季刊『レポ』という雑誌(同人誌というか?)、年間購読を申し込んでいまして、創刊1号も変で可笑しい!と楽しみましたが、2号も「もっと変でもっと可笑しい!」です。
創刊号に川内有緒さんの「国連で働いてみました!」という文章の「前編」載っていまして、そこに描かれる「国連ってこんなところ」という情景が驚き! 今回もその続きが一番の楽しみでありました。
簡単に言うと(簡単に言っちゃいけないんですが)、国連は多くの国の職員が働いているため、いろいろと理不尽なことが多くて、川内さんは最終的に国連を退職することになるのですが。。
今号で、ちょっと笑ったところ。
前提=多くの国がそれぞれの主張をし、議決をとるのは非常に時間がかかります。
で、こういう一文が↓
--------(引用開始)
何とか奇跡的に満場一致の議決に持ち込むと、時には拍手があがったり、音楽が流れることもある。ちなみに去年の会議では、議場が「ついでにマイケル・ジャクソンを追悼しよう」と呼びかけ、ジャクソンファイブの「I want you back」が流された。まったくつながりが分からないが、そういう遊び心は嫌いじゃない
---------(引用終り)
残念ながら、前後編の2回で終わってしまいまして、川内さんは既に別の国へ旅立ってしまったそうです。
あと、裁判員の人の経験談なども載っています。
私は裁判員なんか絶対にやりたくない、というか、「死刑」まで「多数決で決める」(=日本社会の悪しき習慣!)というような乱暴極まりない制度には絶対に協力したくないのですが、しかし、逆に、このままでは
「現行の裁判員制度に肯定的な人、否定しない人」だけで日本の裁判が進むということを追認してしまうことになり、、、そう思いながら、これを読んでみると尚更怖くなるのでした。
それから、杉江松恋さんの「ある日うっかりPTA」という、PTAの体験談が始まりました。これは次号に続くそうです。
学童保育が「親が共稼ぎで忙しいから子どもを預けているのに、やたらと行事が多いという矛盾」や、「学校の周年行事が、年間予算以上に費用をかけて行われるという無茶ぶり」などについて、逐一つっこんで書かれています。
私は小学生の親になってから、しょっちゅう「学校とか役所とか、それに追随する(一部の)ママたちって、マジ頭おかしいんじゃないの?!」と腹を立てているのですが、つまり、一般社会や民間の常識を悉く裏切る話が多く、人間そっちのけの対応が多いので、これを読むと「うんうんうん」と頷き鬱憤を晴らせます。
が、そういう杉江さんがPTA会長に。それは次号のようです。楽しみ~(・・・なんて言ってて、続きが「やってみたら楽しかった」みたいな話だったらどうしよう)
そうそう、トヨザキ社長の「行列に並ぶ」レポも面白かったであります。行列に並ぶのはキライだっていう話は確かに「社長らしい」と納得なのですが、社長の子ども時代の思い出は可愛い話で意外(?)でありました。
*
この雑誌に書かれている文章は、たぶん、将来も単行本になったりしなさそうですし、この雑誌を後で図書館で借りて読むっていうのも難しそうです。なので、やっぱり年間購読を申し込んじゃうのがいいと思いました。長く続くといいなあ。
-------------------------------------------
↓参加しています。よろしくお願いいたします。
にほんブログ村
<script
</script><noscript></noscript>