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2012年、東京から秋田=夫の出身地に移住した主婦の日記。

書籍『いじめの直し方』をおすすめしたい理由

2010-11-30 16:48:13 | 子・学校
いじめ研究で著名な内藤朝雄先生(内藤朝雄先生のHP) が、子ども向けに書かれた本『いじめの直し方』(イラストは荻上チキさんです;イラストも非常に素敵です♪)について、もうちょっと書きます。

(前回の記事 → 11/28の記事


内藤先生の他の著作でも書かれていることですが、いじめの問題は

「学校の仕組みを変えないと解決しない」

だそうです。個人個人の問題もさることながら、現在の「学校」というのは「いじめが起きやすい環境」なので、その「仕組み」を考え直すべきだと主張されているのが特長だと思います。

この本の冒頭には、タイトルの「直し方」という言葉に触れて、このように書かれています

-----------------
「治す」という漢字は、人間に問題があるときに使う。
「直す」という漢字は、仕組みに問題があるときに使う。(P2)


いじめが起きる環境を変えることと、いじめが起きる環境から脱出することが重要になる。君はそのままでも幸せになる権利を持っている。 (P4)
-----------------


例えて言うならば。私は某企業のシステム部門で働いていたことがありまして、その経験で考えるならば、
「詳細なマニュアルを作るより、ユーザーが間違えにくいシステムを作るべき」
ということがあります。ユーザーの一人ひとりに、「このボタンを押すと不具合が置きますから、絶対に押さないでください」とマニュアルに書いたり、ユーザーにしつこく注意を促したりするより、ユーザーが間違ってそのボタンを押したりしないとか、押しても不具合が起きないようなシステムを作るほうが、ずっとまともな

「正しい仕事」

です。

同様に、学校内でいじめが頻発するならば、子ども達ひとりひとりに「いじめをしてはいけない」だの「いじめに負けてはいけない」だのと説諭するだけでなく、

いじめの起きにくい環境をつくるとか、いじめ被害者がいじめ事件からすぐに避難できる環境をつくるとか、そういうことが

「大人たちの正しい仕事」

ではないかと思うのです。

 *


我が家も、娘が学童クラブでいじめに遭った経験があって、本当に頭にくる日々だったのですが、幸いに、クラブをやめることでいじめから逃れることができました。しかし、もし地元の小中学校でいじめに遭ったとしたら、「やめればいい」という話でもありません。しっかりと対処するための知恵が必要となります。

去年、娘がいじめに遭っているとき、知り合いに相談したりブログに書いたりしていたところ、非常に多くの「うちの子もいじめられた経験がある」という話を聞きました。ご年配の方から若い現役ママまで、いろんな年代の方が、いじめで苦労した話、どのように対処したかの話をしてくださいました。

昔も今も、いじめは常に発生しているわけで、そうなると、個人個人を説諭して済む問題では無いのだと思うのです。根本的に解決するならば、今の「学校」や「教育」の仕組み、制度を考え直すべきです。

いじめに悩んでいるお子さんやそのお父さんやお母さん、また、保護者間でのいじめなどに悩む方々、そして先生方に、この本の存在を知っていただきたいと願っています。

もちろん、今のような「固定された学級制度」に問題があるとしても、いじめ被害者の親が訴えたところで、すぐに改善されるわけではありません。しかし、

「このような環境ではいじめが起きるのは必然なのだ」

と認識していれば、変に「自分が悪いのではないか」だの「うちの子に問題があるのではないか」だのと悩む必要は全く無くなります。それより、ずっと前向きな解決方法を考える方向へ思考が向くと思うのです。



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↓しばらく、毎記事で紹介いたします
この本を最初に紹介した記事

いじめの直し方
内藤 朝雄,荻上 チキ
朝日新聞出版

このアイテムの詳細を見る

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いじめに遭っても、自殺だけはダメ(絶叫)

2010-11-23 16:17:00 | 子・学校
いじめを苦に自殺、なんていうニュースを聞いて、何とか考えをまとめて、何か書きたいと思っていたのですが、ちゃんとまとめる余裕が無いので、とりあえず、思うことを書きます。


いじめで悩んでいる子へ。

とにかく、自殺だけはダメ、後で後悔しても生き返ることはできないのです。それから、今のこの社会では、誰かが「死んで訴えても」、大して状況が変りません。そんな中で自殺をしても、どんなに遺書で訴えても、意味がほとんどありません!

いじめを受けて、自分に自信が全く無くなってしまう、そういうことは想像できますが、自殺をしてはいけません。

いじめの問題はずっと昔からあって、なかなか無くなりません、解決しません。

それは、なぜかと言えば、学校や教育制度に「構造上の欠陥」があるからです。
断定します、いじめの発生するところ、いじめの問題が解決できないところ、それは、その環境に「構造上の欠陥」があるからです。


個人個人の問題で片付く話ではありません。
いじめを受けている自分が、あれこれ悩む必要はありません。ましてや、自殺などする必要は全くありません。

いじめがなかなか解決しないのは、解決すべき大人が無能で、真面目に働いていないからです。イライラするでしょうが、短気を起こして自殺などしてはいけません。


 *


大人の人へ。
ときどき、意地悪な意見で
「いじめは昔から、よくある話だ。普通の子は負けずに頑張っている」
などというものがあります。

でも、いじめに苦しんでいる子を前にした大人は、そういうことを言うべきではないはずです。

本当の大人ならば、ちゃんと賢い大人ならば、そんな精神論を言うより

「トラブルが多く発生するなら、その原因を探ろう。問題点が見つかったら、改善しよう。なかなか無くならないなら、全体の構造自体を見直そう」

と、具体的に考えるものです。



(続きは、また・・・)




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娘の門限破り事件

2010-11-05 16:29:12 | 子・学校
11月3日の娘の門限破りの話です。

その日は祝日でしたが私は仕事で店に出ておりました。この時季、夕方の5時半ともなれば外は真っ暗で、そこへ夫から電話。

 「P子がまだ帰って来ない」

その日、午前中は一緒にいたそうなのですが、昼過ぎに「友だちと遊ぶ」と言って出かけたまま帰って来ないと言うのです。ただ、その友達が「誰」なのかはわからないとのこと。私は慌てて店を閉め(・・店内はぐちゃぐちゃのままです)、車ですぐに家に戻りました。ちょうど6時に家に着いたのですが、その時点でもまだ帰宅せず。

夫は学校の連絡網を見ながら、娘がときどき口にする友人宅に電話をしていました。しかし見つからないとのこと。
私も別のお宅へ電話をします。

そして、数軒かけたところ、Kさん宅のお母さんが

「5時過ぎに、うちの子とTさんと一緒に、遠足のおやつを買いにxx(=近所のスーパー)に行ったんです。うちもまだ帰って来ないので・・・」

と言うではありませんか。


5時過ぎ?
既に暗くなっている時間に、子どもだけでスーパーに行かせる?
どういうこと?
それに、それからもう1時間も経ってる!


その場で怒っているヒマはありません。私はまたすぐに車に乗り、そのスーパーへ行ってみました。その店は、Kさんの家からは子どもの足でも5分ほどのようですが、うちからは少し遠い場所です。


結局、私とは行き違いになり、私が店舗の中を探している間に娘は家に戻ったようで、夫から「帰って来た」と連絡が入りました。一安心・・・。


娘には猛烈な雷を落としました。何時だと思ってるのーー!!
親との約束も破りまくりです。

 一つ、誰とどこで遊ぶのか、具体的に伝えずに家を出たこと。

 一つ、暗くなる前に帰宅しなかったこと(=区役所が流す「夕焼け小焼け」は4時半で、普通の子どもたちは、それを聞いたら帰宅することになっています)

 一つ、子どもだけでスーパーやコンビニに行ったこと(=気にしない家庭もあるようですが、うちでは禁止しています。店は子どもの遊び場ではありません、迷惑以外の何者でもありませんから)

今までは真面目に守っていましたが、休日だし、友だちが一緒だとつい浮かれてしまったようです。



更に私は、Kさんのお母さんに対しても怒り心頭です。
娘を含む3人の小学生は、天気がいいので公園で遊んでいたそうですが、5時過ぎにKさん宅へ寄り、Kさんがお母さんに「遠足のおやつを買いに行く」と言ってお金をもらい、スーパーへ行くことをつげたのだそうです。

うちは既に遠足のおやつは用意済みで、買い物の必要はありませんでした。娘ともう一人のTさんは、ただ単に、Kさんの買い物に付き合ったのだそうです。意味わかんない!


もう一度言いますが、それは既に暗くなった5時過ぎです。
そのスーパーは、Kさん宅からは歩いて5分ほどですが、うちからだと20分ほどかかります。途中には薄暗い道もあります。結局、その買い物が終わった後、うちの娘は暗い中を一人で歩いて帰ってきました。

Kさん母、非常識にもほどがある!!

もちろん、うちの娘も「躾がなってないバカ娘」でしょう。
しかし、それを後押しするKさんのお母さんだって、かなり非常識なバカ母です。
(・・・と、書きながらまた猛烈に怒りがわいてきております・怒)


よく、子ども向けの本やマンガなどで、子どもの気持ちがわからない母親が
「あんな子と遊んじゃいけません!」
と言うようなシーンがあります。あれ、「よくない親」の典型みたいに描かれていますが。

が。

私は言いますよ。
あんな家の子と遊んじゃいけません!!

一応、相手の家には、あらためて「無事に戻りました」と電話を入れ、ついでに(?)

「うちの娘がご迷惑をおかけしました。(と、形だけは謝りつつ)、けれど、今後は暗くなったら帰るように言っていただけると助かります。それに、子どもだけでスーパーやコンビニに行かせるのはどうかと思いますので、うちは禁止しているのですけど?」

と、思いっきりイヤミったらしく釘を刺しておきました。
まったく冗談じゃありませんわ


世の中の若いお母様は、これをケーススタディとして、うちみたいな「怖いママ友」に怒られないようお気をつけください。


ちなみに、娘は。
その日は夜寝るまで、何度も私に怒られ続けました。(5分くらい怒って30分のインターバルを置き、また怒りがわいてきて5分間怒ってまた30分おき・・・が繰り返されたのでした)



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自転車が無~い!!

2010-10-18 13:06:59 | 子・学校
先日から車の調子が悪いので、
「車の調子が悪くてどよ~ん」

「しばらく自転車生活だわ!」

と決意をしまして、自転車用のレインコートも玄関脇に用意しておいたのですが。


今朝、家を出ようとしたら自転車が無いのであります。
あら?
昨夜はあったよね?


夫も息子も、いつもは自転車を使わないのですが(駅まで歩きなので)、


・・・もしかしたら、遅刻しそうになったかで?乗っていってしまったのかな?



二人にメールを出してみました。


昼近くになって、ようやく二人と連絡がついたのですが、二人とも「知らない」とのこと。
マヂですか(ToT)


おまけに。
次男から「鍵をかけないからだよ」という追加のメール。


えっ、私、鍵をかけていなかった?!
そういえば金曜日に乗って、その日は慌てていたので、かけ忘れたかも・・・
土日は乗ってないから、気付かなかった・・・



次男から更に追加のメール=「ずっと、さしっぱ(なし)だったよ」





えええ・・・!



知ってたのなら、一言、教えてくれればよかったのにーーー
冷たくないですか、うちの息子って・・・何で放置なのよ?!



今日、仕事が終わったら盗難届けを出しに行ってきます
6月に買ったばかりの自転車なのに、、、ううう


うちの他の自転車は、カゴ無しのMTBと古いスポーツ車だけなので、普段使いの買い物なんかには不便なのです。大きいリュックを背負って、MTBで買い物に行くかなあ。。
はぁ~泣けてきます。



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教材費

2010-10-13 22:35:44 | 子・学校
部屋をせっせと片付けて、不用品をハードオフに持ち込みました。目標は千円超でしたが、結果は予想以上で、なんと2900円也。やたー♪

が。
帰宅した途端に娘が出してきた集金袋・・・
教材費が2800円でしたー(T_T)                                               


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学校給食への素朴な疑問(3)

2010-10-11 18:05:28 | 子・学校
「(2)へのコメント」の続きです。
学校給食への素朴な疑問(2)へのコメント

また、思いつくままにだらだらーと書きます。

 * *

我が家は、学校給食の恩恵に預かっているほうなのですが、それでも、ニュースなどを見聞きして疑問に思うことはあります。例えば、

(1)2007年に起きた「輸入品の冷凍餃子に農薬が混入していた」という事件の際に、全国の学校給食を調査したら、同メーカーの冷凍食品を使用しているところが600校以上(一部幼稚園も含む)もあった。

(2)給食費未納の家庭が増えているため、材料費が厳しくなって給食の質や量を維持するのに大変だ。

という話などです。


こういう話を聞くまで、私は給食制度に疑問を持ったことは全く無かったのですが、だんだんと「はて?」という気持ちが芽生えてきてしまいました。学校給食って、もうちょっと「きちんと」したものだと思っていたのですが、そーでもなかったのね?みたいな。


「学校給食法」という法律があって、あらためて確認してみたのですが。
総務省の法令検索サイト

学校給食法

学校給食の目的のところには

「児童及び生徒の心身の健全な発達に資するもの」
「食に関する正しい理解と適切な判断力を養う上で重要な役割を果たすもの」
「学校における食育の推進を図ることを目的とする」


等々・・とありました。

でも、「健全な発達」とか「適切な判断力を養う」という目的があるわりには、

「あっ、輸入物の加工食品ってオッケーなんだ?!」

というのが素直な感想で、だんだん疑問も感じてきたということです。

ちょっと意地の悪い言い方になりますが、2007年のこの事件の何年も前から、輸入の冷凍野菜の残留農薬が大きな問題になっていたはずです。また、それとは別に、輸入の加工食品に使われる食材の品質に問題があるという噂;例えば腐りかけのものを使うとか、残飯に近いものを使うとか、悪い噂もあります(=あくまで噂ですが;かといって明確に否定されたという報道もあまり聞きません)。現在でも、そうした不安が完全に払拭されているわけではないと思います。

なので、「輸入の冷凍食品」を、何でまた学校の給食で?という感想を持ったのです。もちろん、国内産の食品であっても加工食品ではなくても、事故がゼロになるわけではないと思います。けれど、こういう状況を聞くと、どうしても「給食って意外にリスキー?!」と思ってしまうのです。

だって、例えば若いママが「うちはいつも輸入の冷凍食品使ってます、便利だし安いし」って言ったら、栄養士さんとか保健婦さんとか年配の方々とか、、、やっぱり眉をひそめそうな気がします。「できるだけ新鮮な食材をつかいましょう」って言われそう・・・私の思い込みでしょうか。私の思い込みかもしれませんが、そういうものだと思っていたので、

「学校給食なのに、輸入物の加工品を使う」

っていうのは、かーなーりー意外だったのでした。



また、給食だの食育だのって国の方針らしいのに、

「食育基本法」(=個人的には奇妙な法律だと思いますが、)
食育基本法

給食費を払わない保護者がいるからって、それで材料費が厳しくなるって、どーいうことー?・・・と思うわけです。材料費が不足して子どもたちの食事にしわ寄せがいっても、具体的な対策が無いって、オドロキませんか? いや、私はすごく驚いているんですけど。


学校給食法では、
「経費(=注:人件費や設備費のこと)以外の学校給食に要する経費(=注:材料費のこと)は、学校給食を受ける児童又は生徒の保護者の負担」って決められているので、給食費は保護者が負担することって決まっています。なので、給食費を払わない保護者は、法律違反なわけです。

私は、個人的には「午後まで拘束するなら昼食は無料で出してくれてもいいじゃん、じゃなければ午前中で帰宅させてくれればいいじゃん」と思うのですが、それは、ここでは横に置いておきます。

というわけで、給食費を払わない保護者は困った保護者だっていうのは、確かにそうかもしれません。


しかし。

払わないのは一部の保護者なわけですが、そこで材料費が不足して給食のレベルが落ちるってことになると、実際に迷惑を被るのは「子ども達」ってことになります。

長時間拘束され、飲食物の持ち込み禁止だし、休み時間でも外出禁止。給食の量が不足しても補給は叶いません。あら、困った・・・学校給食法が「目標」として謳う「適切な栄養の摂取による健康の保持増進」っていう文言が虚しく思えてしまいます。(まあ、今のところは「給食が足りなくて倒れる子どもが続出」なんていう子はいないそうですが^^;;)


ちょっと前に「PTA活動で給食費の集金や督促までやる学校がある。保護者の負担感が大きい」なんていう話も聞いたのですが、ますます「なんだそりゃ・・・!!」と思ったものです。


学校給食の制度というのは、国の方針で法律まで定めてあるにも関わらず、

 ・自治体によって内容はまちまちで、リスキーな食品が混じる場合がある
 ・材料費が不足しても、それを補填する仕組みはナッシング
 ・学校給食の運営は、保護者全体が連帯で責任を負わされる

っていう状況のようです。


先日の記事のコメントにも書いたのですが、

「受益者負担=食べるなら支払いなさい」とするのか、
「食の教育の一環として、全ての子に(材料費を支払っても支払わなくても)一定レベル以上の食事を一律に提供する」とするのか、

をはっきりしたほうがいいと思います。

腹を立てなきゃいけないのは、赤の他人の「モラル」ではなくて、「制度上の欠陥」のほうではないでしょうか。


結局、「給食費を支払わない親がいて困る」ということを解決するのに、「モラル」でのみ語るのは無理があるということです。「モラル」で説教できるのは、身内やごく親しい人間のみです。いくらメディアが「親のモラル」を糾弾したところで解決できる話でもなく、それは単なる鬱憤晴らしでしかありません。

それより「制度」の改善を考えたほうがいいにきまっています。
例えば、
・必修科目は午前中にまとめてしまって、午後は選択授業にする。その授業を受けたい場合のみ給食を申し込む。費用を支払って申し込んだ子どもにのみ給食。

もしくは、
・給食費を支払わない家庭があっても全員分の材料費は確保し、全員に一律の給食とする。給食費の徴収は専門の機関で行う(他の保護者や先生が連帯責任を負わされるのは、どう考えても不健全)

もしくは、
・子ども手当てはやめて、給食無料に変更する

等々、、、

どれが一番いいのだということは言いませんが、(私は、給食は申し込み制がいいです;今のレベルの給食なら申し込みますが、クジラ肉やイルカ肉の給食が復活するなら絶対にやめたいので!)「制度」を再検討したほうがいいということは、よく思います。


義務教育は国の制度で、学校給食も国が推進している制度ですが、しかし、住んでいる地域によってギャップがあるのは、やはり納得がいきません。材料費の徴収が「保護者のモラル」にのみ頼っている状況も、不安な話です。



(給食のだらだらした話は、おわりです)



P.S.

結局、私は何が言いたかったのかなあー。
何か問題が起きたとしても、それを「モラル」を主軸にして騒いでも、改善にはつながらないってことを言いたかったのかもしれません。改善するなら、制度改革も合わせて行わないと、ってことが言いたかったのかしら。



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「学校給食への素朴な疑問(2)」へのコメント

2010-10-09 18:49:34 | 子・学校
昨日の続きで(3)を書こうと思ったのですが、先に、昨日の記事にありがたいコメントをいただきましたのを紹介をさせていただきます。

「学校給食への素朴な疑問(2)」へのコメント


続きはまた後日。。



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学校給食への素朴な疑問(2)

2010-10-08 15:21:23 | 子・学校
先日の記事のつづきです。
学校給食への素朴な疑問(1)


うちの子たちは3人とも学校給食に不満が無い(無かった)ので、私にとってはありがたい制度です。うちの場合、小学校も中学校も校内に給食調理室がありました。やはり「できたての温かい食事」はうれしいものですし、非常に安価で食べさせていただいているという感謝の気持ちはあります。

じゃー、疑問が沸いてくるとはどういうこと?
これもまた、その疑問をだらだらーと書きます。

 *

一番最初の疑問というか違和感は、給食そのものではなく、「学校って拘束時間が長過ぎんじゃね?」ということでした。長男が小学校に入ってしばらくして気付いたのですが、

「学校は子どもを、大人の就業時間なみに拘束している」

ということに愕然としました。朝8時に登校したら、午後3時4時頃まで学校にいることがざらです。長期の夏休みや冬休みはあるので、それは会社勤めの大人とは違うのですが、しかし、普段の日の拘束時間が「こんなに長いのか!」と。うちの子達は1歳から保育園に預けていましたが、保育園での「生活」と、学校での「拘束」はまるで違うし・・・何でこんなに長いの?!という気持ちになったものでした。(「ゆとり」の前はもっと長かったのかもしれませんが・・・、自分の子を学校に入れて初めて気付いたというわけです)

そして。
それと前後して、メディアなどで「給食費を払わない保護者が増えている」という話を見聞きすることが増えました。もちろん「モラルの低い保護者が増えている」という論調です。


んで、私の素直な感想は。

「だったら、学校は午前中で終わらせればいいのに・・・」

というものでした。世間がそんなに「保護者のモラルが!」と怒るくらいなら、何も給食の時間をはさんでまで長々と子どもを拘束しなくてもいいんじゃん、、、と思ったのでした。

給食費を支払わない保護者が増えているて言ったって、全体から見たら少数だと思うのですが(具体的な数字は知りませんが、半数に迫るとか超えたとかっていう話は聞きません)、それで給食制度が維持できない(?)のであれば、やめちゃえばいいのに・・・と。

先にも書きましたが、うちの子は給食が美味しいと言って食べていますし、午後の授業も楽しく受けているようですし、今のところは不満も何も無いのですが、しかし、もしうちの子たちが

「給食がキライ」
「午後の授業を受けるとへとへと」

と言うような状態だったとしたら、私も「給食費は払いたくないワー」という気分になると思います。「給食は結構ですから午前中で帰してください」って言い張るかもしれません。頼みもしないのに給食を出されて、その代金を払えって「押し売りー?」という感覚になると思うわけです。

えーと。
たぶん、真面目な保護者の方々からすると、私のような考え方には呆れ返るかもしれません。・・・例えば「自分の子が学校にお世話になっているのに、とんでもない」みたいな?  私も、実生活ではそんな主張をしたりはしませんけども(面倒なことになりそうですし)。


それから。
私は数年前まで会社勤めをしていまして、出張や研修などで社外へ出かけて「午前開始で午後終了」という仕事がよくありました。そうすると、昼食は相手先が用意をしてくれるのが普通のことでした。「午後まで拘束する場合は、昼食を用意するのが慣例」という意味です。(相手の「好意でおごってもらう」ということではありません^^;;)

もちろん、それが「当然だ」と主張したいわけではありませんが、しかし半分は「午後まで拘束するのなら、昼食は無料で用意されてもいいんじゃないの~?」という気持ちもあるわけです。私は学校が好きではありませんが、義務教育なので=「親には子どもに教育を受けさせる義務がある」っていうので、仕方なく通わせておるのです。

なので、あまり「最近の保護者のモラルが!」と世間が騒がしくなったりしますと、「じゃあ給食やめればいいじゃん」とふてくされた気分になってしまうのでした。


(つづく)



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学校給食への素朴な疑問(1)

2010-10-04 15:57:06 | 子・学校
ときどき「学校給食って、いろいろ無理があるんじゃないだろうか?」と思うことがありまして、そのことに関してだらだらーと書きます。

 *

先日、中学生の女の子と話す機会がありました。知人のお嬢さんなのですが、彼女は

「給食がおいしくないンです~(o´Д`)=з 」

と言うのです。よくギャグで「給食が楽しみで学校に行く」なんていう話はありますが、彼女の場合は、給食の時間が困りモノとのこと^^;;

私は、その彼女のお母様の手料理をご馳走になったことがあるのですが、確かに「きちんとした家庭の食事」という感じで非常においしかった覚えがあります。なので、日々の生活で美味しい食事をとっていると、相対的に学校給食がマズく感じてしまうのかもしれません。

が、彼女曰く、家での食事と比べてというわけではなく、

「小学校はおいしかったんだけど、中学校になったら、急に・・・友だちもみんなマズイって言ってるンです~」

ということなのでした。

なるほどー・・・勝手な推測ですが、小学校では良い食材で手間暇かけて作られていたのかもしれません。同じ市内の学校でも、中学校になるとそこまで手間暇かけられないのかも・・・勝手な推測でしかありませんが。


私が子どもの頃はといえば・・・当時は、

「食事は残してはいけない」
「出されたものに文句を言うのは行儀が悪い」

とう教育を受けたので(=ご年配の先生が多かったし)、給食が美味しいか不味いか、考えなかった気がします。給食のメニューが、たとえ「おでん+牛乳+コッペパン+みかん」みたいなもので、なおかつ「三角食べ」を指導されたりしたとしても^^;;

それに、少なくともうちの母親の手料理よりは美味しかったので、私は残さず食べる子でした。(うちの母は、料理が下手という以前に味音痴だったような・・・何でもかんでも砂糖どっちゃりで味付けをしてしまうのです。それがイヤでイヤで・・・私は20歳で結婚して家を飛び出したのですが、その動機のひとつが「自分の好きな味付けでご飯を作りたい!」でした^^;;)


そんな私の悲しい子ども時代はさておき・・・


普段、おいしい食事をきちんと取っている子にとっては、給食がマズイっていうのは大問題なんだろうなーと思ってしまいました。

いや、私も、半分は

「出されたものに文句を言うのはダメでしょう」

と言いたくなる気持ちがあります。どんなものであっても、感謝して命をいただくということは大事なことです。

しかし一方で

「食べたくないものを食べなきゃいけない」

ということの辛さは、(上記の通り)非常によくわかるのです。子どもたちには「早く大人になって、好きなものを食べなさい」としか言いようがありませんが、それは「今ここにある問題」の解決ではありません。

おまけに毒餃子事件なども知ってしまうと、給食の安全性まで疑わしくなってきます。どこまで学校給食は信頼できるのやら?

ついつい、

「今のように、子ども全員に一律に給食という形を続けるのは無理があるんじゃないのかなー」

とも思ってしまうのでした。


(つづく)



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運動会のアンケートに何と書いたかと言えば(思い出し怒り)

2010-10-02 18:07:42 | 子・学校
娘が小学校から「運動会に関するアンケート」を持ち帰りました。
競技はどうだったかとか、そういうことを書いて提出しろというモノです。

私は!
もちろん!

「猛暑の中での連日の練習には疑問を感じました。
来年以降は、気候に応じて柔軟な対応をお願いいたします」

と書きましたわよ。
筆ペンで大きな字で


猛暑の中、親の私が「風邪気味なので練習を休ませてください」と連絡帳に書いたのに、先生が

「やらないと本番で困るから」

と娘を説得してやらせたのを、私は未だに許しておりません。

その場で本人がいいと言っても、
その後に本人の体調は悪化しなかったとしても、


保護者の私は許さんのじゃーーっ


(と、爽やかな気候の中の運動会が終わった後も、猛暑の頃を思い出して怒っているワタクシ)




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