世界的植物学者,故牧野富太郎博士の旧居跡を整備した練馬区立牧野記念庭園を訪れた.
小石川植物園を出て地下鉄丸ノ内線で茗荷谷から池袋へ.西武池袋線に乗り換えて大泉学園で下車し徒歩5分.
博士が研究の場として使っていた書斎と書庫はコンクリートの鞘堂(さやどう)で覆われ当時のまま保存されている.
妻 壽衛(すえ)への感謝と愛情を込めて命名したスエコザサ
Sasaella ramosa var. suwekoana
展示室には博士が植物採集や研究のために愛用した道具や日用品,植物標本など貴重な資料が展示されている.
採集した植物を入れる胴乱があって,私自身が採集と標本作りをした昔を懐かしんだ.
先生の故郷にある高知県立牧野植物園にはちょうど4年前の明日(5月7日)見学したのだった.
平成11年にリニューアルし見違えるように広く新しくなっている.