★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

ケンがお世話になっている施設と先生

2017年01月30日 | ★育児
ケンは現在、NPO法人LDディスレクシアセンターでお世話になっています。
各週で予約を取り、市川まで通っています。

NPO法人LD・Dyslexiaセンター
http://square.umin.ac.jp/LDDX/

現在1年以上待たせている状態のため、
新規希望者の受付を中止しいるそうです。

大学の発達性ディスレクシアを研究している先生方が
支援スタッフとしてあたってくれているため、
スタッフが不足しているようです。
そんな風に大変お世話になっている
ケンのサポートに関わってくださっている
先生方のインタビューを見つけました。

日本メンタルサービス研究所:第26回目 宇野彰 先生(筑波大学大学院)

宇野先生はLDディスレクシアセンターの理事長も兼務されています。
インタビューの中でこのようにおっしゃっていました。

僕は将来的には学校を作りたいのですよ。
ディスレクシアの専門の学校作りたい。
アメリカやオーストラリアにはあります。
ディスレクシアの彼らに活躍してもらわないと、
社会としてももったいないですからね。


明確に肯定します(笑) ←ドラマ嫌われる勇気より
ぜひぜひ、ディスレクシアの専門の学校を作って欲しいと思います。

ケンがLDセンターのトレーニング方法で、
読み書きが少しずつ改善して、だいぶできるようになってきました。

学ぶ方法が合っていれば、
けして勉強ができないわけではないということが
ケンを見ていると本当によくわかります。

LD(Learning Disabilities/学習障害)の学生は、読む、聞く、話す、書く、計算する、推論するなど、 学習に必要な能力の中で著しく苦手な分野があります。 ただし、誰にでも得意・不得意はあります。そういう意味では、誰もが何らかの学習障害を持っていることになるため、これを "障害" と呼ぶのは不適切という考え方から、 アメリカの教育界ではLD(Learning Disabilities/学習障害)「学習方法の違い」(Learning Differences)と呼び、個性として扱っています。
学習に問題を抱える学生の大学進学についてより)

そうです。「学習方法の違い」(Learning Differences)であり、
障害ではなく個性としてのLDだと私も思います。

そういった早めの支援のおかげで、勉強にそんなに苦手意識がなく
学校に行くのも楽しいようです。
漢字がみんなよりできなくても、そんなに落ちこまないようです。
「今は、漢字のトレーニング中だから」
という意識があるので
できなくても気にならないのかもしれません。

三盃 亜美氏(大阪教育大学 教育学部 特別支援教育講座 講師)

三盃さんにも一度、担当していただきました。
LDディスレクシアセンターのようなサポート機関が
日本全国どこにでもあるような社会になってくれるといいなと
願わずにはいられません。
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親の敷いたレールの先にあるのは?

2017年01月25日 | ★道をひらく
子どもは「悪い子」に育てなさい
(教育活動家「いぬかい良成」)ブログ
◆親の敷いたレールの先にあるのは?


「燃え尽き症候群」

それになったのは、まさに私が高校受験で受かった時だった。
親のために行った高校。

「高校ぐらい出なさい。それがあなたの将来のため。」

そう言われて、仕方なく行った進学校。

学校という組織が大嫌いだった私は
頼むからもう学校に行くのは辞めさせて欲しいと言ったがダメだった。
それもそのはず、両親は、父親が高校定時制中退、母親が中卒。
どちらも学歴がない。
それに、私が高校受験した時代は、まさに学歴社会で、偏差値教育だった。

私は疑問を抱きつつも、
親の敷いたレールから、飛び出すことができなかった。

なぜなら、私には経験値があまりになさ過ぎた。

人とコミュニケーションを取ること。
自分自身の力で調べ物をすること。
誰かと何かをやり遂げたこと。
どこかへ自分で出かけること。

自分で行動する経験がほとんどなかった。
だから、一人でなんの支えもなく飛び出す勇気がなかったのだ。

そして、さらに仕方なく短期大学へも進学。
でも、別に行きたかったわけではない短大。
せめて、場所を選ばせて欲しいと、あだち充の故郷である群馬県へ。

ただ、その短大に行ったからこそ知り合うことができた友達もいる。
今もつながっている新潟と福島と佐渡島にいる友達。
年賀状でのやり取りしかしていないけど、
会えばあの頃のようにたくさんおしゃべりができた。

結果的にはよかったのかなって思うけど
やっぱり自分で選んだ方がいいなって思った。
例え、失敗しても、だ。

私も、ケンとコウに色々言ってしまう。
だけど、できるだけ色々な経験や色々な場所に連れて行こうと
あちこちに連れて行っている。
それだけでも、違うのかな。
だから息子たちは、私がしなかったような経験をたくさん積んでいると思う。

息子たちは反抗もするし、兄弟ゲンカもすさまじい。
感情表現がとても豊かだ。
色々やらかして、ハッキリ言って面倒くさいけど。

でも、いぬかい良成さんが言うように
良い意味での「悪い子」かもしれない。
私のやっていることや考え方はけして間違ってはいないのかな。

これからの時代は、AI(人工知能)との共存だと思う。
だから、言われたことだけできる人間はハッキリ言って必要ない。
言われたことだけやる人間はいらないのだ。


それじゃ、どういう人間が必要か。
AIを使いこなせる人間、
AIができなような発想力のある人間が必要。

そういう脳に育てるにはどうしたらいいか。

それはやったことない経験をたくさん積むこと。
失敗して、試行錯誤を繰り返すこと。
答えのないものに答えを出すこと。
これでいいのかと問いを持つこと。

かな?!
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【離】

2017年01月25日 | ★道をひらく
1月2日にいつもの大宝八幡宮に初詣に行きました。

そこでおみくじを引いてみると…



人生初の

!!! 凶 !!!


そして、「離」と書かれています。

いつも高見の見物
闘っているつもりでも 誰かを盾にしているだけ
傷ついても孤独を感じても たった一人で走り出す勇気を持ちなさい
今すぐ守られてきた場所から離れ 人生の修行にでること
正々堂々と自分の人生を生きよ


もう離れようと決めたことがあります。

それをやっていてもなんだか楽しくなくて
それよりも疎外感を味わってしまう始末。

なんなんだろう。

誰かのために頑張ってもなぜか満たされない想い。

それは私が本当に好きなことではないからだろうか?

私は自分で自分を大切にしていないし、
私を大切にしてくれないと感じる人たちの中にいるからだろうか。
なんだか自分の存在を否定されているように感じてしまう。

だから、おみくじに書かれているように
離れて自分一人で走り出すときが来たのだと思う。

魂カウンセラー由美さんに
色と香りのセッション」をしてもらいました。

セッションの前日に、「ベルサイユのばら」の文庫本を
3巻から5巻(最終刊)まで読破。

そして、私はこれだな~と思うボトルが「水」のところにある
上が青、下がピンクのボトル。



青が男性性、ピンクが女性性なんだそうです。
表面は男っぽく、内面は女っぽく。

そう。まるで、ベルばらの「オスカル」みたい(笑)
って思いました。
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発達性ディスレクシア

2017年01月24日 | ★道をひらく
ディスレクシアって、知っていますか?

たぶん知らない人が多いでしょう。

最近、テレビで発達障害や自閉症、ディスレクシアが
特集されて放送されているので少し認知度が上がってきたかな?

このブログをずっと読んでくださっている方は
ご存じかもしれませんが、
「ディスレクシア」とは、主に読みの障がいのことを指します。

正式な言い方をすると
「発達性ディスレクシア」
日本語で言うと
「発達性読み書き障がい」と言います。

昨年、その発達性ディスレクシアの南雲明彦さんのことが
「ザ!世界仰天ニュース」で放送されました。

【ザ!世界仰天ニュース】 2016年2月 3日 ON AIR
誰にも理解されない孤独な苦しみ



南雲さんは自分のようにディスレクシアで
苦しんでいるかもしれない子どもたちのSOSを早く気づいて
支援をしてあげられるようにと啓蒙活動をしています。

南雲明彦 オフィシャルウェブサイト
http://nagumo-akihiko.com/


私もケンが発達性ディスレクシアだと診断されるまで、
全く知りませんでした。

その読み書きが苦手なケンが
4月から1月までの読書が50冊を達成し
なんと校内読書賞をもらえると、
学校の新聞に名前が掲載されていました。

実は、下の子のコウも50冊読んでいるはずなのですが
どうやら読書カードを締切日に提出しなかったらしい。
次の締切日に出せば、名前が載るかな~。

ケンも、コウもこうして本好きに育ってくれて本当に嬉しい。
特にケンは読み書きが苦手なのに、
よくたくさん読んでいるなぁと感心しました。

やっぱりこれは、卒乳した後の2~3歳頃から続けている
寝る前の読み聞かせの効果かな~って思います。
よく頑張っているよ、私

本が好きなのは本当にいいと思います。
親や先生、教科書以外からの
色々な考え方や物語に触れられるからね。

ケンが発達性ディスレクシアだと早いうちにわかって本当によかった。
もし、わからなければ、私を含め大人たちから
「どうしてこれくらいできないんだ?怠けているからだろう?」
と、ケンを責めまくってしまっただろうから。
本人も
「どうしてみんなと同じようにできないんだろう?」
悩み続けただろうから。


ケンとコウを育てることで、
私はたくさんのことを学んでいます。
育児はとても大変で、苦労が多いですが、
親にも人間的に成長を促してくれるなと感じています。
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送迎車で学校混雑

2017年01月23日 | ★道をひらく
「送迎車で学校混雑」 徒歩登校全国最低
保護者、不審者懸念も(2017年1月4日 10:39)
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-421774.html


学校への送迎について、最近の送迎する親の多さに
私もいかがなものかといつも考えるところがあります。
そうかといって学校も強制もできないので、難しくもあると思いますけどね。

小学校の徒歩登校によって得られる効果は下記のように私は考えています。

1.子どもに体力がつく。
2.自分の力で学校に通うことによって経験値が上がる。
3.安全対策を教え、危険回避能力を実体験で身につけられる。
4.親自身が子どもを信じて待つ訓練ができる。


親が学校に送迎をするのは、
「親が子どもの身の安全が心配で仕方がないから」
というのが一番の理由だと思います。

その気持ち、わかります。
私も一人の母親ですから。

確かに通学路にはさまざまな危険が潜んでいます。

不審者に襲われないか、
交通事故に巻き込まれないか、
などなど…


だけど。。。。


大人になってもその危険は同じではないでしょうか?

大人だって、いつ不審者に襲われるか
交通事故に巻き込まれるかはわかりませんから。

子どもはいつまでも子どもではありません。
いつか大人になります。
そうやって、自分の力でなんとかする経験がない子が大人になって、
自分で何かしなければならなくなったとき、どうなるでしょう。

自分で自分の身を守ることができますか?

いつまでも親が危ないからと子どもに色々としてあげていて
その子が大人になったとき、どうなるでしょう?

自分の力で人生を切り拓いていけますか?


そう考えたら、自ずと答えがでますよね。


通学路は危険だらけ? 小学生を安全に登校させる親のサポート方法
http://papimami.jp/12075

臼杵市立市浜小学校>徒歩登校(自立)のススメ
http://syou.oita-ed.jp/usuki/itihama/information/post-44.html

最悪を考えて最善を尽くし
子どもたちには自分の力で歩いて
経験を積んで欲しいなと私は思います。

失敗も含めたさまざま経験こそが
誰にもけして盗まれることのない
親がその子に授けられる大切な宝物だと思います。
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