goo blog サービス終了のお知らせ 

散歩 ◆新潟市のあたり

日々綴り 新潟市のあたりから

資料・写真処方

2015-12-27 18:31:07 | -- 写真


家の本箱から引き出したのはこんな本
古いものになってしまいました。

フィルム、印画紙用、
現像液、定着液の薬品処方、
手順、現像原理、手順などが書かれています。

もともと化学系ですので、
学生時代に写真現像、焼き付けは資料を作成するためにしていたから
このようなものも家にあったりするんです。
実際これを使ってPOTAなどは自家調整でしたから卒業後も使用していた資料。
今はフィルム用の現像液が無くなった時のために保存しておく資料。

今は昔

webサイト

2015-12-16 21:58:06 | -- 写真


私のNET上にある写真
今年 Webサイトを一つ整理して
ふたつのWebサイトを調整せずに放置。

ブログはここと 週一回更新のもう一つ
画像サイズが異なっています。
オリジナルは大きなサイズでのプリントに対応出来るサイズで撮っていますが、
webでは縮小しています。
ここでは横構図では横サイズ640px 縦構図では横サイズ480pxを指定しています。
もう一つのブログでは横構図では横サイズ800px 縦構図では横サイズ480pxとしています。
ブログ以前のwebの通信品質、ブログをはじめた頃もその環境でしたからその名残です。

さらに私にはNET上にTwitterがあります。
@itokin_i で このブログ関連であがります。
そして
画像検索で携帯電話不調の時に作ったTwitterが見つかったので
今 @rg7tph もあります。
Twitterはフォローのかけ方で狭いSNSにもなることがありますから
多様性のための複数利用としています。
といっても、使用する画像はブログで使うものと類似になっています。
ただ、最近のTwitterにつける画像は長辺1920pxを指定していますので
ブログのものよりも精緻となっています。

ほぼ同時期に撮ったものを使用していますので
同系になりますが
ブログではその写真の組み合わせと流れで普段の新潟市のあたりをと
つくっていています。
週一更新のブログは写真だけで並べます。
Twiterは ブログに連動する他 その周辺の話や急ぎのことなど
そしてDM(メッセージ)で種々連絡用として使用しています。
写真は速報として使用することもあります。

こんな感じでNETに幾つかの私の写真があります。
普段着のような写真ですがこれからもよろしく。
そう
12月からInstagramもはじめました。
正方形、単写真 キャプション短でいっています。

カメラ

2015-11-24 18:51:50 | -- 写真
写真を撮るにはカメラが必要。
カメラであればとにかく撮ることは出来るけれど
その撮るもによって撮りやすいカメラがあって、
それを知るとその形式のを選ぶことが多くなります。


写真誌などを情報源はカメラの
作例情報やデータが並んでこれは良いものだと書かれている。
店舗での購入を見ていると
何を撮るかではなくスペック比較や
聞いているブランドイメージで選んでいるように見えることがあります。

先日撮っていたイルミネーションでは
多くは携帯電話、タブレットで撮る光景が多かった。
画面が暗いとか、顔が出ていないとか言いながらも楽しそうな撮影風景。
もっと違うカメラならもっときれいに思うように撮れるかなと思ったり。
カメラの必要性ってそんなときに感じたりしたんです。

フィルムカメラの頃には色々な形式のカメラがあって
その撮影の仕方も色々でした。
一眼レフが実用になる前には二眼レフもあって
その撮影フォームは基本写されるひとと目を合わせない胸高の撮影。
優しい顔が撮れたりしました。

撮るもの、被写体、撮る条件、撮れる条件によって
適するカメラがあります。
各照度でのAF速度だったり、画質だったり、
携帯性だったり、静粛性だったり、
要件は様々。
すべてを一台で満たすカメラは今もありません。

一台にすべてを求めないとカメラも楽しめるものです。
わざと不自由な点をつくってその中で撮っていくとアイデアもでてきたりして。
フィルムの頃はよくそんなことをしていました。

ローライフレックス2.8F、ローライコードVa、ローライフレックスT、ミノルタオートコード、ヤシカフレックス

ストリートフォトのこと

2015-11-11 18:48:22 | -- 写真


写真雑誌で肖像権について扱っていました。

内容はストリートフォト スナップの特集とコンタクトからの撮り方
肖像権に触れた部分は少ない。
その記事についてはweb上にある記事とトラブルの話の追加
これとは別に見開き1ページにコメント集があるけれど
肖像権について明確には説明していない。
唯一 大西みつぐ氏だけが実際に撮り続けているひとのコメント。
どうすれば問題にならないかに答えがないからこうなるのだけれど。

以前、写真評論家が肖像権について説明しようとしていたが
実際に撮ったことがない人なのだろう 説明になっていなかった。
人格権、財産権の話をふってもぽかんとしていました。


また肖像権とは別に気をつけなければならないものがあります。
「迷惑防止条例」準オープンスペースに表示されている「迷惑行為の禁止」
ストリートフォトを撮るには色々なことを知らなければならない時代です。

写真の色とか露出とかのこと 2

2015-10-27 21:36:11 | -- 写真
ポジフィルムのラティチュードとデジタルカメラのそれが似ているので
露出補正や色のコントロールも似たアプローチですすめることが出来ました。

適正露出ということば
フィルムやセンサーが記録、再現出来る範囲が限られていることから、
その範囲を超えてしまうと記録、再現出来なくなるため
調整し露出する必要があります。
カメラの内蔵露出計は
評価測光や距離情報で補正されて複雑になっていますが、
概ねその時の明暗の中間になるような値を「適正露出」として出してきます。
ただこれは意図を表現するために正しい露出という意味ではないないのです。
カメラが出してきた「適正露出」で得られる画より
暗い部分をもっとはっきり出したいとか、
ハイライトとなっている部分に階調が欲しいとか思うことがあります。
そのため「露出補正」と云う操作を行ないます。
(これは前述の フィルムやセンサーが記録、再現出来る範囲が限られているためです。)
また、色ごとに異なる反射率による
カメラの「適正露出値」と差異の発生もあります。
この時にも意図にあわせた「露出補正」の操作を行ないます。

マニュアルで露出調整する方法もありますが、
明るさが急激に変化する場合や
スポットライトが明滅するなど部分的に光点がある場合など
カメラの出す値(AE)に補正をかけておく方がタイミング、フレームに集中出来たりもします。
このときに必要となるのが
条件によってカメラが出してくる「適正露出」の値
カメラの露出計の特徴(クセ)を知っておくことになります。

フィルムの頃はこの補正量をその場で見ることができなかったので
段階露出などを行なっていたものです。
デジタルカメラではディスプレイで大まかに確認出来るのでずいぶん容易になりました。
露出の過不足で色の出方まで変わるので これはずいぶん助かっています。
(フィルムの頃は撮影対象によって相反則不軌も考慮しなければならなかったし)



写真は目で見たものすべてを見たままに画にすることは出来ません。
光で描く「光画」の方が撮影技術的には適する表現のように思えます。
また、意図のためにフレーミング、シャッター速度、絞り、ピント位置などを
多様な組み合わせから撮影者が選択します。
それらを出会いの瞬間に行なう。おもしろいですこれ。


写真の色とか露出とかのこと

2015-10-24 10:03:26 | -- 写真
写真の露出をとらえる前に

色の三要素
色相、明度、彩度
・色相は色の性質 赤、黄、青・・・
・明度は色の明るさの度合い 明るい色、暗い色
・彩度は鮮やかさ 鮮やかな色、くすんだ色
もう一つトーン・色調があり
これは明度と彩度をあわせたもので、明度と彩度が似ているものをまとめているもの

明るさをあらわすもの
・照度 ある面を照らす光の量 少し乱暴ですが入射光式露出計で計る光の量
・輝度 ある面から発せられる光の量
光源はともかく、反射してくる光は素材の反射率の影響を受けます。 
写真用では反射光式露出計で計る光、但し18%グレーを基準にしています。
カメラの内蔵露出計は反射光式の一形態となっています。
ただカメラの出す値は
カメラごとで特徴(クセ)があるので把握しておく必要があります。

色によって光の反射率が異なる、
輝度が異なることから
反射光式露出計を使用している場合は露出補正は必須となります。
画面(フレーム)の中に様々な色がある場合には補正量は少なく
支配色がある場合には補正を丁寧にしないとつぶれたり、濁ったり、とんだりします。
これはカラーで撮る場合だけではなく
デジタルでモノクロを撮る場合にも必要になります。
モノクロフィルムの頃はラティチュードが広く
(プリント時にひろうことが出来ることもあり)それほどではなかった補正が
(カラー)ポジと同程度の幅となっているデジタルでは重要となるのです。

ネットでデジタルからのモノクロ仕様で
明度と彩度、輝度を意識していない変換をしているものを見ることがあります。
(トーンの同じものを変換するとすべて同じグレーになってしまうようなこと)
表現手法としてそれもありですから良いのです。
(フィルムでモノクロを撮っていたときに
POTA現像、減感現像などでネガを得ようとしていたからなんですが)
モノクロのトーンに美しさを見たいと思う時もあります。
デジタルモノクロでは撮影時にも注意して
単純な彩度落しとかグレースケール変換ですませて欲しくないと思うのです。

砂丘館にて

2015-10-11 22:52:08 | -- 写真


砂丘館の 蔵では25日まで
「村の肖像展 I・II」角田勝之助写真展をやっています。
昭和20年代後半から30年代前半の奥会津の村の人々の写真。
その表情、姿にその時代が見えます。


さて、ここへ行った理由にはもう一つ。
展示の仕方を見ること。
前回見たものにはなかった自然な誘導が行われる展示方法の実施。
自然に奥に誘導され、振り返れば二階へギャラリーへ向わせる視線の流れ。
この方法を見るのは初めてではないけれど、
とても効果的な配置となっていました。


AZS_

2015-10-06 17:56:11 | -- 写真
もう一つのブログに AZS_四年目の再構成をのせました。
この夏の写真展に冊子としようかと思っていたものなのです。
展示は間に合わないし、夏の写真展のテーマからも離れるし
どうかなと思っていたことと、
最終の撮影からの時間と構成時間から結局間に合わなかったもの。
それとは別に
写真展をやるならばポートフォリオも作れということなんだろうが
それを今までやってきていないから。

続けてきた写真展
やる意味について
立ち位置から見直す時期なのかもしれない。

AZS_四年目の再構成

展示会場

2015-09-25 20:33:51 | -- 写真
二週続けて同じ場所で違う展示を見てきました。
展示場としてつくられたところではなく、
別の目的としてつくられた空間を展示場として利用した場所です。
ここの特徴はフロアが一階と二階のふたつに分かれること、
展示の仕方によってライブの空間となってしまうこと。
見通し出来る空間が限られること。

一つの展示は一階と二階で別の表現展示でしたから、
目的別の誘導は容易で、訪問者はほぼ上手く分散していました。
もう一つの展示は多人数の作品を個人別に展示したもの。
一階と二階の展示品の性格が異なっていたので、
誘導が出来ていれば回遊もあったのと思うのだが、即されるかたちとなっていた。
これは展示品の順番は考慮されていたが、VP的な動線は考慮されていなかったことから。
さらに一つの展示では背のある椅子が雑然とマグネット位置の見通しを遮断していた。

入口が中央にあり、左右 さらに
階段のために入口右に大きなデットスペースが出来ること。
ここを展示スペースとして使用するには
立体展示のない、壁面展示ではかなり細かく検討しなければならない。

自然回遊の出来る展示場でない場所では
プレゼンの基本にもどってあらためて考え直してみなければならない。
どんな方法があるか。
今回のふたつの展示、
それ以前から何度か見ているこの会場での展示列からあらためて思う。

・・・と思いながらカバンもって このようなものを展示するには

28mmが苦手

2015-08-31 21:04:31 | -- 写真
28mmというのはカメラ用レンズのこと
デジタル、フィルムでもセンサーサイズ、フォーマットによって変わるので
ここでは35mmフィルム用のレンズのこと。
他のサイズ、フォーマットでは換算して28mm相当のレンズということ

28mmというのはスナップに適すると云われ
スナップ向きと呼ばれるカメラに採用されることが多いもの。
GRというカメラはそれを追求してシリーズを続けています。

単焦点で交換レンズを揃えるとき
50mmを中心とすると28、50、100、200が使い易いと云われていたもの
28mm
対話距離で腰高さから上向き気味に女性を撮ると感じが良いとか
踏み込んで1m以内のパーソナルゾーンに入り込むと
少しだけデフォルムされた感じとともに迫力のある画がつくれるとか
色々使い方によって効果の出しやすいレンズです。

ただ、私は28mmが苦手
理由は
ポートレートやデフォルメを嫌う対象を撮っていたこともあるのですが、
35mm、85mmが常用だったから
ストリートフォトでは踏み込みが遅れるため。
その意味ではステップ幅が似てくる24mmの方が使い易い。
このタイプのひとは24、35、85、180と組むことが多い。
もともと35mm、85mmというのは50mmの性格の一部を強調して
ふたつにわけたようなレンズなので穏やかな表現になりやすい。

今はズームレンズが常用となる時代。
24mmからのズームもあるので、感覚的にはあまり変わっていない。
ストリートフォトではカメラを構えた時点で撮り終わるのが理想なので
画角と間合いは構えるまでにとっておき、
フレームの微調整でズームを少しだけいじる。
ズームをトリミングレンズとして、写真をノートリミングで使用出来るように。
これは35mmと云う小さなフィルムフォーマットで可能な限り大きな面積を得
プリントでの荒れを避ける習慣のなごり。

こんな感覚が残るから私のストリートフォトでは28mmが未だに苦手
GRは魅力的なカメラだったのだけれど
28mmだったから手を出さなかった。
かつてNikonが35Tiと28Tiという高級コンパクトカメラを出したときにも
結局35Tiを主に使ったから。
何かを撮るには何ミリが良いとかではなく
まぁ色々なひとがレンズ効果を含め解説してくれていますから
それらを参考に使い易い画角が見つかったらそれを使えば良いという感じなんです。