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2012年、東京から秋田=夫の出身地に移住した主婦の日記。

『育児ばかりでスミマセン。』望月昭/幻冬舎

2010-10-19 16:25:18 | 読む
育児ばかりでスミマセン。
望月 昭
幻冬舎

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面白かった~!
一気に読んでしまいました。
『ツレがうつになりまして』(細川貂々著)というマンガに出てくる、「ツレさん」の育児エッセイです。

帯に「稼ぐ妻、育てる僕。選んだ道は間違ってない、よね?」というふうに書いてあって、
・一般家庭と役割が逆
・男性の育児

・・・っていう本なのですが、読んでいると、男性かどうかっていうのは、すぐに関係が無くなって、後はひたすら、

「そうそう、そうだよねーー!!」

という共感を覚える本なのでした。

そして、子育てをめぐる環境整備についての意見などは、「本当にそうそう!」といろいろ思ってしまうのです。例えば、子ども手当ては、子どものいる人だけに配るだけではなくて、こんなふうに
 ↓
「理念に沿って運用するとすれば、子ども手当てはコドモ0人から支給するといいんじゃないかと思う。親の扶養を離れている若者、夫婦世帯の個人ごとに、たとえコドモがいなくても「将来のコドモ、あるいは周囲のコドモに使ってください」ということで、基本額を支給するといい」

という案とか。大きく頷いてしまいましたわ。

また、育児中の「気持ち」が非常に丁寧に細やかに書かれているので、「そうそう、そうだったわーー!!」という感情が呼び起こされて、つい涙がこぼれたり。。。上手いです、説明が上手いのです。


何しろ、ママ(=本の中では「相棒」と呼ばれています)の母乳の出が悪いために、ごく小さな頃から哺乳瓶でミルクを飲ませるという生活で、パパもママと一緒に1~2時間おきにミルクを作って飲ませて・・・曰く「すぐに断眠修行のようになってしまった。」

っていう人です。子どもが生まれたての頃から母親業を続けている、そういう人が書いた本なのです。


子どもが生れたばかりの頃のことは、こんなふうに書かれています
 ↓

「それはコトバで説明できる「大変さ」ではなく、切ないような逼迫した緊張だった。痛みにも似ていて、個人的な体験を伝えにくいばかりか、記憶にも残りにくいもののように思える。」


そうそうそう、そうなのよ、「切ないような逼迫した緊張」って、そう!!


また、子どもの「夕方泣き」の時には、「相棒」さんの言葉に傷ついてしまったり。
 ↓

「相棒の、この女性にしてはあまりにもオヤジらしい、「育児ちゃんとやれよ」的発言を聞いたとき、僕は切れてしまった」

だそうで、新聞紙を破いたりして、「ワンワンと泣いた」そうです。

そうそうそう、そうなのよ、夫の「何もわかってくれない」という発言に、悔しくて悲しくて、ワンワン泣いてしまうこともありますよね!・・・っていう感じ。

保健所の健診の「何となく怖い雰囲気」も、「幼稚園ママたちの迫力」も、実感としてわかるわ~!!


・・・と、いちいち「!!」つきで感想を書いてしまうような本でございました。

(お子さんが小学校に上がってからのエッセイも読みたいなあ!)




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『みるみる字が上手くなる本』(文庫)

2010-10-05 10:25:19 | 読む
みるみる字が上手くなる本 PHP文庫
田中 鳴舟
PHP研究所

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「この字はどう書くと上手く見えるのか?」と、字引的に使える本です。「良い例」と「悪い例」を並べて、どこをどう改善したらよいのかというこどが、すんごいわかりやすい。
一家に一冊・・・というより、私は、子どもたち一人ひとりに「必携!」と渡そうと思います。こりゃいいわ。




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書道マンガ『とめはねっ!』第7巻

2010-10-03 16:35:17 | 読む
とめはねっ! 鈴里高校書道部 7 (ヤングサンデーコミックス)
河合 克敏
小学館

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今回は「かな」に挑戦の巻です。
「かな」っていいわ、美しいわー♪

 *

学校帰りの息子から「とめはねの最新刊が出てるんだけど、買ってもいいー?」とわざわざ連絡あり。
これの意味するところは、

「家族で読むんだったら、僕の小遣いじゃなく、家計費から出してくれるよね?」

の確認です。はいはい、後で払うから買ってきてー。家計費でマンガを買う我が家であります^^;; (このマンガは確かに、家族全員で楽しめます。お得)


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野球ではない少年マンガ 『ブラックアウト』

2010-10-03 16:16:13 | 読む
BLACK OUT(1) (少年マガジンコミックス)
朝基 まさし
講談社

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BLACK OUT(2) (少年マガジンコミックス)
朝基 まさし
講談社

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息子が「ねーねー、これ、おもしろいよー」と持ってきた少年マンガです。元高校球児たちが出てくるので、野球マンガかと思いきや、「殺人事件が起きて・・・」というサスペンス(?)のようです。確かに面白いので、もうすぐ発刊の第3巻は「うん、おかーさんが買ってあげよう」と約束してしまいました。(←息子に唆されている)

BLACK OUT(3) (講談社コミックス)
朝基 まさし
講談社

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それにしても、主人公(元投手)が「黒木くん」であだ名がジョニー・・・キャッチャーだった友だちが山倉くんとか、ファーストが畑中くん、エースが上原くん、etc..、ベタベタじゃーん! と言ったら、高校生の息子は「?」という顔。最近の若い子ったら(呆)


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雑誌を買ったら目当てのマンガが休載だった

2010-09-28 19:56:11 | 読む
『町でうわさの天狗の子』というマンガが読みたいがために、月刊フラワーズというマンガ雑誌を買ったのに、その目当てのマンガが休載でした。大ショック。。。


厚いわ重いわ(他のマンガは)好みじゃないわっていう雑誌を、うっかり買ってしまった、また家の中に荷物を増やしてしまった・・・悔しい~っ



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池田暁子『1日が見えてラクになる! 時間整理術!』

2010-09-26 08:46:11 | 読む
1日が見えてラクになる! 時間整理術!
池田暁子
メディアファクトリー

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池田さんの本、何がいいのかって言うと、繰り返し読んで楽しめるというところがいいのです。掃除の本にしても貯金の本にしても整理整頓の本にしても、それがテクニックだけの本だとしたら、「わかった」でおしまいになるわけですが、けれど、実際には「術」が知りたくて読んでいるわけじゃなくて(・・・だって私も一応、大人になって長いわけだし)、

彼女の成長譚が可愛らしくて楽しくて、最後のハッピーエンドが本当に清々しい気持ちになれるから、だから何度読んでも楽しいのだと思います。

絵も可愛いしねー

で、整理術の本(=『必用なものがスグに!とり出せる整理術!』メディアファクトリー刊)のときにも登場した、編集者の「松田紀子さん」が今回も同じように重要な人物です。

最初は池田さんの話に怪訝な顔をしていたのが、途中途中で的確なアドバイスを与え、励まし、最後にはにっこりと「よかったですね♪」とほめてくれるわけです。池田さんがうれしいと思うのと一緒に、こっちまで感激・・・ホロリとしてしまいます(^_^)v

子どもにも読ませたい良書です、学校の図書館にもぜひ。

前半部分に
「いやあ~、生きていくための雑用って、時間かかるわあ・・・」

というセリフがあるのですが、そうそうそう、そうなんです。そういうことを、子どものうちから認識するのとしないのとでは、日々の生活が大違いだと思うのです。(ついでに言うと、自分がやらずに済んでいることを、誰かがどこかでやってくれていると気づくと気づかないとでは、この先の長い人生も違ってくるはず)

※ちなみに松田さんは『ダーリンは外国人』(=小栗左多理さん)の編集でも知られる方です。プロってすごいわー



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季刊雑誌『kotoba』創刊号(集英社)

2010-09-24 12:31:27 | 読む
この雑誌、持ち歩くには重いのですが、出先でも読みたくて持ち歩いております。バッグが重くて肩が痛くなります・・・^^;;


kotoba (コトバ) 2010年 10月号 [雑誌]

集英社

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ちょっと前にも書いたのですが、これ、面白いです。
私自身もまだ全部を読んではいないのですが、先に紹介してしまいます。=雑誌は、早めに紹介しないと書店でなくなってしまうと思いますので。

集英社の「kotoba」紹介サイト


私にとっては、「へぇ~」っていうような話がいろいろと紹介されていて、非常に新鮮でした。物事を考える為には、知っていることは多ければ多いほうがいいわけで。

例えば・・・
・外来魚のブルーギルについて、天皇陛下が「心を痛めております」という談話を発表されたのはなぜ?
・日本では伝統的にクジラ漁を行ってきたと言われているけれど、いつから漁が行われているの? どういう経緯で? 他の国がやらなくなってきたのは何故?

等々。

鹿野司さんという方、今まではお名前だけしか知らなくて、実際に文章を読んだのは初めてですが、すげー面白い!と思いました。いきなり大ファンに。
くねくね科学探検日記

森達也さんは、シビアな話でも、やわらかい雰囲気で書いてくれるから、やっぱりいいですよネー。


雑誌で1400円はちょっと高い気がしますが、映画1本見るより(それも学生料金より)安い上に、分厚いので「読んでも読んでも、まだ読むところが残っている~♪」というのは、至福であります^^



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大学生の読書『高学歴ワーキングプア』

2010-09-19 19:04:34 | 読む
高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院 (光文社新書)
水月 昭道
光文社

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これは大学生の息子が読んでいて「こわいよ~」と言っていた本です。内容は、大学院を出ても就職が難しく、所謂「ワーキングプア」になっている方の実体験が載っている・・というものだそうです。

普段はのほほーーんとした息子も、これを読んで「大学院行った後、就職できるかなー、がんばんないとまずいよねー、うーん」と、しみじみつぶやいていました。親が言うより何より、こういう本が「効く」のですね^^;;

うちの息子は理系学部で、8割以上の学生が院に進むようです。たぶん、うちの息子も院へ行くことになりそうですが・・・まあ、理系の場合は学卒より院卒のほうが就職に有利だろうとは思いますので、やはり院へ進んだほうがいいのでしょうが。

今の就職事情がどうなのか、親のほうにも不明なところが多いので、第1子というのは大変です。とりあえず、学卒か院卒かという話は置いておいても、「真面目に勉強して真面目に就職活動をしないと大変だ」ゾということが、このような本で実感できたことは良かったみたいです。(私も後で読んでみよう)

就職って、その年の求人倍率という「運」も左右するので、それは個人ではどうにもできません。先日、日本学術会議の分科会で「卒業後3年程度は新卒扱いにすべき」という提言が出されたというニュースがありましたが、そういうのが早く定着してほしいなーと思います。


・・・と、小学生の熱中症を心配したり、大学生の就職を心配したり、母親の悩みは尽きないのでした。来年は次男が大学受験だすよ、ふぅ~


 *

息子はこの秋から専門課程に入るそうで、進む学科が決まりました。大学のHPで学科の紹介ページを見ていたら、いろいろと面白そうな内容が盛りだくさんで、何だかんだ言っても、
「好きなことを好きなだけ勉強する」
というのは、やっぱり楽しいよね、うらやましいなぁ・・・ーという話をしました。



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絵本『ちいさなおひっこし』

2010-09-06 12:12:06 | 読む
ちいさなおひっこし
こみね ゆら
偕成社

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可愛い絵で「家がどんどん小さくなってしまう」という話の顛末が描かれた絵本です。
理屈は説明されていませんが^^;;、それはそれとして、不思議~な雰囲気の話と絵柄がよいのです。今の自分ですら、わくわくする話だったので、子ども時代に読んだらそれは幸せな気分になっただろうなーと。

手許に置きたくなる本でした

  *

「バーゲンブックコーナー」で見つけて、娘が喜ぶかなーと買った本なのですが、アマゾンでは新品は扱っていないようでした。残念~


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