生産技術科の一日

設計・製図・加工・制御・・・メカニカルエンジニア達の記録。現在名・・・メカニカルエンジニア科

価値生産方式(43)現場の価値創造

2006年04月07日 | Weblog
<まとめ 2>
工場を一つのクラスター(葡萄の房)と同じように考えて、それぞれの葡萄の実が
連携して、目的となる価値を産出する必要があること。

そのためには、工場のコンセプトを明確にして、評価できる目標を設定して、参加者の共通課題として提示して行く必要があること。

すべては人であり、人の能力の活性化なくしては価値生産の実現は不可能であり、職場のリーダーを通じて、作業者の能力を最大限に引き出すための環境と目標をきちんと設定する必要があることを述べてきました。

組織も人間の体と同じように、知らずしらずに無駄な脂肪が付くものです。
無駄な脂肪は人間の場合は、体重や姿に表れます、工場の場合は、材料や設備の状況と5Sがそれを表します。

製品を加工のためにラインに流す場合、無駄な作業や、材料があると利益は出ません、環境変化と製品のライフサイクルが短い現在の市場環境では、市場に合わせた
ジャストフィットを工場革新として連続化させる必要があります。

こうしたジャストフィットのやり方を今回は43回の連載で提示して見ました。
あと2回の連載で、プログへの掲示は中止します。



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