いよいよ、今週末の25日に機械製図の試験日が迫ってきました。昨年末から、この日を目標にして練習を積み重ねてきたわけですが、今現在、試験時間の4時間をクリアーできているのは1名のみで、他の3名については、まだ30分程度オーバーしています。
技能検定では、時間内に3つの作業をこなさなければなりません。
1つは作図要領の理解です。図面とは別にA4で数枚の問題用紙が渡され、図面の作成要領、課題図の機構の説明、作図に関する指示事項などが記載されています。
この中で最も注意して読まなければならないのが、作図に関する指示事項です。
機械製図では、減速機や油圧装置などの機械装置を投影した組立図から、指定の部品を指示されたレイアウトで作図していかなければ致命的な減点を受けてしまいます。
次の作業が作図作業です。指示事項を守りながらトレッシングペーパに作図していきます。ドラフターやコンパス、テンプレートなどの道具を使いながら正確かつスピーディーに作図していきます。
図面は、主投影図、側面図、平面図など3つから5つの図面を要求されますが、一つ一つ完成するのではなく、互いの図の関連する線を引いていく要領でやると効率的にできるようです。
そして最後の作業が、図面の各所に寸法、面肌、幾何公差(直角度や平行度などの形状に関する公差)などを入れていきます。
この中で、最も時間を要するのが作図作業です。4時間のうち3時間くらいはかかるでしょうか。残り1時間のうち作図の理解が10分、寸法記入が30分、余った時間は最後のチェックに当てたいところです。
これを理想的な時間配分として全員で確認しました。より細かい時間管理をすることで、自分自身のペースがわかりペース配分の調整に役立ちます。
試験まで残り少ない時間ですが、一気にペースアップしていきたいところです。
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