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ayuayuのブログ

2019年1月からJGC修行を開始、5月に解脱。JGC修行の模様、旅行記、趣味のことなど...

移動が目的な旅-3 昼行バスで東京〜大阪へ

2025-06-06 16:50:46 | 旅行

時々、移動が目的の旅をしている。

今回は、以前から気になっていた東京〜大阪間の高速バスが主役。
帰りは、JAL便を予約してある。

3月の甲子園応援の際に利用した夜行バスと同じバスが昼も走っていることを知って、それに乗りたくなった。
2025センバツ 夜行バス観戦 - ayuayuのブログ

2025センバツ 夜行バス観戦 - ayuayuのブログ

初めての夜行バス子どもの学校が夏に続いて春の甲子園にも出場を果たしたので、この週末に応援に向かった。試合が土曜日の朝一だったので、費用節約などのため、快適になっ...

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というのも、カーテンが開けられない夜行バスでは、大好きな車窓を眺めることができなかったので、快適な2階建て3列シートのバスで、あらためてゆっくり車窓を眺めて乗車したいと思った。


グラン昼特急1号

平日の早朝、目をこすりながら、東京駅八重洲南口710発の「グラン昼特急1号」というJRバスに乗る。



バス自体は、3月に乗った夜行バスと同じである。

1階は、運転席と4列シート席、それに頻尿の自分にとって非常に心強いトイレがあって、2階は、3列シートがズラリと並び、先頭席には運転席がないので前方パノラマが楽しめる。

パノラマ席だと自分の場合、運転している気になってしまいそう。いろいろ落ち着かないため先頭は敢えて選ばなかった。


東京駅から乗車したのは10人ほどだと思う。発車して30分弱でバスタ新宿着、ココで20人くらい乗ってきた感じ。自分の席の前にも人が着席し、背もたれをそれなりに倒されたが、さほど気にならないほど座席間隔が広い。



バスタ新宿を出て、初台南から首都高に入ってすぐに大橋JCTで用賀方向へ、その後東名に入り、神奈川県内で幾つかバス停に停まる。

時々渋滞はあったがバスは順調に走る、車内も快適。

寝不足とスマホのせいだと思うが、少しバス酔い、暫し就寝モード。



休憩は、足柄、道の駅もっくる新城、多賀の3カ所。なお多賀は、アクシデントに伴う今回に限った場所である。

20分しかない「もっくる新城」休憩では強行して食べた、鶏出汁で細麺タイプのラーメンがすごく美味しかったが、バスの時間が気になって味わって食べられなかったのは残念。



その後トイレに入ってバスの階段を上がったところで、既に運転手さんが乗客数を確認している、結構危なかった。

バス出発、新名神が事故検分で通行止予定のため、旧名神にルート変更、そのため到着が遅れる可能性ありとのアナウンスあり。

14時頃にバスが滋賀県に入ると終盤モード、この日は静岡あたりから風が出始め、背の高いバスは風に煽られる感じがした。



多賀で休憩して深草BSに停車、近くの席から何名かが降車した。

その後2時間ほど掛けて1555にバスは大阪駅に到着。
新名神のアクシデントで旧名神ルートに変わったが、10分強程度の遅延で済む、スゴイ!



非常に快適に過ごせたこともあり、約9時間の乗車時間も気にならないと言うか、楽しく過ごせた。

所要時間9時間ということで、なぜか同等の時間が掛かった昔の特急「つばめ」に思いを馳せてもみるが、
当時の特急用客車スハ44の二人掛けクロスシートでは、疲労度合いが雲泥の差なんだろうと思う。
今となっては比較の仕様がないが、、、。

料金は、6,500円以下と格安なので時間に余裕がある場合おすすめの移動手段と言える。


伊丹空港へ

行きのバスと対照的に帰りは、飛行機。



高速バスを降り伊丹空港へ移動、新阪急ホテルのバス停まで歩く。
今回大阪の街を歩いたのはこの数百メートルだけ。



空港バスの時間まで30分以上あるので近くのタリーズコーヒーで時間を潰した。

出発10分前にバス停に戻ると20人ほど列ができていたが、始発なので満員で乗れないということはない。



実は、次に停まる丸ビル前というバス停の方が本数が倍あるのだが、そこだと席は結構埋まった状態で乗車となるだろう。

30分強で伊丹空港に到着、JALなので終点の北ターミナルで降車。

余談だがこのバスでは、偶然なのか?乗客のほとんどが南ターミナルで降車していた、JAL頑張れ!


JL134便



ターミナルに入って早めの夕食、ダイヤモンドカリーでカツカレー。

フルーティなルーで、東京と異なり福神漬けでなくキャベツのピクルスが添えてある。

ココは5年前、コロナ禍の長期大阪出張で毎週の様に通った店であった、懐かしい。



その後サクララウンジでビールなど飲んでまったりする。



JL134便、今回の機材は国際線仕様B773、普通席料金で開放されたプレエコ席を確保できたので搭乗が楽しみ。

搭乗時間ちょっと前にゲート18に移動して搭乗する。



クラスJは、長距離国際線仕様ビジネスクラスシートである。



これがプレエコ席、既に触れたが普通席料金でこの席に座れてラッキーであった。

134便は、到着が遅れたため、10分遅れの1950に出発した。

11月にクアラルンプール便でも座ったが、プレエコ席は非常に快適、今回は隣人も居たが全然狭くない。

クアラルンプールひとり旅2024① - ayuayuのブログ

クアラルンプールひとり旅2024① - ayuayuのブログ

はじめに自分の勤務先では5年毎に5日間(土日合わせて最長9連休)リフレッシュ休暇を与えられる。今年はそれが回ってくる年度である。但し、共働きの妻を含め家族が休暇をそれ...

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アナウンスでは、飛行中揺れる予想と断りがあったが、全然揺れなかった。

シートベルトサインが消え、ドリンクサービスでスカイタイムを飲む。その後すぐに降下が始まり着陸態勢に。
バスと違い東京〜大阪便はあっという間に到着する。

せっかくのプレエコ席、もっと乗っていたかった。


ーーー
以上でした。
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2025センバツ 夜行バス観戦

2025-03-23 22:48:37 | 旅行

初めての夜行バス

子どもの学校が夏に続いて春の甲子園にも出場を果たしたので、この週末に応援に向かった。


試合が土曜日の朝一だったので、費用節約などのため、快適になったという最近の夜行バスを初めて利用してみた。

バスは「JRバス グランドリーム3号」スカニア社製の2階建てバスで3列シート仕様トイレ付き。バスタ新宿から大阪BT間を利用した。

甲子園観戦が目的とは言え、自分にとって最大の楽しみは、初めての夜行バス乗車であることは、もちろん家族に話していない。



初めての3列シート夜行バス、定刻の2230ワクワクしながらバスタ新宿A1レーンから乗り込む。2階建てバスの階段を上がって右側にある指定席に着席。

階段脇に使い捨てスリッパが置いてあり、各席にはUSBコンセント、オットマンもあり、席脇にカーテンがあって個室の様なプライベート感があって良き。

座席は特急グリーン車の様に前後間隔が広いので快適。

今日は満席らしいが、満席感はまるで無い。さすが3列シートである。

そしてトイレが近い自分には、バスにトイレがあるのが何よりありがたい。

但し、夜行バスなので、せっかくの2階席でも車窓は楽しめないのは残念、カーテンはずっと閉めておく必要がある。

バスは、バスタ新宿を発車後、2250消灯タイム。薄暗いブルーの明かりが灯る。


その後首都高に入って東名に乗ったようである。

休憩は、2回。000頃に足柄、330頃に何処かで予定している、とのことであった。

トイレがあるので躊躇なく缶のウィスキー水割りを飲む。足柄までは、いつもの様にラジコでTBS「武田砂鉄のプレ金ナイト」を聴いていた。

就寝時は、前後間隔がある大きく倒れるシートなので快適。



その後、バスは順調に走行して定刻より10分早い610に大阪BTに到着した。

クルマを運転する自分にとって、昔と違ってカーナビなどがあるにせよ、渋滞区間もあるバスが定刻通り運行できるのか?不思議である。

なにはともあれ、快適に過ごせたし、感覚的に思ったより早く到着した。

印象的には、国際線夜行便でJALのプレエコを利用した感じに近いと思った。

そんなに熟睡していないが、眠くてどうしようもない感じではない。

今後もこういう利用はアリだなと思った。

昔の夜行スキーバスを知る自分にとって隔世の感がある。


甲子園観戦など

阪神電車で甲子園に移動、800入場まで球場入口脇の列に並ぶ。



試合は2回に2点先取、その後も点を重ねて8対2で見事勝利した。



子どもは、この3月卒業しているので、観戦はこれで最後かも知れない。



その後、梅田に移動して昼食、午後はNHK脇にある大阪歴史博物館に寄って伊丹からJAL便で帰宅した。


以上です。

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クアラルンプールひとり旅2024②

2024-12-30 19:23:00 | 旅行

はじめに
自分の勤務先では5年毎に5日間(土日合わせて最長9連休)リフレッシュ休暇を与えられる。

今年はそれが回ってくる年度である。

但し、共働きの妻を含め家族が休暇をそれに合わせることは困難。

その為、今回も自分ひとりで休むことになるが、せっかくなので何処か海外に行くことを考えていた。

前回のリフレッシュ休暇でのJGC修行は、もちろん一人旅だったし、この辺カミさんは割と寛大。後ろめたさはあるが、今回もひとりでクアラルンプールに向かうことにした。


ヒルトン クアラルンプール
今回はお気に入りのホテルでゆっくりすることが目的。何もしないことを楽しんでいた。

ホテルの感想等は、以前書いているので今回は割愛して主に写真だけ掲載する。

部屋は一番安い部屋からアップグレードされ、28階のエグゼクティブ・ダブル ルームであった。


ドアを開けて部屋に入る。


部屋はこんな感じ。
バスルーム等全体を合わせると自宅より広いかも?


部屋の窓の景色。


今回はなかなかスッキリ晴れる時間が少なかった。


午前中は毎日プールで過ごした。
今回は秋なので常にベッドは空いていた。
ちなみにクアラルンプールは一年中暑い。


夜のプールは雰囲気がいい。
23時迄入れる。


ロビーフロアのレストラン、朝食はココか33階のラウンジで

この日は夕方まで外出せずラウンジで昼食兼おやつ


結局この日は夕食もラウンジで済ます
マッシュルーム・フライドライスとビールをおかわりして満腹。
キノコは日本で言うマッシュルームではなく、しめじの様なものだった。


クアラルンプール散策
午後はクアラルンプール中心のモール散策をしていた。

KLセントラル駅コンコース、行先表示板に日本語の記載もある。


地下鉄でちょっとKLCCまで移動。


地下鉄は無人運転、先頭車は特等席。


KLCCにある有名なペトロナスツインタワー。

空中歩道でブキビンタンに移動、
これは巨大なパビリオンモール。


伊勢丹前の交差点、この日はココで写真にも軌道が見えてるモノレールに乗ってKLSに戻ることにした。


巨大なミッドバレーモールにも行ってみた。

オールドタウンコーヒーで休憩、アフリカ系の店員にはホットと注文したがアイスが出てきた。


この日の昼食はチキンライス
400円前後だったと思う。


今回は以上です。




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クアラルンプールひとり旅2024①

2024-11-13 23:51:00 | 旅行

はじめに

自分の勤務先では5年毎に5日間(土日合わせて最長9連休)リフレッシュ休暇を与えられる。

今年はそれが回ってくる年度である。

但し、共働きの妻を含め家族が休暇をそれに合わせることは困難。

その為、今回も自分ひとりで休むことになるが、せっかくなので何処か海外に行くことを考えていた。

この辺、妻も子供も割と寛大。但し、行先がホノルルの場合は許してくれないだろう。

自分としては、海外一人旅は5年前のJGC修行で慣れていて、とても楽しかったことが忘れられない。



今回、たまたまキャンペーンでJAL航空券が安かった、いつものクアラルンプールに向かうことにした。

お気に入りのヒルトンのプールやラウンジでゆっくりしたい。

今回は、金曜日の公休と合わせて10連休のうち、4日間、最終日は機内泊なので厳密は5日間を旅行に充てた。


出発

搭乗するJL723便の出発は金曜日の1130であるが、自宅を早朝600に出て成田に向かう。

早めにしたのはリュックとスーツケースを抱えての満員電車を避けることと、長めに空港散策をする時間を取りたかったから。



上野からは今回もスカイライナーで成田空港T2に向かう。車窓に朝日が入らない進行方向左側D席をネット予約サービスで購入。


成田空港T2

8時前に成田空港T2着、チップ等ちょっとしたことで使うマレーシアリンギット120rmを両替しておいた。

こういう場面、相変わらず円安を実感する。

自国通貨が安いことは、日本の経済的に良いことであるとは聞くが、普通の庶民は直接的にデメリットを感じる場面が多い。

政府は円安で空前の儲けを出している企業から還元させるべきではないか?



JALカウンターで、いよいよチェックイン、早朝だからか?エコノミーカウンター含めガラガラである。

ガラガラのプレエコカウンターに入ってもよかったが、ステータス保有者としては、何故か一番混んでいる黒いカーペットの敷かれたJGCレーンに入ってしまう。

ただし、直後にファーストクラスカウンターに誘導された。かなり得した気分。

その後、誰も居ないプライオリティレーンでイミグレに入り、楽しみの一つである出国エリアを散策する、これから遊びで海外に行ける高揚感が高まる。

免税店で大谷サンのドジャースのユニTを発見して購入した。



その後サクララウンジで恒例のカレーと朝からビールをいただく。



この時間、ラウンジは空いていて、とてもゆっくり出来た。

但し、ここぞとばかり料理を大量に注文する親子連れが前に居て、料理を頂くまでに時間が掛かった。

723便の搭乗ゲート71はラウンジから直ぐなのでギリギリ迄ラウンジで過ごした。


JL723便

搭乗開始1120の直前に71ゲートに移動、優先搭乗となる自分のグループ2は、間もなく搭乗。



往路は、奮発してプレエコ、座席は17A最前列窓側である。

窓側席が好きな自分だがトイレが近いので、いつもは通路側、でも最前列であれば隣席に構わずトイレに行ける。



席に着きリュックを荷棚に入れるタイミングで、「*様、いつもありがとうございます。隣は居ないので荷物は隣の席に置いて大丈夫です」とCAさんからお言葉があり、有り難く置かせてもらう。

最前列では、前席下スペースがないため、ちょくちょく出し入れしたいリュックなどの小荷物を荷棚に入れる必要があるが、今回それらを隣席に置けるのは助かる。

座席にはエコノミーより大きめの枕とアイマスク、スリッパなどのアメニティ入り袋が置いてあった。

723便は定刻通り出発、プッシュバックが開始される、自分は安全説明のビデオが好きなのだが最前列では、こういったタイミングでモニターが出せない。

未だカーテンが開いていたので前席のビジネスクラス席のビデオを見ていた。



テイクオフ後、暫くしてドリンクタイム、ここぞとばかりエコノミーでは飲めないスパークリングワインを頂く。

いつもスパークリングワインなんて飲まないくせに。



小一時間後に食事タイム、これはエコノミーと同じもの。和洋2種類あったが和の3色そぼろ丼をお願いした。

それにしても子供の泣き声がうるさい。

直前のビジネスクラス最後列にいる様子で、マレーシア人と思しき親は一向に対処しようとしない。

小さい子供にビジネスクラス。これもどうよ、と思うが貧乏人の僻みであろうか?

こちらは耳栓をして対抗するしかない。
(本当は子供好きなんですよ~)

その後、映画ジョーカーを観たりしていた。


「ワールド・ベスト・プレミアムエコノミークラス」部門1位を受賞記念のチョコをもらった。

最後に塩いもパンとドリンクが配られ、暫くして現地1830頃クアラルンプール国際空港に着陸、機内で予め入手済みの現地SIM設定などしておく。


クアラルンプール到着

サテライト側の到着なので、連絡バスで空港本館に向かう。

もともとシャトルトレインに乗って本館へ移動していたが去年から運休していて、そのときの再開予定は24年7月であったが今回も再開していない。

まあ、予想通りではある。
こういう、アジアンなユルさが自分に合っている。



ヒルトンのあるKLセントラル駅まで安いバスで行きたかったが、渋滞時間帯であること等から、いつものKLIAエクスプレス(空港連絡特急電車)で向かう。

鉄道好きなので、まあいいかな。
速度150km出す電車って、日本にはなかなか無いし、しかも連接車だし。

但し、去年迄わりと空いていたが今回は結構な混雑、初めて他人と相席となった。



電車に揺られて30分弱、目的のヒルトンクアラルンプールに着いた。



メールで事前に分かっていたが、ヒルトンゴールド特典で、最安の部屋からラウンジに入れる高層階エグゼクティブルームにアップグレードされていた。また14時までのレイトチェックアウトもOKとなった。

28階にある部屋に入る。
テーブルにウェルカムクッキーとミネラルウォーターが2本置いてある。

念の為、最近被害が多い南京虫が居ないか?慎重にチェック。

潜んでいそうなベッド裏側等を捲ったり、布や木の部分に虫さんや血糞/死骸が無いか確認した。

幸いなことにアレは居ない様子なのでホッとする。

但し、デスクチェアの布の境い目まで確認したとき、割とゴミが溜まっていて違うところでガッカリ。

このホテルは、2019年にJGC修行で初めて宿泊したが、その頃と比べて設備がくたびれているのが目立つ。
そろそろリノベーションの時期かもしれない。

その後、コンビニ、マックに買い出しに出て今夜就寝することにした。


今回は以上です。




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2024 ホノルルの夏休み(今回のアシはTheBus)

2024-08-25 13:07:00 | 旅行

はじめに

ワイキキ滞在2日目以降は、何らかのテーマについて書いて行く。

今回の滞在もハワイの路線バス TheBusバスをメインに利用した。

個人的には、前回コロナ前と比較してHOLOカードが出来たりGoogleマップのバス停案内が充実したり、だいぶ便利になっていた。

自分は一回レンタカーを使ってオアフ島を周った事があるが右側通行・交通ルールに戸惑い、宿の駐車場代も結構掛かるので、以降ハワイのアシはバスにしている。

事故も怖いし。


足を伸ばす場合TheBusが便利

TheBusはオアフ島ほぼ全域に路線を持つハワイの公営路線バスである。



ただ、ベタな観光地に行くだけ、またワイキキ〜アラモアナの移動しかしない予定であれば、少し混雑するがJCBカード提示で無料となる、ピンクライン(トロリーだが近年はオレンジの2F建てバス)をメインに利用すれば問題ないだろう。



ツアー等を利用した場合はツアー会社と提携したバス(トロリー)に乗車出来る場合もある。JAL/ANA利用の場合も専用のバスが利用出来る。
ただこの場合では、無料なのは主にワイキキとアラモアナセンター間の場合が多い。



一般旅行者にとってTheBusの利用価値があるシーンは、上記トロリー等が行かない少々外れた場所に行く、ノースショア、カイルア等少し足を伸ばしたい場合だろう。

今回知ったのだが後述の通りGoogleマップのバス停案内、バスロケーション案内が非常に充実したこともあり、TheBusがとても使い易くなった。

これを知るとオアフ島内を気軽にどこでも行けるようになると思う。


以前より運賃が高くなっていた

但しTheBusの片道運賃は3ドル(約450円!)とだいぶ高騰した。
(距離に関係なく均一料金)
物価高騰前は1〜1.5ドル程度だったと思う。

なのでTheBusはピンクライン等トロリーが行かない場所にスポットで使うのが賢い乗車方法かも知れない。



今回はANA利用の個人手配旅行なので無料となるトロリーはワイキキ〜アラモアナを走るピンクラインとANAバスしか無い。

今回、ピンクラインの行かない、

モアナルア・ガーデン
マノアフォールズ
ダイヤモンドヘッド
ハワイ出雲大社

などを訪問予定、ほぼ毎日TheBusを使うことになる。

そこで大人7日間パス(カード込で35ドル)というパスがあることを知り、それを買うことにした。

また、これでTheBusが帰国まで乗り放題となるのでホノルルでの足はTheBusをメインとする事にした。


HOLOカードについて

前述の通りTheBusの乗車賃は1回3ドル、現金でも払えるが面倒、それに割引も受けられない。



HOLOカードはSuicaの様な非接触型決済カード、タッチだけで乗車可能だし、1日あたり7.5ドルの上限金額が適用される。

また前述の大人7日間パスはHOLOがあることが前提の割引となる。


HOLOカードを購入してみた

一部のセブンイレブンでも買えるようだが、自分はアラモアナセンタ西端にあるFoodlandでHOLOと大人7日パスを購入した。

お得なHOLOの種類はいくつかあるが一般旅行者が使える割引は大人7日パス、大人1ヶ月パスしかなさそうである。



入口のカウンターで適当な英語「I'd like to buy Holo card」と聞くと、すぐ後ろのカウンターだと教えてくれた。

カウンターには通路を挟んで順番待ちのレーンがあり順番が来たところで優しそうなカウンターのおばさんが対応してくれた。

家族3人なので「3cards」「7day Pass」「use it from today」など話すと分かってくれた。

なお7日間カードは大人用のみと言われた。調べるとユース用の記載があるがロコ専用なのかもしれない。

カードでの支払いは出来ないので注意、現金のみとなる。



自分はチップ程度の現金しか手持ちがなく、アラモアナセンタ内のATMに走って手数料約800円を泣く泣く払って現金を下ろした。

値段は以下の通り(前述の通り)

・Holoカードそのもので5ドル
・大人7日パスが30ドル
 (大人7日パスは別にカードが発生するのではなくHOLOに記録される形)

合計35ドルであった。

7日間毎日2往復乗車したとして通常52.5ドルなので大人7日パスは22.5ドルもお得となる。

但し滞在中、例えばダイヤモンドヘッドとハワイ出雲大社に行く際にTheBusを使いたい場合は、合計12ドルなので現金で支払うのが一番安い。



滞在中に利用するTheBusの乗車回数と1日あたり上限7.5ドルおよび大人7日間パス等HOLOでの割引きを考慮して自分に合ったプランを賢く判断すると良いと思う。



しかし、

一見お得に感じるが今の35ドルは日本円で5千円以上もする。

これが今のハワイの現実か。


TheBusに乗る(バス停と到着予定を知る)

乗車出来る停留所はGoogleマップで調べられ、いつ・どのバスが来るか?も分かる。


道路沿いの青いバスマークが停留所、それをタップすると、



これから来るバスと時刻が表示される。



更に乗車したいバスの番号をタップすると、そのバスが現在どこを走っているかが表示される。

知らない間に凄く便利になっていた!


TheBusに乗る(乗車および降車)



バスが到着したら、先頭のドアから乗車してHOLOを機械にタップ、OKの場合機械にシャカ🤘が表示される。



現金の場合機械にに3ドルを挿入、お釣りは出ない。



行ったことがない目的地に向かう際は乗車中もGoogleマップと車内に表示される次に停まるバス停表示をフォローすると良いと思う。


降りるバス停が表示されたタイミングで降車合図を出す。

降車合図は窓の紐を引く・降車ボタンを押す操作を行う。初めてなど不安な時は他の乗客の動きを見ておくとよい。

降りる際は、全てのドアで降りられるが後ろのドアでは手元の黄色い部分に触れてドアを開ける必要がある。

たまに何度触れても開かない事があり、その場合はドライバーに向かって「please.open the door!」と叫ぶと開けてくれる。



今回ホノルルに来るまで知らなかったが、上記の通りGoogleマップ利用でTheBusが画期的に利用し易くなったのは驚きだった。

これなら東京の地下鉄を使う感覚で利用できる。


TheBusの路線

それから自分が今回使った主要なバス系統を記載しておく。

・ワイキキ〜アラモアナ
 #20,23,42,E
 (ヒルトンも停まる)



・ワイキキ〜ダイヤモンドヘッド/KCCファーマーズマーケット
 #2,2L,23,24
 (23,24はカハラモールに行ける)



・アラモアナ〜マノア・フォールズ
 #5



・アラモアナ〜モアナルア・ガーデン
 #3(アラモアナセンタ外カピオラニblvd沿い)



・ワイキキ〜ハワイ出雲大社
 #2,20,42
(アラモアナからは#3などが使える)



詳細はTheBusのHPの路線図を参照されたい。



自分は下の写真のように使いそうなバス停・系統のマップを作っておいた。



20年前にTheBusでラニカイビーチに行った際はGoogleマップで上記のような便利機能はなく、70分に1本と記載のあったバスをひたすら待っていた事を思い出す。

便利になったものである。
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