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TRK_Private

2012年、東京から秋田=夫の出身地に移住した主婦の日記。

DVD 『ペネロピ』

2010-05-22 11:11:38 | 観る聴く
ペネロピ [DVD]

ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント

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いい映画でした~!
こういうお話は大好きです。
主人公の女の子「ペネロピ」は、5代前の祖先の悪さのせいで魔女の呪いにかかってしまい、鼻が「ブタ」なのです。その呪いを解くためには、本当に自分を愛してくれる人が必要。さて王子様は現れるのか?という話なのですが。

単純に王子様を探す話じゃない、寓話的なストーリーも面白かったし、だけど説教くさくなくて、ハッピーエンドなのが嬉しいのです。登場人物がどの人も魅力的で心温まる映画でした。

あと、ペネロピの部屋の雰囲気が本当に素敵で、「今すぐうちの娘にもこういう部屋をつくって美意識を養わなければ!」みたいな使命感に燃えてしまうほど・・・ああ、土地家屋がほしいっ(←何をわめいているのか)
部屋だけでなく、全体を通して外も室内も美しい景色だらけの映画でした^^


この映画を見たきっかけは、おすぎさんが「私はとても好きな映画です」と紹介していたのと →おすぎのシネマ言いたい放題「ペネロピ」
この映画の製作にリース・ウイザースプーンが関わっていたことです。=彼女の「キューティ・ブロンド」1&2が大好きなもので^^


女の子にも、女の子のママにも、オススメでございます♪



--追記

男性向けではなさそうだったので、夫には薦めなかったのですが、後から一人で見たらしく
「けっこう面白かったなあ~」
と喜んでいました。あら意外。というわけで、パパ達にもオススメします。

映画館で見たかったなあ!


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DVD 『スルース』

2010-05-16 17:55:05 | 観る聴く
スルース 【探偵】 [DVD]

Happinet(SB)(D)

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私、映画やドラマをあまり見慣れないもので、登場人物が多いと混乱することがわかりました。なので、キャストの少ない映画を選んで見てみました。←どういう基準で選んでるですか。
2007年の映画『スルース』、基本的に1対1の(=間違えようがないので安心の)会話劇です。

非常に面白い映画でした!
室内のシーンがほとんどなのですが、インテリアがめっちゃかっこいい、ライティングもキレイ、ときどき入ってくる防犯カメラの映像が何だか不気味・・・
オリジナルは舞台劇で、それが72年に映画化されて、これが更にリメイクされたものだそうです。脚本が面白いと紹介されていましたが、本当に、話の展開にいちいち驚いてしまいました。あー、面白かった~!


もとは舞台劇だと知ると、なるほどなーと思います。後半、2人が画面の右側と左側に離れて立ち、向かい合って話をしているところ。画面手前のほうで電話が鳴ると、二人が揃って電話のほうへ顔を向けます。電話がピリリ、ピリリ・・・と鳴り続けても、二人はその場でじっと電話を見るだけ。そういうところが、本当に舞台を見ているっぽいなーと思ってわくわくしました


ラストシーンなどは、あれは「階段落ち」を踏まえていると思います;様式美
できれば、その後にゆっくり作り物の雪(=キラキラ光る素材でね!)を降らせてくれると「それ」っぽいでしょう! 最後はキャストが立ち上がり、手を取り合って丁寧なお辞儀、更にスタッフも加わって、華やかなカーテンコールとか!


 *

映画とは話がずれます。

本物の舞台で見たいなーと思ってしまいました。
そうしたら、劇団四季で公演されたことがあったようです。そっかー、見たかったなー。


個人的な希望としてはやっぱり!(元)宝塚の役者さんがやるのを見てみたーい!



 轟悠さん VS 匠ひびきさん

とか。

 稔幸さん VS 霧矢大夢さん

とか。

マギーは名前しか出てきませんが、壇れいさんや花總まりさんを思い浮かべつつ観劇してみたいと思います。

なんちゃって・・・

ちょっと想像するだけのつもりが、すごく見てみたくなってしまいました。
パルコ劇場プロデュースとかでやってくんないかなあ。(無理)



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『オーケストラ!』のサントラ盤を聴いています

2010-05-14 14:05:37 | 観る聴く
映画『オーケストラ!』を観てきまして、→感想を書いた記事

パンフだけでは満足できず、サントラ盤も注文してしまいました。
ところどころセリフのやり取りも入って、楽しい~

この映画、音楽やストーリーはもちろん、どのシーンもセリフのやりとりが面白くて(笑ったり感動しちゃったり)、今更ながらですが、フランス語がわかったら楽しいのに~っと思いました。

そして。
終盤のチャイコフスキーのコンチェルトのところは、何度でも感情が揺さぶられてしてしまうのでした。

店のBGMは、しばらくこれでございます


オーケストラ!
サントラ
SMJ

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映画 『オーケストラ!』 の感想をあらためて

2010-05-12 12:03:38 | 観る聴く
数日前に見に行って来た『オーケストラ!』↓
公式サイト(=ご注意;音が出ます)

公式HPの「著名人コメント」のところに、指揮者の西本智実さん(・・・かっこいいですよねー、私はもちろん?写真集もってますわー)の

「真実に限りなく近いフィクション!
 その時代を体験した私にはどの場面も知っているように感じた。」

というコメントがあるのですが、観た後で、その「真実に限りなく近い」ということの怖さがじわーっと襲ってきたりして・・・


未だに余韻に浸っております。ちょっと迷いましたが、帰宅してからサントラ盤も注文してしまいました。


 *


主人公の指揮者=ブレジネフに反抗した男=「アンドレイ」も、主人公を励ます「サーシャ」も、本当にいい役なのですが、個人的にツボだったのが、元ボリショイ劇場の支配人「イワン」でした。

 パリに電話をして交渉する時の声が。
 パリに行ってから何をするかと思えば。
 そして、最後の最後は。

コメディだな~、本当に楽しいコメディですよ~!


言論や芸術を弾圧したというソビエトの歴史があって、それは史実なんだとわかるので重苦しい気分になるのですが、しかし、映画はそれを背景にしつつ「喜劇」として徹底しているのです。スゴイ。


見ていて、ずっとハラハラしっぱなしです。笑いとハラハラが細かく交互に。
こんなんでパリに行けるの?
こんなんで演奏ができるの?
どうするの、どうなるの~・・・

で、最後は「まさか!」というような演奏シーンになりまして、キャッチコピーでは「奇跡の物語」とありましたが、むしろ「魔法」に近い感じです。ありえねーよ!って思うのですが、美しいバイオリニストの美しい音色が、すばらしい魔法をかけちゃうんです


途中までハラハラしっぱなしだったので、最後の「魔法的な」演奏シーンと、それに悲しい思い出が挿入されるところでは、ついに感情決壊、ドバーッと涙が出てしまいましたワ。こういうのはズルイー

悲しいのと可笑しいのとで、感情ぐちゃぐちゃになりました。が、最後の最後、このオーケストラは日本にもやってくるっていう設定がちらっと映って、また爆笑・・・何なの、この映画~!という感じでした。


そういえば、パンフレットで残念だったのが、主要なキャラクター以外のキャストについては書かれていなかったことでした。他の演奏者の人たちのことも、いろいろ知りたかったなあ・・・出てくる人出てくる人、みーんな面白いキャラでした。




 *

この映画を教訓的に引用するのは、違うかもしれませんが・・・


「理由があれば、政治が市民の自由を束縛してもよい」
「理由があれば、政治が言論や芸術を弾圧するのも仕方がない」

っていうのは、どう考えても間違いだと思いますだ。
その「理由」が絶対的に正しいなんてことはないと思いますだ。

理由が何であろうと、市民の表現活動を規制してもいいのだと考えるのは、誤った歴史を繰り返すことになると思いますだよ。


っていうか、そもそも、人が人を「支配する」ということは本当に怖いことなんだと思いましたよ。


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息子と渋谷でレイトショー 

2010-05-10 15:57:13 | 観る聴く
3月に札幌へ行った時、長男と娘と3人で映画『シャーロック・ホームズ』を見まして、派手なアクションが面白かったのでありますが。

しかしワタクシ、実はこれまで「ホームズ」の本を読んだこともなければ、従来の映像化作品もまったく見たことがありませんで、この映画にしても予備知識をほとんど持ち合わせていなかったのであります。役者さんの名前も顔も初めて知ったという状態で・・・なので、後でパンフレットを読んで「あれれ?」と思ったりしたところも多かったのでした。・・・そんなんで、よく「面白かった」なんて言えたもんですなー


そうしたら、「ホームズ」が渋谷でレイトショーにかかっているのを知りまして、今度は次男と一緒に見に行きました。上記のような状態だったので、もう一回確認してみたかったのもありますし・・・レイトショーなら安いし、渋谷シネパレスのレイトショーは23時より前(ぎりぎり22:45)に終わるので高校生もOKなのです。

今回は事前に予習もしたし。メアリーとアイリーンは、変装でも何でもなくて別人だぞ。頭がぼさぼさの人がホームズで、ヒゲの人がワトソン医師だぞ。(←私がいかに頭の悪いおばさんか、よくわかりますねー)


で。。。
私としては、3人の子のうち2人だけ連れてって、1人だけ連れてってやらないのは可哀想だという気持ちがあって、それで次男を誘ったのですが、その次男の感想ときたら・・・。

・渋谷は人が多すぎで歩きにくい。
・渋谷は変な音楽がかかっててうるさい。
・映画1本分のお金で、古本10冊買ってくれたほうが嬉しい。
・ホームズ、登場人物が多すぎで内容詰め込みすぎだよ。
・アクションばっかで推理はおまけじゃん。
・アクションものって、やっぱ好きじゃないな。







アクションものが好きで悪かったナー



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映画 『オーケストラ!』

2010-05-08 13:28:34 | 観る聴く
映画「オーケストラ!」を見てきました。良かった・・・とも、面白かった・・・とも、簡単には言いにくいのですが、見てよかった・・・見た日の夜はよく眠れなかったくらいです。

これ、やっている映画館がもう少なくなっているので、気になっている方は早めに見たほうがいいです!!

・・・

と、さっき書いてしまったのですが、これから公開の地区も多いみたいです。失礼。
しかし、公開の劇場が少なすぎるんじゃないかしら?!




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DVD 『幸せの1ページ』

2010-05-06 04:44:04 | 観る聴く
幸せの1ページ [DVD]

角川エンタテインメント

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ジョディ・フォスターの出ている映画は外れが無いと聞くのですが、これは公開当時にあまり評判が高くなかったので、劇場には見に行きませんでした。

が。
子どもと一緒にDVDで見たら予想外に面白くって、やっぱり大画面で見たかったーと後悔するほどでした。とにかく映像が楽しくて、特に、ニムがアレックスを助けにくる海のシーンの美しいこと!

原作は児童書(=『秘密の島のニム』)だそうですが、子どもが本を読むときの楽しい気分がそのまま映画化されている感じです。うちの娘ももちろん目が釘付けになり、時に大笑いしながら、繰り返し見ていました。

何より、
イグアナが可愛くてカッコイイ
アシカが可愛くてカッコイイ
ペリカン(?)が可愛くてカッコイイ

「動物たちが味方してくれる」っていうのは児童書の定番シーンって感じですが、これって、大の大人にとっても「甘美な夢」じゃないかと。もー、そういうシーンにいちいち感動なのですわー!


そしてジョディ・フォスター。海外の役者さんをほとんど知らない私でも、さすがに知っています;大好きです。(昔、彼女がCMやってたホンダのシビック、乗ってました^^;;)
そのジョディ・フォスターが、ぎゃーすかぎゃーすか騒ぎながら、ニムの島まで遠路はるばる旅をしてくるんです。その冒険ぶりも素敵ー♪ 最初はジャケットやコートを着込んでいるのですが、例によって(?)、いつのまにかキャミソールになってカッコイイ腕っ節を見せてくれます。ふふふー

最初と最後に挿入される、切り絵風童画のアニメーションも本当に素敵っす^^

そうそう、映像がわかりやすくてセリフがシンプルなので、「英語のリスニングにいいんじゃない?」と思いました。中高生のお子様にも、ぜひにとお薦めする次第です。



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『ガタカ』の感想つづき

2010-05-03 21:31:34 | 観る聴く
前記事の続きです。→DVD『ガタカ』を見たっていう話


ネタバレですよー



















どうしてもラストの意味がわからず納得できないので、「ガタカ ラスト」でググってみたら、ラストの意味はふたつの意見があって、
1.エリートの挫折
2.ビンセントの邪魔にならないように、自分の存在を消した

と思う人が多いようでした。


が、エリートの挫折っていうほどの苦悩は映画の中では表現されているとは思えないのです。水泳で金メダルを取れなかったってこと・・・だけ? IQが高いっていうなら頭脳労働で生きていく道はいくらでもありそうなのに。無理やりにユージーンが「孤独」に設定されているのですが、何でここまで孤独にされているのやら。車椅子生活だから・・・っていうだけでは、安直すぎるー

ビンセントの邪魔にならないように・・・っていう考え方も疑問で、ビンセントが帰還したときのことを考えたら、やっぱり生きて傍にいるほうがいいのでは、としか思えませんだよ。

ラストが無理やりな感じなので、途中のシーンにも疑問が出てきてしまいました。
ユージーンが苦悩しているのだとしたら、ビンセントがあまりにも愚鈍すぎです。さんざん協力してもらっているくせに、自分が不在の間のユージーンの生活については全く配慮が無いんだもん。

で、「不適正者だって頑張ればできるんだー」みたいな啓蒙的なメッセージを込めている(?)部分があるわりには、車椅子生活のユージーンはさしたる理由が示されることなく「孤独」なままで、最後に「自殺」という道を選ばせてしまうっていうのが、


不自然すぎるし、不健康だし、つまんないでしょっ!!


と腹が立ってきてしまいました。


こんなのを「切なく美しいラスト」って言われても~・・・、やっぱり安直に思えてなりません。
この主要キャストは中坊か


ホント、最後の最後以外は面白いのにーーー
もったいなーいーーー


理想としては。
ユージーンが本当に旅に出るっていう物語が見たかったなあ。
パート2はロードムービー。


あと、家にエレベーターをつけたら便利になると思いました。
クマリフトとか。



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DVD 『ガタカ』 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

2010-05-03 21:13:06 | 観る聴く
ガタカ [DVD]

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
 出演 イーサン・ホーク、ユマ・サーマン、ジュード・ロウ

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公開は97年という映画ですが、予想外に面白くて一気に見てしまいました。SF的な設定ですが、それは設定だけで、静かで美しい映像を背景にした人間ドラマ?って感じです。

遺伝子情報によって人々が「適正」か「不適正」かが管理される社会が舞台。他人に成りすまして生きようとする男性が主人公です。主人公の正体を見破りそうになる上司が殺されて、その捜査のために警察が主人公の周囲を取り巻き・・・っていう話で、続きが気になる面白さなのですわ。




以下、ネタバレですが。
このDVDを見てもらって、その上で同調してくれる人がいたらうれしいと思いつつ。。。












話は本当に面白くって、
・周囲の景色が見えないまま車道を渡るところとか、
・ユージーンが「自分」を演じるところとか(=室内の階段が、本当にいい)、
・刑事が実は・・・!ってところなんかは、

「おおっ!」と思ったりしたのですが、

が!


最後の最後で「はあー?!」

って感じになってしまい、大ガッカリでした!!


途中のシーンなどから、ユージーンがいろいろ思いつめているっぽい感じも受けたのですが、しかし、「まさか死んじゃうとかってーのは・・・そんな安易なラストは無いよねー?」と思っていたら、なんと、ホントに自殺しちゃうのでした。

なんだそりゃ。。。


映画の作品紹介などのサイトを見ると「衝撃のラスト」などと書いてあるのですが、いや、この衝撃は、例えて言うなら

「いい気分で映画を見ていたのに、子供がいきなり後ろからわーっと肩を叩いてきたのでビックリした」みたいな「驚き」でした。

映画の内容と無関係にびっくらこいたの何のって。脈絡がわからんのですよ。

わからないので翌日にもう一回見たのですが、やっぱり意味がわからず。ロケットの炎と焼却炉の炎を重ねて、映像的には面白いでしょー?って押し付けがましく見えちゃったけど。。。
意味深に見せかけてるわりに、深読みするほどの意味が感じられなーい


でもでも、最後の最後以外は面白い映画なのです。
ああ、もったいない!

(次の記事につづく)


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