ayuayuのブログ

2019年1月からJGC修行を開始、5月に解脱。JGC修行の模様、旅行記、趣味のことなど...

荒川サイクリング(フロントキャリアの取り付け)

2020-06-14 20:14:40 | 日記


_ 半年間クロスバイクに乗ってみて

こんばんは。

車の「メリダ クロスウェイ100R」ですが、順調に乗り続けて購入後半年が経過し、とても気に入ってます。

その反面、自分としては、決して小さくない不満が2つありました。
これは、愛車のメーカ・モデルに限らず、殆どのクロスバイクが該当すると思います。

①長時間乗ると手と腕が疲れる
②通勤・買い物の際荷物が積めない

ーーー

前回は、①の解決策として、バーセンターバー装着のお話をさせて頂きました。

今回は、②の件についてです。

これは、覚悟したうえでのクロスバイク購入なので当然の結果なのですが、日常使ってみるとやはり不便なんです。
特に6月以降に暑くなってからは、PC入りのリュックを背負っての通勤はしんどいくて、特に背中が汗だくになるのがちょっと...いや、すごく嫌です。

と言う事で、キャリアを取り付けることにします。


_ キャリアについて

Webでリアキャリアも含めてキャリアを物色してたんですが、クロスバイクのシルエットに変化の少ないフロントキャリアを選択しました。
主に運ぶものは、PC入りのリュック中心なので、荷物が大きなモノではないこと、またフロントに積んだ方が防犯的に目が行き届くことも理由です。

早速amazonで、「AKI WORLD(アキワールド) BASKET CARRIER BLACK CR-YI-005」なる製品を調達、お値段¥2568、キャッシュレスでさらに5%OFF。
選んだ根拠は、アルミ素材、自分のバイクに合うブラックカラー、勘ですが何となく自分のバイクに付きそうだと思ったからです。ただ、実際持ってみるとズッシリとしていて本当にアルミなのかな?
スペックでは、だいたいビール缶一本分の重量ですが、この程度の大きさのアルミがこんなに重いのは不思議。でも、まあいいや。

この製品は、自分が買ったその日のうちに売り切れになってしまいましたが、似たような製品はいっぱいあります。

こういった製品は、実際自分のバイクに付くかどうか分からない様ですが、ダメでもこの程度の値段なら勉強代で納得出来る範囲内かな。


_ フロントキャリアの取り付け

自分のバイクに付くのか不安でしたが、運良く?付きました。

取り付けは、六角レンチ、ドライバー中心の組み立てだけなので難しくはないです。
ですが、しゃがんでの作業となるので、足腰が疲れましたね。(小型の椅子があれば解決?)

以降、取り付けた時のレポートもどきです。
皆さんの参考になれば幸いです。

バイクによって、取り付け方が異なると思われますが、だいたいのところは一緒だと思います。
使った工具は、六角レンチ数サイズ、小型モンキー、ナット押さえ用のペンチ、大きめのプラスドライバー。

作業時間60分程度でした。


製品の全部品です。
何故かメインの荷台となる部品に予め付いているボルトが非常に締まった状態で入ってました。これを緩めるだけで一苦労。


素人の自分は、こんな重要な場所のボルトを外して大丈夫なのだろうか?少し不安でしたが、
まず、フロントVブレーキの台座を留めるボルトを六角レンチで外します。


メインの荷台部分を先程のVブレーキの台座に挿して、仮止めします。


3つあるフロントフォーク ダボ穴に挿す横柱部品のうち、どれがこのバイクに合うか?現物確認して選択します。

この部品が自分のバイクに合う・合わないか?このキャリアが取り付けられるかどうかの分かれ道でしょう。
(ただ不幸にも、この部品が自分のバイクに合わないとしても、部品の自作は出来そうですし、別にDIYショップなどでL型部品などを調達して組み合わせれば、何とか出来るのでは?と考えています。ちなみに、件のフロントフォーク ダボ穴に挿す横柱部品は非常に肉厚で、本格的な工具を持たない丸腰の一般人による曲げ加工は困難と思われます。)

幸い自分のバイクの場合大丈夫でした。他にも合う部品がありましたが、ストレート状の部品を逆さにして取り付けることにします。
そうする事によって、その部品がVブレーキのレバー内(レバーの門の中)に納まってくれるので、フロントタイヤを脱着する際に必要な、Vブレーキワイヤーの開放・接続作業が影響されないと思ったのです。


フロントフォーク ダボ穴に挿す横柱部品をメインの荷台部品およびバイク側に仮止めして現物合わせをします。
このフロントフォーク ダボ穴に挿す横柱部品には、ワッシャ類が複数あるのですが、どれをどこに挟み込むのか?今一分からないので、自分の勘で適当に挟み込みました。


その後、仮止めをして各部に問題ないかチェック。


最後に各部のボルトを本締めして完成。
タイヤとのクリアランスが狭めですが、まあこんな感じでしょう。


_ 使ってみて

自分の勤務先は、6月以降も原則テレワークなのですが、この金曜日が午前中出勤でした。早速バッグをキャリアに積んで会社へ行ってみました。
この日8時前から暑かったのですが、バイクに乗ると心地よい風を感じ、リュックのない背中は今迄より逆に涼しく、非常に快適でしたよ。
なるべく、この先電車は使いたくないので、これは非常に良いカスタマイズとなるでしょう。


通勤用のリュックを載せてみました。
縛るのに使ったワイヤーは、ダイソーで調達したもの。

ーーー

今回は、タイトルの荒川サイクリングとは関係ないお話で恐縮です。
ご覧頂きましてありがとうございました。


平日夜の荒川ランニング−6(不思議な境界線2)

2020-06-09 15:24:45 | 日記

 


_ 不思議な境界線(岩淵水門付近)

こんにちは。
いつもランニングしている荒川土手ですが、Google Mapで確認すると、東京都と埼玉県の境目がいくつかの場所で不思議な形をしています。
先日は、東京都北区板橋区と埼玉県戸田市が接する浮間公園付近をご紹介しましたが、今回は、岩淵水門付近の2か所をご紹介します。

人出が増えたコロナ後の荒川土手ですが、最近夕方は人出が落ち着いて来ましたので、その時間帯を見計らってランニングがてら探索してみました。

下のMapの赤丸部分がそれです。岩淵水門を挟んで左右2ヶ所あります。
(クリックすると別ウィンドウでGoogle Mapが開きます)

 


_ その1(岩淵水門左側)

まず岩淵水門左側にある境界線の探索から開始。


その部分を拡大、数字は下の写真撮影場所です。


①-1:
マップでは青い「あらかわ」看板より向うが川口市、手前が北区と思われます。
でも周辺の風景にココが県境であることを印象づけるものは一見すると見当たりません。
道路の舗装・柵・芝・樹木なども見た目は変わらず。
でも、道の分岐に白い杭が立ってますね。


①-2:
ありました~。
杭には「占用境界杭 北区」と書かれています。これが県境界線を示しているんですね。
いやぁ、最近このような観察をし始めてやっと県境の証拠を発見できました。
この杭を境に手前が北区、向こうが川口市となります。


②:
ここにもありました。


③:
下流側土手上の境界線付近ですが、ここには杭が見当たらず。


④:
気になって、土手下駐車場脇付近に降りると杭を発見!
写真のロードバイクは川口市、自分は北区に居るということになります。
杭の字が読める側が北区ということなんですかね。

それにしても東京側の土手に居るのに写真のロードバイクの場所が埼玉県だなんて不思議ですね。

---
前回の浮間公園編では境界線に因む建造物等を殆ど見つけられなかっただけに期待していなかったのですが、意外とゴロゴロありましたね。
ちょっと嬉しかったです。

 


_ その2(岩淵水門右側)

次は岩淵水門右側にある境界線です。東京都足立区北区と埼玉県川口市が接しています。

先週ニュースになった野生のシカは、この付近で捕獲されました。
TV映像ではシカが地図真ん中にある川口市のフットサル場から、なんと荒川を泳いで対岸へ向かうシーンがありましたが、地図を見るとその対岸も実はまだ川口市の様です。

こうしてみると対岸の川口市の領地?は結構広いんですね。
今回シカは足立区内で捕獲されましたが、もしシカが捕獲された場所が飛地側の川口市だった場合「川口市で捕獲された」「でもTV映像で見ると東京都では?何で?」なんてちょっとした混乱があったかも知れないですね。


①:
この場所では境界を示す杭、および境界線を思わせる痕跡等は見当たりませんでした。
なんとも味気ない感じ...。ランニングコース的には好きですが。

では、鹿浜橋で対岸に渡ってみましょう。


②-1:
境界線は、ちょうど「キッチンとれたて」の脇にあるようです。(この期間コロナ閉店中)
看板脇に杭がありましたね。昔からさんざんココの前を走ってましたが気が付きませんでした。
杭より右が足立区、左が川口市です。


②-2:
こっちは「足立区占用地境界」との表記でした。
その1で見た北区の杭は、表記の読める側が自分の区側でしたが、足立区ではそうでもない感じです。
どちらかというと、その1で見た杭がたまたまそうなっていただけかも?

その2側は、もう少し探索すると、杭はまだ見つかるかも知れません。

 


_ こうなったのは?

今回の場所も恐らくは昭和初期に荒川放水路(現在の荒川)が出来る以前の荒川(現在の隅田川)の形状、および単純にその頃の境界線に因んでいると思われます。

それは、下の古地図から推測しています。


↑ 現在の地図


↑ 同場所の古地図

境界線は、形が同じですね!

こうして、昔の荒川の流れを偲んでみるのも悪くないですね。

では、今日はこの辺で。