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散歩 ◆新潟市のあたり

日々綴り 新潟市のあたりから

「森崎書店の日々」

2010-10-13 21:15:05 | 本、映像・音楽
  森崎書店の日々  八木沢里志 著
 
彼に突然結婚すると云われ、それは自分ではなかった。
落ち込み、会社も辞め、なにも出来ない日々。
そこにおじさんからお店を手伝ってくれないかの電話。
そして書店のまちで暮らす日々。

神保町を舞台として、淡々と綴られる日々
まち撮りにも似た回遊感。
知らないわけではないあのまち
ひさしぶりに歩いてみたくなりました。

映画もあるんですって。

F5.6 Vol.3

2010-09-24 22:36:45 | 本、映像・音楽
 
F5.6 Vol.3
副題は「かっこいい 写真が 撮りたい」

名風景を「絵はがき」写真にしないコツ 藤田一咲
美味しそうなごはん写真の撮り方 樋口勇一郎
路地裏では「もの言う街角」を探せ 田中長徳 とか
フィルムの時代にはなかなかではなかったことが
デジタルカメラになって出来るようになりました。
カメラでその気分を撮る時のイメージの一助に

AKB48という被写体

2010-09-16 21:40:15 | 本、映像・音楽
  


SWITCH 25th ANNIVERSARY SPECIAL ISSUE (SWITCH PUBLISHING) では
荒木経椎、藤原新也、蜷川実花、藤代冥砂が
AKB48 総選挙上位者七人、大島優子、前田敦子、板野友美を
PHOTO GRAPHICA Vol.20 (MdN) では
篠山紀信が「AKB48 Team KISHIN」を撮っています。

販売部数の期待出来る被写体。
まだ隙を見つけることも容易ではあるが、周辺圧力でそれを選択出来ないかもしれない被写体。
見飽きないように種々の企画も。

この二冊での撮影者とAKB48の組み合わせは巧いと思った。
期待されている像が押さえられている。プロの仕事。

「おにいちゃんのハナビ」

2010-09-09 21:32:16 | 本、映像・音楽
おにいちゃんのハナビ  おにいちゃんのハナビ
 
9月9日 片貝で花火があがっています。

片貝を舞台としたこの映画は 9月11日から新潟で先行上映されます。
兄妹の物語。
「自分のために  そして、妹のために  ただ、妹に見せたくて
この町のハナビは、  想いとともに  打ち上がる」

このサイトで見つけたおもしろそうなもの
twitter de 寒ーいセリフコンテスト

なぜこの映画が目にとまったか
はい 私は谷村美月に眼がいきました。

「森山大道 路上スナップのススメ」

2010-08-25 21:55:52 | 本、映像・音楽
昨夜は14番目の月。さよならみどりちゃん。
今宵満月。花火の音。

  森山大道 路上スナップのススメ  大山大道 著;仲本剛 著
 
東京のまち「砂町」「佃島」「銀座」「羽田」北関東「国道」のスナップ
その間の語りを聞き取りで埋めています。
各章のはじめにはコンタクトプリントが見えます。

新書サイズで、文章量は少ない。
章ごとに写真をめくり、その流れをおったり眺めたり。
そんなことを繰り返す。
そんな本になります。

「夜明けの縁をさ迷う人々」

2010-08-02 21:43:14 | 本、映像・音楽
  夜明けの縁をさ迷う人々  小川洋子著

九編からの短編集
野球の試合をしている少年から見える曲芸師の話。
教授の留守宅をあずかるD子さん。
エレベーターの中で生まれ、エレベーターボーイとなったイービーの話。
不思議な力のある涙を売る話。採光の涙は傷みを感じた時。
パラレルワールド、パラソルチョコレート。
甲子園。終わらぬ決勝戦。

暑い夜。ちょっと一編をお読みください。
スプラッター、グロテスク、エロでこわさを感じる方には向いていません。
夢十夜(夏目漱石)を読んで、その話で映像が浮かぶ人にお勧めします。

Pen「ヌードは、美しい。」

2010-07-21 21:47:18 | 本、映像・音楽
Pen 8/1「ヌードは、美しい。」 阪急コミュニケーションズ

表紙の 植田正治氏の撮ったNudeが眼を引きます。
この雑誌はひとつのテーマを大きく取り上げで誌面を構成します。
今回が「ヌードは、美しい。」
絵画から写真へ、写真表現としてのNudeを流れとして取り上げていきます。
日本の写真家として「植田正治」「荒木経惟」「篠山紀信」も取り上げられています。
いずれの写真家ひとりだけでも一テーマとして扱えるほどのものですから
誌面は自然入門編のようにならざるを得ません。
自然、取り上げた写真家については
「この写真集で」とまとめることとなります。

第二特集は「シャガールの世界」

このタイプの雑誌で、
気にかかるものを見つけ、深く入っていく。
そんな触れ方に良いと思います。

「エブリ リトル シング」

2010-07-06 21:06:11 | 本、映像・音楽
   エブリ リトル シング クワガタと少年  大村あつし 著

とあるデパートの昆虫売り場
二匹だけ別のかごに入れられたクワガタ。値付けはとても低い。
その理由は捕獲時に足がとれてしまったため。
カゴの中の あえて5本足のクワガタを買い求める少年の行動「クワガタと少年」。

全六話。一話一話で落ち込んだ気持ちが救われるような感覚、
巧みな伏線を見つけながら、それを楽しめる一冊。