★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

ペアレント・トレーニング 第1回

2015年09月29日 | ★セッション・講座
児童相談所に申し込んでいた
ペアレント・トレーニング講座の
第1回目に参加してきました。

ペアレントトレーニング(ペアトレ)とは、
アメリカ・UCLA神経精神医学研究所の
ハンス・ミラー博士によって1974年に開始されました。
主に発達障害を持つ子どもへの対応方法ですが
定型発達のお子さんでも、ご高齢の方などにも
あらゆる人に使えます。

このアメリカのプログラムを日本版に改良した
肥前方式、奈良方式、精研方式といった
ペアレント・トレーニングがあります。

私が児相で学ぶのは
国立精神保健研究所(精研)が開発した
「精研方式ペアレント・トレーニング」です。

参加者の詳しいことは
プライバシーの保護のため書けませんが、
私を入れて5組の方が集まりました。

自己紹介ならぬ、他人を紹介するという
他己(たこ)紹介というのをしました。
お互いをインタビューして、
その人を紹介するというやり方です。

その中に
「子どもの一番良いところはどこですか?」
という質問がありました。

「ニコニコ笑顔」

と答えました。そして
「一番困っているところはどこですか?」
という質問には

「人がいやなことをすること」

と答えました。

今回は、行動を3つにわけて
観察することを教わりました。

・好ましい行動
・好ましくない行動
・危険な行動

私が発表したケンの行動は

<好ましい行動>
 チャレンジタッチと宿題を毎日やる。

<好ましくない行動>
 宿題やハミガキなど、
 すぐにやろうとせずに逃げる

<危険な行動>
 弟をなぐる、ける
 物をなげる

ペアトレの宿題として、
次回までにケンの3つの行動を
書いてくることになっています。

ペアトレの説明を聞いていて
アドラー心理学やパピーさんのメゾットを
復習しているような印象を受けました。

一番思ったことは、
やっぱりパピーさんのテキストはすごい…!!
ということ。

「褒める、認める、包む」は
子どもの好ましい行動を増やし、強化させ、
親子の信頼関係を回復する
「注目パワー」なんだと再認識しました。

さらに感じたのは、一般的な悪い行動を
「好ましくない行動」と「危険な行動」を
2つを分けるのがペアトレの特徴だと思いました。
そして、この2つの行動には
グレーゾーンがあるということ。

特に兄弟ゲンカは、ある程度見守っていても
急に危険な行動を取ることもあります。
ノータッチというわけにはいかないときもあります。
どこまでがよくて、どこまでがストップか
その線引きが難しくて、いつもイラだちます。

今日から、ケンの行動を観察したいと思います。
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