谋划三百多年... 12-03   
             日本の侵略、300年間の計画   

      ●浅析中国在中日东海争议上的重大... 06-26 
         重要 中日の東シナ海の紛争における中国の分析 
      ●南京-回望:跨越70年的记忆与讲述... 12-13
           南京を振り返って、70年の思い出を超えて との話し

      ●热门博客文章•新书《不可避免的中日之战》介绍... 10-16
            人気ブログ・新着「日中(日清?)戦争不可避」 

   ●受害中国劳工在日本驻华使馆前抗... 05-31 
      日本大使館前に犠牲となった労働者の杭  
       ・・・・・・・日本のマスコミは報道しなかった。

   ●烈士们永垂不朽!(转帖)... 06-04  
      殉教者は不滅!  

   ●掠夺中国国宝最多的国家(组图)... 05-26 
      中国の国宝を最も多く略奪した国(写真) 


日中の対決、日本屈服のカウントダウンは始まっている
 最近、日中両国は尖閣諸島の領有を巡って、先手を打つように新しい策を次々に打ち出している。両国は尖閣諸島海域における巡視船の増加し尖閣諸島周辺の無名の島に命名した。野田首相は昨年秋の自衛隊観閲式や3月18日の防衛大学校における訓示で北朝鮮及び中国の動向の不透明さにふれ両国を“脅威”との認識を示した。他方、中国側の保釣活動は従来、台湾、香港の団体が主体となって行っていたが、最近は“民間”から中国政府主体へと変化しつつある。両国の対応が、徐々にエスカレートしつつあり、行き着く先は日中の武力対決である。
 しかも中国側は日中の国力逆転の趨勢を背景に「水に落ちた犬(日本)は叩く」絶好の機会とばかりに挑発行動を活発化させている。尖閣諸島周辺で日中の武力衝突がいつ起こっても不思議でない状況になりつつある。 

 当面、中国の作戦は「尖閣諸島に領有権問題は存在しない」との姿勢で話し合いに応じない日本を話し合いのテーブルにつかせるため、双方の巡視船による武力衝突を生起させ・・・・そのため中国は意図的に挑発行動をとる可能性がある・・・・・内外に領土問題があることを宣伝し、日本を話し合いのテーブルに付けさせることが狙いと予想される。
 この際、日本が話し合いのテーブルに着くことを拒み続ければ、状況次第では尖閣諸島へ兵員を上陸させ占領するという事態も起こりうる。
 日本には尖閣諸島を独力で防衛する能力は無く、その覚悟も無い。アフガニスタンやイラクから“敗走”に近い形で撤退する厭戦ムードに覆われたアメリカが、日本のために人員の犠牲を伴う戦闘に部隊を派遣するか大きな疑問である。
 仮に日米安保同盟が“空洞化”していれば、日本屈服のカウントダウンの始まりといえる。 


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