時々、移動が目的の旅をしている。
今回は、以前から気になっていた東京〜大阪間の高速バスが主役。
帰りは、JAL便を予約してある。
3月の甲子園応援の際に利用した夜行バスと同じバスが昼も走っていることを知って、それに乗りたくなった。
というのも、カーテンが開けられない夜行バスでは、大好きな車窓を眺めることができなかったので、快適な2階建て3列シートのバスで、あらためてゆっくり車窓を眺めて乗車したいと思った。
グラン昼特急1号
平日の早朝、目をこすりながら、東京駅八重洲南口710発の「グラン昼特急1号」というJRバスに乗る。

バス自体は、3月に乗った夜行バスと同じである。
1階は、運転席と4列シート席、それに頻尿の自分にとって非常に心強いトイレがあって、2階は、3列シートがズラリと並び、先頭席には運転席がないので前方パノラマが楽しめる。
パノラマ席だと自分の場合、運転している気になってしまいそう。いろいろ落ち着かないため先頭は敢えて選ばなかった。

東京駅から乗車したのは10人ほどだと思う。発車して30分弱でバスタ新宿着、ココで20人くらい乗ってきた感じ。自分の席の前にも人が着席し、背もたれをそれなりに倒されたが、さほど気にならないほど座席間隔が広い。

バスタ新宿を出て、初台南から首都高に入ってすぐに大橋JCTで用賀方向へ、その後東名に入り、神奈川県内で幾つかバス停に停まる。
時々渋滞はあったがバスは順調に走る、車内も快適。
寝不足とスマホのせいだと思うが、少しバス酔い、暫し就寝モード。

休憩は、足柄、道の駅もっくる新城、多賀の3カ所。なお多賀は、アクシデントに伴う今回に限った場所である。
20分しかない「もっくる新城」休憩では強行して食べた、鶏出汁で細麺タイプのラーメンがすごく美味しかったが、バスの時間が気になって味わって食べられなかったのは残念。

その後トイレに入ってバスの階段を上がったところで、既に運転手さんが乗客数を確認している、結構危なかった。
バス出発、新名神が事故検分で通行止予定のため、旧名神にルート変更、そのため到着が遅れる可能性ありとのアナウンスあり。
14時頃にバスが滋賀県に入ると終盤モード、この日は静岡あたりから風が出始め、背の高いバスは風に煽られる感じがした。

多賀で休憩して深草BSに停車、近くの席から何名かが降車した。
その後2時間ほど掛けて1555にバスは大阪駅に到着。
新名神のアクシデントで旧名神ルートに変わったが、10分強程度の遅延で済む、スゴイ!

非常に快適に過ごせたこともあり、約9時間の乗車時間も気にならないと言うか、楽しく過ごせた。
所要時間9時間ということで、なぜか同等の時間が掛かった昔の特急「つばめ」に思いを馳せてもみるが、
当時の特急用客車スハ44の二人掛けクロスシートでは、疲労度合いが雲泥の差なんだろうと思う。
今となっては比較の仕様がないが、、、。
料金は、6,500円以下と格安なので時間に余裕がある場合おすすめの移動手段と言える。
伊丹空港へ
行きのバスと対照的に帰りは、飛行機。

高速バスを降り伊丹空港へ移動、新阪急ホテルのバス停まで歩く。
今回大阪の街を歩いたのはこの数百メートルだけ。

空港バスの時間まで30分以上あるので近くのタリーズコーヒーで時間を潰した。
出発10分前にバス停に戻ると20人ほど列ができていたが、始発なので満員で乗れないということはない。

実は、次に停まる丸ビル前というバス停の方が本数が倍あるのだが、そこだと席は結構埋まった状態で乗車となるだろう。
30分強で伊丹空港に到着、JALなので終点の北ターミナルで降車。
余談だがこのバスでは、偶然なのか?乗客のほとんどが南ターミナルで降車していた、JAL頑張れ!
JL134便

ターミナルに入って早めの夕食、ダイヤモンドカリーでカツカレー。
フルーティなルーで、東京と異なり福神漬けでなくキャベツのピクルスが添えてある。
ココは5年前、コロナ禍の長期大阪出張で毎週の様に通った店であった、懐かしい。

その後サクララウンジでビールなど飲んでまったりする。

JL134便、今回の機材は国際線仕様B773、普通席料金で開放されたプレエコ席を確保できたので搭乗が楽しみ。
搭乗時間ちょっと前にゲート18に移動して搭乗する。

クラスJは、長距離国際線仕様ビジネスクラスシートである。

これがプレエコ席、既に触れたが普通席料金でこの席に座れてラッキーであった。
134便は、到着が遅れたため、10分遅れの1950に出発した。
11月にクアラルンプール便でも座ったが、プレエコ席は非常に快適、今回は隣人も居たが全然狭くない。
アナウンスでは、飛行中揺れる予想と断りがあったが、全然揺れなかった。
シートベルトサインが消え、ドリンクサービスでスカイタイムを飲む。その後すぐに降下が始まり着陸態勢に。
バスと違い東京〜大阪便はあっという間に到着する。
せっかくのプレエコ席、もっと乗っていたかった。
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以上でした。