としおんのぺえじ

愛犬パズーとの戯れや日々の出来事などをつらつら綴ります

秋の夜長

2004年09月28日 | Weblog
朝、土砂降りの雨だったので、久しぶりにバスで出社。バス停から会社まで少し距離があるため、会社に着く頃には、ビタビタになってしまってました。

が、いざ着いてしばらくすると、どんどん雲が流れて行って、あっという間に青空が広がってくから愕然とする僕。昨日の夜の天気予報では「夜には雷を伴った大雨」なんて行ってたのに、なんでやねん! というやり場のない怒りを抑えつつ、1日をなんとかのりきったってな訳なのです。

ブルーな気持ちを抱いたままにも拘わらず、なんとか1日を乗り切れたのは、夜になってやった試写会のおかげ。前に感想を書いた「1リットルの涙」っていう映画だったんですが、上映が終わり、アンケートを書いてもらうと「楽しかったです」的なことを書いてくれる人が結構いて、こちらこそ楽しんでくれてありがとです、ってなもんで嬉しくなっちまったんです。

仕事、どっちかと言えば嫌なことの方が断然多いんですけど、唯一、やってて良かったって思える瞬間すね。別に僕が作った映画でも何でもないんですけど、自分で企画した試写会で喜んでもらえるってのは、やっぱり嬉しいもんです。やるまでの根回しとか、凄い面倒臭いんですけど、嬉しかったからまぁいいか、ってな感じっすね。

が、そんな些細な喜びに浸ってられるのも、ほんの僅かな時間でしかなかったりするのです。明日は、こちらも以前に感想を書いた「隠し剣 鬼の爪」っつう映画の山田洋次監督と主演の永瀬正敏さんのキャンペーンがあって取材しなきゃいかんのです。

いろいろ話を聞くのは面白いんですけど、やっぱ、相手は有名人さんな訳で、何度やっても、何人に話を聞いても、緊張しまくりなんすよね。山田監督は「たそがれ清兵衛」の時にもお会いしてるから良いって言えば良いんですけど、永瀬さんはちゃんと取材するの初めてなので、余計に緊張しちゃうんです。外見、なんか怖そうだし、下手な質問して怒らしちゃったらどうしよう、なんてことを考えだすと、夜もまともに眠れないっす。

まぁ、相手もどんなに偉い人だろうが人間だし、どってこたぁねぇ、と割り切ってなんとか頑張ろうと思うです。

でも、昔僕が好きだったキョンキョンのこと聞いたら、間違いなく怒るんだろうな。でもちょっと聞いてみたいな。でも、怒るんだろうなぁ…。

と、そんな馬鹿なことを考えながら過ぎてゆく、秋の夜長なのでしたw