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フランスの音楽、映画、語学勉強やガーデニングなどの徒然語り

METライブビューイング アクナーテン

2020-02-24 22:23:45 | 日記 Journal

METライブビューイング2019-2020が始まってまして、、、

実は2019年11月にプッチーニのトゥーランドットも観に行ってたのだけど。

忙しくって感想をアップする間もなく、、、で、予告編を見て、絶対見たいと思ってたのがこれ。

フィリップ・グラスの「アクナーテン」MET初演で新演出です

予告編見てて、オペラとジャグリングの融合ってどうなるの?とワクワクしてました。

で、折からの新型コロナウィルスの感染のこともあったので、アルコール消毒スプレー持参で行ってきました。

もちろん、マスク絶対外しませんでしたよ!

で、とにかく、斬新

ストーリーはサイトに記載してあるのを読んだだけの状態で行きました。

ので、もう少し予習してけばよかった。アガサ・クリスティーの書いた戯曲もあるんですね。

しかし、この作品は、ストーリーというか、五感で感じる作品でした。

なんたって、セリフない

戦争シーンはジャグリングで表現

何でもイギリスのジャグリング(S・ギャンディーニさんとK・ウーラ=ホックラさん)の専門家の方だそうで。

王様の衣装は超豪華

でもね、初登場した時にはパンツ一丁でしたよ

周りのショッカー軍団はジャグリングの方達。

でもね。。。

古代エジプト期なのに、物語を説明する役の方(名前忘れてしまった。オペラ歌手なのに今回は歌の出番なしの方)の手をよく見たら

腕時計を両手にしてたり、アクナーテンの次の王となった子がスニーカー履いてたり・・・、

細かいところに突っ込みたくなる衣装でもある

途中でいきなり現代のシーンになったり

しかし。太陽賛歌のシーンは素晴らしい歌と演出でうっとり。

このアンソニー・ロス・コスタンゾさん、カウンターテナーという高音の持ち主で

私たちをうっとり夢見心地にしてくれました。

(うっとりし過ぎて時々気を失ってました・・・

この階段を登っている時、頭の位置が揺れないんですよ、すごーい!

普通に階段を登ると段のところで揺れるのに。。。階段ではなく、スロープをゆっくり上るような感じです。

全身の筋肉使ってるんだろうなー

アクナーテン王と王妃のネフェルティティが愛し合うというところ、

二人の長い長い赤いベールが交差して愛を表現するとか、物凄く演出が凝ってて美しかったです。

たまーにジャグリング中にボールやクラブ(ボウリングのピンみたいなやつ)が取れなくて

落ちたりしてましたがうまく処理してました。とかもご愛敬。

とにかく、斬新な演出でございました!

 

 

 


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