はじめに
えきねっと


ひたち3号




仙台駅、高速バス







はじめに
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仙台駅、高速バス
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■何故クアラルンプールへ?
最終日になって書くのも何だが、何故旅行先にクアラルンプールを選んだのか?
①航空機・ホテルが安い
②ヒルトンKLを気に入っている
③交通機関が整っている
④街が割と清潔
⑤英語が通じる
帰国後、皆から何でクアラルンプールを選んだの?と必ず聞かれた。確かにどちらかというとビジネスで行くところで、旅行先としては地味な印象は拭えないが、リーズナブルに高級ホテルのプールでゆっくりして、地下鉄に乗って巨大なモールで買い物が出来る。結構穴場的な存在ではないか?
白状すると、本当は5年ぶりにホノルルに行きたかったが、この円安・アメリカのインフレと燃料高の折、家族で100万!、断念。
一方クアラルンプールの方は、飛行機は全額マイルで済み、ホテルは元々安い上にポイントで更に安く、家族で総額10万程度。
■レイトチェックアウトは楽ちん
本題に戻り、あっという間にクアラルンプール最終日の朝。
いつも通りフロント傍のレストランで朝食ビュッフェ。いつもお腹一杯まで食べ、いつも昼食は食べられない。
10:00頃チェックアウト。ではなくて、14:00迄のレイトチェックアウトをお願いしたので家族でプールに向かう。ゴールド会員特典なのでレイトチェックアウトは無料だが、その日の状況によりレイトチェックアウトを受付出来ない場合もある様だ。
ヒルトン・ゴールド会員と言っても、自分は特別な人間ではない。
何度も言うが、ヒルトンオナーズアメックスカードを作れば、ワゴンR(5MT)しか買えない自分でもヒルトン・ゴールド会員になれる。
それだけの事である。
12:00プールから上がって、部屋でシャワーを浴びて荷造り、そしてチェックアウト。
フロントでは「チェックアウト渋滞」もなくすんなり手続きは終わる。スーツケースなどはベルデスクに預けて、そのままメトロでKLCCに向った。
飛行機の時間は23:30なので最終日も丸一日クアラルンプール三昧である。SURIA-KLCCなどのモールを名残惜しく巡る。
■クアラルンプール国際空港
夕方、ヒルトンで荷物を受け取って、往復チケットを買ってあるKLIAエクスプレスでクアラルンプール国際空港T1に移動した。
帰路もマレーシア航空である。航空会社本国の空港の場合、いつでもカウンターが開いているのが嬉しいが、カウンターがあり過ぎてチェックインカウンターの場所が分からず少々てこずった。
いろいろたらい回しされ、Hカウンターで手続き出来ホッとした。座席は半年前に有料で事前指定した場所となっていて安堵。
ちなみに、ビジネスクラスカウンターはワンワールド・サファイア ステイタスを持っていても利用できないと言われた。これは残念だったがエコノミーのカウンターはこの時間空いていた。
エコノミーカウンターとは言え、25キロの重量オーバーしたと思われるスーツケースもサファイア特典でそのまま預けられ、成田で優先引渡しとなるプライオリティタグが付いた。
出国イミグレも空いていた。審査が終わったところで2-3人の審査官が片言の日本語で話し掛けてきたので暫し他愛のない会話となった。最後にYouの日本語はクールだよ、と言ってお別れした。こんな審査は初めてである。
その後、搭乗口のあるサテライトターミナルへ移動のため、運休中のエアロトレインに代わりバスで移動する。バスは満席だがやさしいインド系の方々と席を譲りあった。なんだかほっこりする出来事が続く。
サテライトでは、ようやくお土産を調達する。免税店でマレーシアブランド「Bery's」のチョコをたくさん買った。なお、サテライトでは未だコロナ前より営業する店舗が少ない。
■ゴールデンラウンジ
その後、エアロトレイン駅の上にあるマレーシア航空指定「ゴールデンラウンジ」に移動する。これが本日一番の楽しみであった。
JGCの自分とJGC家族会員の妻には、航空機チケットにラウンジ入室OKの記載があるが、当然ながら丸腰の娘にはない。しかし、JGC(ワンワールド・サファイア)会員の同伴者(1名まで)として入室が可能。
航空会社のラウンジは、これまでJALサクララウンジ・カンタスラウンジ、キャセイラウンジなどで経験が少ないが、今回のゴールデンラウンジは、これまでの中でトップクラスのラウンジであった。
ラウンジ内は広く、料理も豊富でおいしい。ヌードルバーもあった。パスタに至っては、これまで自分が食べた中で一番美味だったかも?
とても快適な時間を過ごしているときに、何気にチケットを見ると搭乗するMH0088便のボーディング時刻はたった今の22:30。でも出発時刻は23:30。どういうこと?てっきりあと30分居れると考えていたが、何はともあれC36搭乗口へ急ぐ!
■MH0088便
C36 MH0088 DEPARTED
C36ゲートのモニタには、なんと「出発済み」との文字が!!! えっ、、娘はちょっとパニック気味。
C37 MH0088 NARITAでも、隣のC37ゲートには、人がいっぱい居てクアラルンプール(東南アジア?)特有のゲート前荷物検査に列を成している。よく見ると搭乗するMH0088 NARITAと表示があった。
チケットにはC36と書かれていたが、変更されたのだろうか?とりあえず心臓の動きは穏やかになった。ボーディング時間と出発時間の差1Hは、恐らく荷物検査があるための余裕時間ということだろう。そういえば4年前もこんな感じだった気がする。
改めてC37ゲート前で荷物検査とチケット確認。無事待合室に入れた。しばらくするとマレー語?でアナウンスがあったが、その後のアナウンスで人がどっと動いた。優先搭乗のタイミングを逸して混雑の中A350-900機内へ入る。痛恨の失態を犯した。
しかも今回は重たいお土産のチョコレートが入ったバッグもあり、席上の棚が埋まってしまわないか気掛かりであった。あとあと振り返ると、最初のアナウンスでワンワールド・サファイアと言っていた気がする。
座席はA-C40、最後方窓側の区画を家族で占めた。懸念していた席上の棚は他の客ではなく飛行機の何かの器材で埋まっていて使えず。今後この座席を指定する方は注意されたい。幸いにもチョコレートは他の客席上の棚に無事収まった。ただ、よく考えると、我々の座席は最後方なので、結局のところどの棚に入れても問題ないということは言える。
A350-900は、定刻通り23:30出発、機長からは沖縄付近に長く居座る台風の影響で揺れが予想されることと、到着が30分遅れる旨のアナウンスがあった。ベルト着用サインが消えるとピーナッツとドリンク、その後軽食のアメリカンドッグが配られた。
食後、機内が暗くなる前に就寝。最後尾座席なのでフルにリクライニング出来るため楽。トイレが直後にあり、待ち行列が脇の通路に出来ることを懸念したが、列は後ろのギャレー側に向いていた様だ。
就寝中、結構長い時間大きな揺れがあったが、それが却って揺りかごのようで気持ち良かった。
機内が明るくなる前に目が覚める。朝食が始まる前に席の直ぐ後ろにある予めトイレを済ませる。
ウトウトしているうちに朝食が配られるが、最後方の自分は本当に最後。ビーフorチキンの選択すら出来ずチキン一択。ワン・ワールド サファイア会員の自分にこの扱いは何だ!と、心の底では一瞬有ったものの(何とも器の小さい男よ!)、ビーフがないか探してくれたし、結局この席を選んだのは自分だし、と諦める。
でも、後席に気兼ねなくフルにリクライニング出来る利点は何よりも勝るので、今後も自分は最後方席を選ぶだろう。それにチキンも美味しかった。
気がつくと岡山上空、暫くして着陸態勢になった。お馴染みの九十九里浜が見えて、あぁ~日本に帰っちゃったな、と思う。
7:30頃成田空港T2に到着した。
帰国者のイミグレーションは自動ゲートにパスポートをあてて顔撮影だけで、スムーズ。プライオリティタグの付いた荷物はすぐに出てきた。
ロビーに出るとエンジェルスを連想させる赤い「A」が目立つ。スーツケースはクレジットカードの無料特典で宅配に依頼した。
ココで幕張のイベントに向かう娘と分かれて妻とリムジンバスで帰宅する。
読んで頂いてありがとうございました。
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■はじめに
先月に家族でクアラルンプールに5泊してきました。
この3年間使えずに溜まったJALマイルでマレーシア航空のチケットを確保。ホテルもポイントを使って安くヒルトンを確保。なので出費は低く抑えられています。
同居する、まだまだ健在の父母は飛行機嫌い。なので今回は自分たちだけで渡航となりました。
→1-2日目の状況はこちら
→3-6日目(ヒルトンKL編)はこちら
3-6日目については、時系列ではなく各項目について雑然と書いて行きます。
今回は、クアラルンプール観光についてです。
■クアラルンプール名称由来の場所、
マスジット・ジャメなどを巡る
まずは観光だが、東京同様に気温・湿度がとても高いので、徒歩での観光は限度がある。なので割と近場にスポットが集まっているところを観光した。
ヒルトンKLのあるKLセントラル駅から地下鉄で2駅、Masjid Jamek駅で降りて、いくつかのスポットを訪れた。
まずは、地下鉄駅名にもなっている歴史ある「マスジット・ジャメ」というイスラム寺院を訪れた。普段全く縁がないイスラム寺院だけに何となく興味があった。ここはMasjid Jamek駅を降りてすぐの場所に在る。
入り口では、ヒジャブを被ったおばさんから声が掛かり、スマホで2次元バーコードを読んで、Webから氏名等を入力を案内された。観光スポットと書いたが、実はガチなイスラム寺院なので、ふざけた格好では入場できないため注意要。女性はヒジャブが貸与され着用が必要だった。なお入場料/ヒジャブの貸し出しは無料。
女性陣によるとヒジャブは暑く、早く脱ぎたいとのことだったので長居はできなかった。
続いて寺院のすぐ南にあるKlang River Bridgeという橋へ移動。クアラルンプールという名前の由来の場所がそこからよく眺められる。
橋から2つの川が合流する地点が見えるが、それがクアラルンプールの名前の由来らしい。詳細はウィキペディア等を参照されたい。
少し書くと、クアラは川の合流地点、ルンプールは泥という意味らしい。なのでクアラ・ルンプールと別けるのが正解。以前自分はクアラルン・プールで分かれると思っていたのだが、正しくはクアラ・ルンプールである。
また、「ムルデカ広場」という、マレーシア独立記念式典を行った場所と「スルタン・アブドゥル・サマド・ビル」も近い。
■ショッピングモール
暑いので、地下鉄に乗って各地にある駅隣接のショッピングモールに行きがちであった。
クアラルンプールには巨大なショッピングモールがたくさんあり、宿泊したKLセントラルから地下鉄で行ける近場のKLCC、Bukit Bintang、MidValleyのモールをいくつか回った。いずれのモールも規模はかなり大きい。
これは主に観光客が行きそうな店舗等に限った評価だが、物価は、女性陣によれば日本とほぼ同じで安い場合/高い場合両方あるとのこと。4年前はだいたい安く感じていたので急激な円安が響いていると感じる。沈み行く日本を肌で感じる。
KLCCの「スリアKLCC」モール前にある池では、夜に噴水ショーが行われる。
■マクドナルド
大好きなので時々利用した。多民族国家ゆえ宗教上、牛がダメ、豚がダメといった方々も多いためと考えるが、日本では少ないチキンのメニューがKFCの様に充実している。これが結構美味しい。日本でも売って欲しいレベルである。
日本で終売となっているクォーターパウンダーが食べられるのは嬉しい。
また、ポテトにはチリソースが付いてくるが意外と辛くない。
ホノルルの店舗同様、注文・支払は基本入口の自動機で行う。日本でもようやく自動化が始まるらしいが、マレーシアの方が早く自動化していていたことに驚く。それだけ日本の人件費が安いということだろうか?
■メトロとTouch'n Goカード
クアラルンプールは、メトロ(電車、地下鉄)網が発達している。そのため観光・買い物にはすべて電車を利用した。設備は車両含めて清潔かつ近代的である。
地下区間はフルホームドアだったり、無人運転だったりと日本より進んでいる部分もある。
近場での利用であったが、たいていの運賃は片道100円しなかったので、日本と比べると極めて安い。
現地の殆どの人は、改札では東京のsuicaの様なTouch'n Go等の非接触カードを利用していた。
自分はこれまで券売機でトークン(切符)を購入して乗車していたが、券売機で使える金種の少なさ、なによりいちいち面倒なこと、それからBukit Bintang駅では全ての券売機が故障していて乗車できなかったこともあったため、途中からTouch'n Goカードを利用するようになった。
全券売機故障で地下鉄に乗車出来なかった件では流石に呆れたが、幸い近くにモノレールの駅があり、そちらからホテルに戻ることが出来た。
Touch'n Goカードの入手方法であるが、自分は各ブログから購入場所・購入方法の知識を得た(ありがとうございます)。
参考までに、自分が実際にTouch'n Goカードを入手したときの手順も以下に記しておく。
①購入場所について
KLセントラル駅隣接の「NUセントラルショッピングモール」 3F(だったと思う)にある「Touch'n Go Hub」に行く(上の写真)。
②カウンターで
カウンターの人にTouch'n Goカードを入手したい(I'd like to get Touch'n Go card)と言う。
すると、「1枚10RMだが、それだけでは乗車出来ないからチャージ(現地はTop upと言う)が必要で、それは入口の白い自動機で別に行ってね」とマレー語で言われたので(たぶん)、以下の返事をした。
→
(手で白い自動機を指して)Top up here? と返事したら、そうだよ!となって、3人分30RM支払う。
自分がTop upと言ったので、あぁコイツ分かってるな、と思ってくれたらしい。
マレー語で何言ってるかわからなかったが、一生懸命説明してくれるのでこちらが恐縮してしまった。
③入口の白い自動機で、チャージを行う
最初、英語のメニュー画面を見てもよくわからなかったが、リロードと書いてあった方を選んだ気がする。
支払いはクレジットカードのみ。
自分は余裕を見て30RMチャージしたが、最終的に10RM程度余った。
■日本が好きっぽい
Bkit Bintangの「パビリオン」モール最上階には「トーキョーストリート」なる催しがあり賑わっていた。
それとは関係なく、あちこちにカタカナなどで書かれた見たことない商品などを見かけた。
朝食レストランなど所々で日本人か?と聞かれた。Yesと答えると好意的な反応ばかり。場合によっては、日本のどこから?など話が発展した。自分が典型的な日本人に映るのだろうか?
相手がこちらを日本人と理解していると判断した際、試しに「Thank you」という場面で、「ありがとうございます」と言っても通じた、というより喜んでくれた。
帰国の際、クアラルンプール空港の出国イミグレでは、空いていたせいか、終了後、職員が日本語で話し掛けてくれた。こちらも「Your japanese is cool」など返して楽しいイミグレであった。
■その他、気になったこと
◆ショッピングモールの混雑
特段世界的な観光地と言う訳でもない筈だが、どこのショッピングモールも平日昼間の割に結構な混雑だったこと。彼らはいつ働いているのか?
クアラルンプールの人口は180万人であり、東京の6-7分の1。それなのにこの大盛況ぶり、何故だろう?若者が多いから?
理由はどうあれ、旺盛な購買力をひしひしと感じ、皆表情が明るく、この国の明るい未来を思わせる。日本の60-70年代といったところか?
ところで、ショッピングモールが混んでいる割に隣接する駅構内・電車は混んでいない。彼らはどうやって来たのか?クルマで?
◆多民族国家
マレーシアには、ざっくりマレー系・中華系・インド系の多民族国家とのことだが、それぞれの民族がそれぞれのグループで固まり、それぞれの言葉で話している。あまり融合していない感じに見えた。
これでよく同じ国で暮らしているな?と感心する。実態はどうなんだろう?
日本が移民を受け入れたときを想像すると複雑な気持ちになった。
◆年寄が少ない
あまり年寄りを見かけない。というか50代っぽい人すら余り見かけない。モールおよび街で見掛けのは殆ど若者。
だからなのか、たいていのエスカレーターでは、速度が日本ではありえないくらい速い。階段だと駆け上がるくらいだと思う。日本でもこの速度なら右側を歩く輩は減るのでは?
◆信号無視
人もクルマも信号無視が当たり前っぽい。信号待ちでは青になる前にどんどん歩き出すので、ビギナーは先頭に居ない方がいいと思った。自分も徒歩では車が明らかに来ない場合は無視するが、こちらはそうではない。
ーー
以上でした。
英語は好きだが下手クソな自分にとって海外ホテルのフロントとの会話は楽しくもあるが、相手に希望を伝える会話には自信がない。でもチャットであれば割と細かい希望も伝えることが可能となるため重宝した。
チェックイン後、部屋に入ったところでWIFIにサインインすると、ホテルサイトが表示される。その右下にホテルの青いチャットウィンドウが現れて、フロントと英語で会話が可能。
チャットならばGoogle翻訳等もあるので会話は何とかなった。(英検2級の娘に時々見てもらったが、、、)
具体的に以下のような会話をした。
(表題と逸れるが、ヒルトンにしては一部お粗末な内容もあった)
・(チェックイン後初日に)シャワールームのシャンプー・コンディショナーが切れていたので補充してほしい
・蛍光灯が切れたので交換してほしい
・ベッドメイキングしませんか?と書かれた札がドア下に置いてあったので、これからお願いしたい
・レイトチェックアウトを口頭でお願いしているが、それが認められたか不安なので確認したい
ーー
以上でした。
出発当日、今晩搭乗予定便の遅延について航空会社からメールあり。なんと出発時間が5時間遅れ(深夜23:55→朝方4:20)と記載アリ。本当は定刻通りかも知れないし(疑い深い!)、朝方に羽田なんて電車で行けないし、なので今晩どう過ごすか?羽田空港に行ってみて考える事にした。