マジックにだまされるのはなぜか

「マジックにだまされるのはなぜか」という本を読んだ。
マジックに関する話は少なく、ほとんどが認知機能の話であった。
だいぶ前に読んだ「フルハウス 生命の全容 四割打者の絶滅と進化の逆説」がポーカーとも野球とも
ほとんど関係のない本だったことを思いだす。

「マジックにだまされるのはなぜか」の中で「映画館で映像の中に一コマだけポップコーンやコーラの映像を流すということを
繰り返すとコーラとポップコーンの売り上げが伸びた、という有名な話は捏造という説が有力」という話が衝撃だった。
胡散臭い話だとは思っていたけど嘘だったとは。百匹目の猿現象と同じで有名な嘘話というカテゴリーに入るんだな。

ダブルリフトとダブルターンノーバー

二枚のカードを一枚かのようにデックから切り離すことをダブルリフト、
二枚のカードを一枚かのようにデックから裏返すことをダブルターンノーバー
というんだって。覚えておこう。

でも大体の書籍ではダブルリフト＝ダブルターンノーバーという扱いになってる気がする。

妖怪手品の時代

「妖怪手品の時代」という本を読んだ。
日本におけるマジックの歴史や世界のマジックの歴史などが面白く書かれている良書だった。
天狗の呼びだし方とか河童の呼びだし方とか載ってる。

で、その内容を他人に話そうとすると細かいところが思いだせない。
日本最古の手品の本「神仙戯術」っていつの本だったっけ？
世界最古のマジックの本「妖術の開示」っていつの本だったけ？
みたいな。

知識としてはそんなに必要ないけど、話のタネとして使うには細かいところまで覚えておいた方が有用だから
もう一回読み直そう。