チカタの森

日々の出来事と趣味の記録.

牧野植物同好会 第770回 野外研究会

2019年09月01日 | 植物・園芸

「小石川植物園のサルスベリ比較観察」

メインテーマである段咲サルスベリ(ヤエザキサルスベリ ↓写真)がまだ咲いていないので非公式の会となった.

これは普通種のサルスベリ.

いずれも旧東京医学校本館東側の池の端にある.

(日本庭園の芝生広場のところ)

ムラサキサルスベリ.

日本庭園から坂を上っていく途中にある.

花は小さいが葉は大きい.

オオミイチョウ.

正門と日本庭園との中間あたりの低地にある.

二個ずつギンナンがついている.サクランボのような形でたわわになっている.

この他に観察したものは

シロヤブツバキ,グランサムツバキ,ミズカンナ,アイグロマツ,シダレイチョウ,フサザクラ,サンシュユ,アオガシ.

フサザクラのところでABC遺伝子の説明あり.

Aのみでガク,Cのみでメシベ,ABで花弁,BCでオシベ,ができる.

Cは成長をコントロールする.

フサザクラはAが欠損しているためガクと花弁がない.

ヤエザキサルスベリはCが欠損しているためA,Bの繰り返しで段咲きになる.

スズメバチが三カ所で発生しているので(薬を散布したり柵を設けたり対策は講じている由)長居はしないで,昼前の解散時までいて園をあとにした.

もちろん市街地よりは涼しいものの,少し動くだけで汗が出続けるので長時間活動しない方が安全.

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