11月7日(日)、新潟絵屋で開催されていた 安藤喜治写真展「Stand Still #2 季節」(会期:10月30日から11月7日)に行ってきました。
2年振りの写真展鑑賞、2年振りの “新潟日帰り弾丸ツアー”、そして2年振りのブログ更新…😅
ゆるゆると始めて参ります💦
(そう言いつつ、サボっていた分、一気に「復路編」までやってしまいますので、お付き合いのほどを…🙇♂️)
【往路編】
「ウチ〜松本駅:自転車 → 松本〜長野:電車 → 長野〜新潟:高速バス」で構成される今回(いつもと同じ構成だけど)の弾丸ツアー。まずは松本発6時18分の始発に乗りそびれると全てがアウトになってしまう電車に乗り込んで
未だ明けきっていない景色を見ながら、さっそくウトウト。
ちょいちょい目を開けて窓の外の様子を見ていたら、姨捨に差しかかる頃にはすっかり明るくなっておりました。


長野発新潟行きのバスがここから出発するのは8時ちょうど(どこかで聞いた発車時間ですな…あずさ◯◯)。
電車が長野駅に着いてから30分ほどの間にようやく目が覚めてきたので

車中の人になってからはイキナリ寝こけたりしないで「いい天気だねぇ♡」と、上機嫌で外を眺めていました。
が、やっぱり水平線が見えるとテンションが上がるのは山国の民のサガというもので

休憩で立ち寄った米山SAの展望台からの眺めは涙モノでありました。

海が見えなくなってからは、どこまでも広がる田園風景に見とれたりウトウトしたりしながら、身動きが取れないバスの旅を改めて満喫しておりました。
これはこれで、たまにはイイものだと思います。
バスが高速道路から下りて、市街地への案内看板が出てくる頃にはすっかり目も覚めて。
最初の目的地・バスセンターへの期待感がじわじわと強くなっていったのでした。

改装されたというバスセンターは、壁や床がかつてよりも明るくなった効果なのか、なんだか広くなったような気がします。バスの排ガスのにおいもあまり感じなくなって、「換気設備だとか見えないところも改善されているんだねぇ👏」と、感心したところで【往路編】の「完」でございます。
【滞在編】

バスセンターを「最初の目的地」呼ばわりしたのは、この『バスセンターのカレー』があるから。
ここに着くのが11時半頃なので、電車に1時間10分、バスに3時間半揺られてきて、しかもお昼時の到着とあっては、「お昼ご飯はコレ以外にないじゃん」と決めつけております。
否、決めつけていたのですが…
改装前は、ちょっと気になる丼屋さんが入っていた場所に『ラーチャン家』なる看板が…?!
「前の丼屋よりも気になるじゃん!」(ごめんなさい)と動揺しつつも、初志貫徹でカレーをいただきました。
「に、2年振りじゃ〜😭」と、泣きはしませんでしたが、久々に味わう独特のもったり感とご飯のコンビネーションが嬉しかったです。
「カレーの後はラーメン」なんて気を起こさないうちにバスセンターを出て、帰りに買う予定の新潟の銘酒がどこにあるのか探索を兼ねて万代シティ界隈をウロウロ。
ワタシにしては妙に段取りがいいのは復路のバスの出発が15時55分だから。たまにはそういうこともします…f^_^;)
2Fのテラスは「季節が違うんじゃないかい?」と思うような風情で…
お酒を買うお店の目星もついたので、万代シティでのウロウロを切り上げて会場に向かうことにしたのでした。

地図アプリによれば、万代シティから新潟絵屋への経路は柳都橋を渡って古町方面へ…ということになっていたのですが、万代橋を渡らないと新潟市に来た気がしないワタシとしてはアプリの提案をサラッと流して、万代橋を渡ってから川沿いの遊歩道を通って柳都橋に向かうことにしました。(もちろん古町経由でも行けるんでしょうが、この先は迷子になっている余裕はないので安全策を採りました。これも、敢えて迷子になりながら路地歩きを楽しんでいる新潟では滅多にやらないことです😅)
万代橋を渡ってからは、この時期らしい景色にホッとしながらひたすらテクテク歩いて

新潟絵屋に着いたのは13時ちょっと前のこと。なんのかんの言っても、お昼ご飯を食べてから小一時間歩き回っていたことになります💦
町家を改修して作られたというこの建物自体が作品のようなギャラリーにワクワクしながら入っていくと…

安藤さんのFBやブログで紹介されていた光景がありました。
が、壁を目一杯使って展示された290枚のプリントの「圧」は会場に行かないと分からないですね、やっぱり。
プリントに囲まれた空間で安藤さんとお話したり、「貼りきれなかったから…」と、ファイルや箱に収められていたプリント(展示分と合わせて400枚)を拝見しながら、作者自身の圧もヒシヒシと感じておりました。
そうこうしているうちに、午前中に紅葉撮影をしていたという7人展のメンバーが来られたので、肘ツンツンでご挨拶したり、久々にお話したりと、楽しく過ごさせていただきました。

至福の時間はアッという間に過ぎて、15時を少し回った頃にお暇することにして…😢


イイ感じの斜光のなか、再びバスセンターを目指します。

暑さもずいぶん和らいだというのに汗ばみながら早歩きしたのは、新潟の銘酒をゲットする他にもう一つのミッションができてしまったから。

結局、食べちゃったんですね。ラーチャン家のラーメン、単品510円也を。
本当はチャーハンとのセットをいただきたかったのですが、さすがにそこまでお腹が空いていなかったので断念。セットは次回以降ということにして【滞在編】を終わります。
【復路編】
「今、海辺にいたらどんな夕日が見られるんだろう…」と、ちょっと口惜しく思いながら(もともと無理なんですがね、日帰りじゃ…)窓の外に見惚れておりました。


米山SAで休憩したのは17時半過ぎ。
この頃になるとすっかり日が落ちて、窓に車内の様子が映るだけになったので、長野までウトウトを決め込むことにして


長野着は19時半頃。そのまま駅に行って20分後の松本行きに乗るのか、長野で晩ご飯を食べていくのか思案した結果(考えるまでもなかった気もしますが)、バス停の向かいにあった居酒屋に飛び込んでおりました。
軽く酔って、この電車に乗り込んでから松本まで気持ちよく爆睡していたので、もはや画がありません…💦
ホームの反対側に停まっていた妙高高原行き。
『1泊2日新潟の旅』のときは、これに乗って敢えて各停を乗り継いで新潟駅に向かいます。「この次の新潟行のときには乗せてね」と、電車にお願いして【復路編】を終わります。
今回の弾丸ツアー記の『完』でございます🙇♂️
番外編あります