北斗星、カシオペアのゴールデンウイーク期間中運休が決まり、
あまり気が向かなくなった今年のゴールデンウイーク旅行。
ところがところが、
直前になってトワイライトエクスプレスのA寝台個室ロイヤルがゲットでき、
テンション超上がりまくりで行ってきた今回の旅行。
いつものように、写真てんこ盛りの胸焼け必須で旅行のご報告。

↑大阪駅名物、トワイライトエクスプレス入線時のクルーご挨拶

↑発車40分前に入線するため、ゆっくりと余裕をもって色々と撮影

↑室内はどの車両も木目調で統一、床に敷いてある絨毯も厚みがあって、重厚感、高級感がある。

↑今回ゲットできたロイヤルの室内。
写真には写っていないが(目一杯広角にしても入りきらなかった)、
部屋に入ってすぐにシャワー&トイレがあり、姿見、ビデオが観れる液晶テレビ、
奥には十分な広さと長さのソファーベッド、
そして、大きな窓から景色が眺められるよう、窓に向いて椅子がセットされている。

↑発車前にウエルカムドリンクのサービス。
赤ワイン、白ワイン、ウイスキー水割りの3種類から選べることができ、
まだまっ昼間ということもあって、あっさりした白ワインをオーダー。
11時50分定刻に、衝撃なくスムーズに大阪駅を出発。
トワイ恒例の「いい日旅立ち」が流れる中、淀川を渡って新大阪に停車。
その後東海道線を飛ばし、京都から湖西線に入った。
右手に琵琶湖が見え始めた13時頃から下りトワイ限定のランチタイム。

↑定番のハンバーグステーキ。
人気のオムライスにしようか迷ったが、肉にがっつきたかったのでハンバーグをチョイス。
隣りの席に座ってたお兄さんは、ハンバーグとオムライスの両方頼んでたな…。
ちなみに食堂車「ダイナー・プレヤデス」の車内は↓こんな感じ。

オレが旅行行くと天気が悪いのは毎度のことで、この日も窓の外は雨。
日本海に沈む夕陽を見るのがこの列車のコンセプトなのに全くもってして太陽を見ることが出来ず、
北陸本線でもっとも海の近くを走る親不知付近でもこんな天気。
北海道上陸後の天気に期待したが、、、。
22時間近く列車に乗ることになるので、本を何冊か持参。
もちろん西村京太郎の「トワイライト殺人事件」を個室内で読む。
ワインを昼間っから飲んだことでいい気分になり、時々横になって昼寝したり、
車内のほかの車両を観察しに行ったりと、時間に追われることなく、
自分のしたいことをのんびり、ゆっくりと過ごす。
贅沢な、そして最高に(?)無駄な時間のすごし方!!
これぞ寝台特急に乗って旅行する醍醐味!!!!!!
日が暮れて窓の外が真っ暗になって備え付けのシャワーでカラダを暖める。
と、やっぱりビールが飲みたくなるので食堂車で購入し、おつまみボリボリ。
食っちゃ寝を繰り返して、これまた非日常的感覚で最高!
21時過ぎに出発時にオーダーしておいた夕食が届く。

↑ニューイングランドクラムチャウダーとワインのセット。
見た目以上にボリュームがあって、なおかつワイン2本を飲み干し、
ロイヤル室内で美味しい食事とワインを味わい、超至福なひと時。
さすがに昼から飲み続けていたので、23時過ぎには布団に入った。
ちなみにベッドはというと

↑ソファーが電動でベッドになり、しかもセミダブルの広さ。ゆったりと寝ることができた。
トワイの青函トンネル通過時刻は夜中の3時台で、
さすがにその時間をサロンカーで過ごそうとは思わず、北海道上陸後に起きようと目覚ましをセット。
しかし、青函トンネル独特の「キーン」と甲高い轟音で目が覚める。
最深部通過したところで、再び布団の中へ・・・。
北海道の天気に期待していたものの、こちらも雨。

↑八雲付近で虹が見えたので、この後の天気が回復することを期待したが、太陽が出てくることはなく、

↑サロンカー「サロン・デュ・ノール」もガランとしたまま。
結局、最後まで綺麗な景色を見れることが出来ず、挙句の果てに札幌は大雨・・・。しかも、気温は8℃。
せっかくトワイのロイヤル乗ることが出来たのに、消化不良感を感じたままトワイから降りた。
(あまりにも消化不良感が強かったので、札幌着時の写真は撮らずじまい)
とまぁ、締まらない乗車編となったが、この後の北海道、ずーーーっと雨だったので、
撮り鉄編も締りのない、記録程度の写真となっております。
ただ、やっぱりトワイライトエクスプレスのロイヤルに乗れた事自体は大満足!
高級感ある車内、車内クルーの好感が持てるもてなし、部屋の広さ、などなど
また乗りたい!!と思わせる魅力たっぷりのトワイライトエクスプレスだった。
(トワイ乗ってしまうと、北斗星がチープに見えてしまうのは否めません)