最近は帰宅時間が早い。
本来は今週月曜日から今年度最後の峠をむかえる予定だったが、
「本店の都合」で金曜日以降に延期。
まぁ、本店も社長はじめとする経営陣が変わったから
色んなところでとばっちりが来ているのはわかるんだが、
延期になったからといって、仕事のケツは変わらんからオレらはひたすら時間との戦い。
ってことで、
ちょっと拍子抜け感を感じながら、「最近本を読んでない」と思ったので、
今日の帰りに本屋へフラッと寄ってみた。

↑松本清張読むなんてオレらしくないんじゃね?って思われた方もいるはず。
自分でもそう思うが、ところがどっこい、
「点と線」は鉄道ミステリー小説の先駆けと言っても良い作品。
西村京太郎作品も大好きなのだが、
スピード化、合理化社会のあおりなのか、時刻表上のトリックを使った作品が最近なかなか無い。

↑
佐世保行きと長崎行きに分割されたにもかかわらず、
佐世保行き長崎行き共に佐賀駅に時間差で停車する「時刻表トリック」を使った「寝台特急あかつき殺人事件」。
本来の牽引機をワザと故障させ、牽引力の弱い旧型電機に引っ張らせて、
「セノハチ越え」に補助機関車を後部に連結させることで犯人の逃げ道を作る
「なかなかマニアックなトリック」を使った「特急さくら殺人事件」
これ以外にも、北陸本線「鳩原ループ線」の構造を使った「雷鳥9号殺人事件」とか
テツに
「あぁ~なるほどね!」と思わせる作品が最近ホントに少ない。
そこで、何かの本だか新聞だかで読んだ松本清張の記事。
「鉄道ミステリーの先駆け的存在は点と線」とか書いてあった。
ということで、ガラにもなく、自分らしくなく、とパッと見思われるような
松本清張作品を買ってみたというワケ。
まだまだ読み始めたばかりだけど、早くもこれからの展開が楽しみになってくる書きぶり。
何だか一気に読みきりたくなってきた!
え!?
カテゴリーが「本」なのに、結局「テツ」じゃねぇかよって??
まぁ、細かいことは気にしない気にしない…爆