今回は第七十四段から第八十四段まで.
第七十四段は無常に向き合うこと,体得することを述べている.
第七十五段はつれづれのすすめ.
第七十六段から七十八段までは頂けない人々.
第八十三段.「亢龍の悔有り」は「易経」から.
最高の地点まで亢(のぼ)り詰めた龍は落ちていくほかないので後悔する.
盈虚(えいきょ)思想.
完璧にうまくいったり,すべて揃ってしまうと,ちょっと怖い感じがするのに通ずる.
第八十四段.法顕三蔵は東晋の僧.インドに渡って帰国.「仏国記(法顕記)」の作者.
三蔵法師は三蔵つまり経蔵・律蔵・論蔵に通じた人をさし複数存在する.