★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

宿題

2018年12月21日 | ★育児
冬休みの宿題が出ました。びっくりするほどの量でした。
最近の小学校の宿題は明らかにおかしいです。
どうして、こんなにもやらせるのでしょうか?

小学5年生:ケンの宿題


小学3年生:コウの宿題



普段は「家庭学習カード」というものを毎日書かせられます(親が)。そこには「学年×10分+10分を家庭学習すること」となっています。

小学1年生なら、1×10分+10分=20分
小学2年生なら、2×10分+10分=30分
小学3年生なら、3×10分+10分=40分
小学4年生なら、4×10分+10分=50分
小学5年生なら、5×10分+10分=60分(1時間)
小学6年生なら、6×10分+10分=70分(1時間10分)

という具合です。
この時間の長さってどうでもいいように私は思います。

勉強ができる子、理解が早い子は同じ時間でもたくさんのことができるでしょう。
覚えが悪い子、理解に時間がかかる子は同じ時間でも少しのことしかできません。

何を根拠にこんなにも時間を指定するのでしょうか?
意味が分かりません。

私が学生の頃は、時間指定は中学生になってからでした。
それでも、やらされるのが大嫌いな私は宿題をやろうとしませんでしたけどね。

私は、机上の勉強よりも、特に小学生はたくさんの仲間と外で遊ぶことが大切だと思います。
子どもだから許されるケンカや小さな失敗があると思うのです。
それを、体感しないで大人になった人って正直どうなるんでしょうか。

今の子どもたちは、三つの間を奪われているそうです。

時間・空間・仲間

確かに。

宿題が多いために、時間を奪われます。
自由に遊べる自然豊かな入れるような里山も空き地もありません。
公園があっても「あれしちゃダメ、これしちゃダメ」で制限ばかりで自由がありません。
習い事に忙しかったり、宿題が多くて、遊べる仲間と都合が合いません。

第2回 3つの「間」を失って、弱くなった子ども

21世紀は、子どもが育つには本当にひどい環境です。

私は宿題をちゃんとやることよりも、仲間と思い切り遊ばせてやりたいです。

しかし、どうでしょう。

私の子どもたちは、かなり田舎に住んでいるにも関わらず遊べるようなところがありません。
空き地や森がたくさんありますが、勝手に入って自由には遊べません。
空き地に勝手に入れば、地主さんに怒られるでしょう。
森は篠竹だらけで、入ることすらできません。
習い事をしている人が多く、子どもも少ないため、近所にすぐ遊べるような子どもがいません。

結局は、兄弟だけで遊ぶ羽目に。


そして、遊ばせるのに一番面倒なのが大人です。
少しのケガをしただけで、大騒ぎする親や学校の先生。
他人との関わりをすごくめんどうがる親たち。

これで子どもたちはどうやって、人と関われるような人になれるでしょうか。
不登校になったり、ひきこもりになったりしてしまうのは、
子どもたちの周りの、地域の大人たちが「子どもは宝」と思って大切にしていないからだと思います。
もちろん市や国の政策もそうです。子どもに割いている予算を見れば一目瞭然。

道路や企業誘致にはたくさんお金をかけるくせに、
子どもに関することには本当に少ない予算です。

教育への日本の公的支出が少ないことはよく知られているが、子ども1人あたりの支出額で見てもOECD加盟国で最低レベルだった


子どもにお金をかけないこの国や街は、本気で子どもたちを大切に育てたいと思っているのでしょうか?
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アジア太平洋ディスレクシアフェスティバル2018

2018年12月09日 | ★道をひらく
国立オリンピック記念青少年総合センターで開催されたディスレクシアフェスティバルに参加してきました。








私の息子は発達性読み書き障害(発達性ディスレクシア)です。

ディスレクシアは見た目はまったくわかりません。
普通に話ができるし、知能も問題ありません。

見かけでは分からない障害なので、本人も周りもとても気づきにくい障害です。
ケンが軽度の自閉症スペクトラム障害を病院で診断されてから、
私がむさぼるように発達障害の本を読みあさったおかげで、私が発達性ディスレクシアではないかと最初に気づきました。

2年生になっても、うまく字が書けない。
音読もままならない。

これは明らかにおかしい。

そう、感じました。
もし、あのとき気がつかなかったら

「どうして、これくらいできないの?」
「汚い字だね」
「ちゃんと書きなさい」
「たくさん書けば覚えるはずだ」
「怠けているからできないんだ」
「書くの遅いね」


そう、学校で言われてしまっていたし、私もきっとたくさん言ってしまったと思います。


フェスティバルの休憩の合間に柳家花緑さんという落語家の方の映像講演もありました。

柳家花緑 ディスレクシアを語る


早期発見できないと、柳家花緑さんのように、40歳まで自分が発達性ディスレクシアだと気がつかなくて、読み書きにずっと苦労して、自分はできないんだ、バカなんだと思ってしまうということがおこります。

そうやって障害をわからないままだと、どうしてできないのかがわからずに本当にいらぬ苦労をすることになります。
けして、能力がないわけではないし、できないことばかりではないのに。

一番気づかれにくいこの発達性読み書き障害(発達性ディスレクシア)を教育現場の方によく理解して、支援や配慮を普通にできるように体制を整えていって欲しいです。

2020年は岡山と倉敷でアジア太平洋ディスレクシア・フォーラム2020が開催されます。
中学生になったケンと一緒に参加する予定です。
ご興味のある方はぜひご参加下さい。


アジア太平洋ディスレクシア・フォーラム2020
日程:2020年6月6日(土)~7日(日)
場所:岡山市+倉敷市
https://ja-jp.facebook.com/apdf2016/
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地区子ども会育成連合会・冬季大会

2018年12月01日 | ★道をひらく


今日は、地区子ども会育成連合会の冬季大会の日です。

今年は、私が会長です。

総勢151名の大人と子どもが参加してくれました。
教頭先生もお休みを返上して、途中は職員室でお仕事をしながら、1日いてくれました。

昨年度に引き続き、長く時間がかかるビンゴをなくし、ディズニーリゾートまたはUSJのチケットが当たる抽選会にしました。
バドミントンの大会だったのですが、ルール説明の方に大人がムキならないようにルール説明の時に注意を入れてもらいました。

どうも毎年ムキになる親がいて、いつも嫌な雰囲気になります。スポーツにやたらムキになりすぎる地域柄なんでしょうか。
私もそういう変にムキになる親子に、この地区の小学、中学と嫌な思いをしました。だから、スポーツができる子ばかりが活躍する大会ではなく、スポーツができない子も楽しくできるようにしたいと考えました。

だって、スポーツができる子は本当の大会で活躍すれば良くないですか?PTAのビーチバレボール大会も一部の活躍したいママがドヤ感たっぷりでやっているのが、すごく嫌な感じでした。やりたくないコッチが付き合わされて本当に嫌でした。今は廃止されてもうないですけどね。


↑ケンがバドミントンをしているところ。

今年は、キッチンカーがクレープ屋さんとワッフル屋さんの2台とも来てくれました。
私がやりたかった形の冬季大会にできました。
本部役員や単位子ども会会長さんたちも、皆さん協力的で滞りなく、けが人もなく無事に開催できました。


閉会式の時は、30年以上と10年以上協力してくれている協力員さん。
そして、会長、顧問、協力員と3年間役員をやってくれている同級生。
昨年、去年と一緒に、子ども会育成会を改革した顧問のMさん。
さらに、教頭先生の5名の方に私から手作り感謝状を手渡しました。

子どもたち、そして、保護者の方々にこう伝えたかったからです。

「他人のために、自分の力を使って下さることはとても『有難い=なかなかないこと』です。やってもらえていることはけして当たり前ではありません。当たり前からは感謝は生まれません。自分さえ良ければ良いという人が多い中、こうして他人のために何かをやってくれる人は今の時代とても貴重な人だと思います。本当にありがとうございます。」

「めんどくさい」
「やりたくない」

そう思っている保護者が多いので、ボランティアを自分の意思でやり続けてくれることは、とても素晴らしいことだと思うし、ボランティアをしてくれる人のおかげで、みんながこうしてつながって、楽しめるということを知って欲しいなと思ったからです。

私の言葉で少しでも、やりがいを感じてくれる育成会本部役員さんや単位子ども会会長がいてくれたらいいなと思いました。
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