花のために(鳥のために)

季節ごとの花や鳥の記録など by つな

夏の夕暮れは美しい アルチュール・ランボー/金子光晴

2012年05月29日 18時15分41秒 | 野草

           サンサシオン 

夏の爽(さわ)やかな夕、ほそ草をふみしだき、
ちくちくと麦穂の先で手をつつかれ、小路をゆこう。
夢みがちに踏む足の、一あしごとの新鮮さ。
帽子はなし。ふく風に髪をなぶらせて。

 話もしない。ものも考えない。だが、
僕のこのこころの底から、汲めどもつきないものが湧きあがる。
さあ。ゆこう。どこまでも。ボヘミアンのように。
自然とつれ立って、――恋人づれのように胸をはずませ……

                 

 

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渡良瀬遊水地の植物観察会 2012.5.20

2012年05月20日 20時20分18秒 | 野草

キツネアザミ(キク科)

マイヅルテンナンショウ(サトイモ科)ツルが羽を広げた様子ににているところから名前が付いたようです。

イタチハギ(マメ科)

他にもたくさんの種類を観察しましたが、団体行動なのでわかりやすい写真は撮れませんでした。

鳥はオオセッカ、コヨシキリの声を聞きました。

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我が家のコックテイルが満開です。おまけにいい匂いもします。

2012年05月12日 11時09分18秒 | 野草

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飛島フィールドノート 2012.5.3-6

2012年05月07日 12時17分45秒 | 旅行

【県 名】 山形県
【場 所】 飛島 (酒田市)
【年月日】 2012年5月3日-6日
【天 候】 全日雨時々曇り
【観察者】 飛島観察会14名
【環 境】 離島
【観察種】
1.シロエリオオハム  27.ツツドリ      53.キマユムシクイ
2.アカエリカイツブリ  28.アマツバメ    54.メボソムシクイ
3.オオミズナギドリ  29.ヒバリ        55.エゾムシクイ
4.ウミウ       30.ツバメ       56.センダイムシクイ
5.ヒメウ       31.コシアカツバメ   57.キビタキ
6.ダイサギ      32.キセキレイ     58.ムギマキ
7.チュウサギ     33.ハクセキレイ   59.オオルリ
8.コサギ       34.マミジロタヒバリ  60.コサメビタキ
9.アオサギ      35.ビンズイ      61.ヤマガラ
10.オシドリ      36.ヒヨドリ      62.シジュウカラ
11.マガモ       37.コマドリ      63.メジロ
12.カルガモ      38.ノゴマ       64.シラガホオジロ
13.シノリガモ     39.コルリ       65.ホオジロ
14.ウミアイサ     40.ルリビタキ     66.ホオアカ
15.トビ        41.ジョウビタキ    67.カシラダカ
16.ハヤブサ      42.ノビタキ      68.ミヤマホオジロ
17.チゴハヤブサ    43.イソヒヨドリ     69.ノジコ
18.コチドリ       44.マミジロ      70.アオジ
19.イソシギ      45.トラツグミ      71.アトリ
20.オオジシギ     46.クロツグミ     72.カワラヒワ
21.オオセグロカモメ  47.アカハラ      73.イカル
22.ウミネコ      48.シロハラ      74.ニュウナイスズメ
23.コアジサシ     49.マミチャジナイ    75.スズメ
24.ウトウ        50.ツグミ       76.ハシボソガラス
25.カラスバト     51.ヤブサメ      77.ハシブトガラス
26.キジバト      52.ウグイス
【観察記】
5月3日連絡船の一便で島に入ってから本格的に雨が降り出しそれからずっと雨の毎日でした。
まるで鳥見隊の我々が雨を運んできたようです。
そんなわけで傘を片手に双眼鏡だけ持って島の中を歩きました。
4日5日は雨が上がる時間もありましたが、基本的には
北東の風が冷たく何時雨が降ってもおかしくない毎日でした。
こんなに雨にたたられたのは初めてです。
さてそんな中チゴハヤブサが大人気で島のあちこちを飛び回っていて、樹上に止まるたびごとに人を集めていました。
また、おばこ旅館前のシラガホオジロ♀は愛想が良くて、島の鳥が少ない中楽しませてくれました。
ちなみに雨の中3日間朝から夕方まで歩いて魚と海草主体の食事をして帰ってから体脂肪を計ったら、
体脂肪が3パーセント減っていました。1カ月いれば間違いなく肥満解消と思われます。
ただし私は下戸です。

コメント (2)
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やっぱり谷川俊太郎 4つの夕暮れの歌 2012.5.1

2012年05月01日 20時40分04秒 | 野草

1.夕暮は大きな書物だ   
 すべてがそこに書いてある   
 始まることや
 終わることや
 始まりも終わりもしないページの中に

2.誰があかりを消すのだろう
 夕暮
 あんなに静かにやさしい手で
 空の全部にさわっていって

 恋人たちは知っている
 二人の愛が消すのだと
 子供たちは知っている
 みんなの歌が消すのだと
 だが 私は 知らない

 誰があかりを消すのだろう
 夕暮
 それは私のお父さんではない
 それは私の愛する人でもない
 それは風でも思い出でもない

 誰があかりを消すのだろう
 夕暮
 私が夜を欲しい時
 私が夜を憎む時
 誰があかりを消すのだろう 

3.誰もいない隣の部屋で
 誰かが呼んでいる
 まるで私のように

 私は急に扉を開ける
 こっちは暗いのに
 そこには明るく陽が射していて
 たった今誰かが立ち去ったところらしく
 影がちらっと目をかすめる
 だが私が追うともう誰もいず
 あたりまえの夕方になる
 花瓶には埃がつもっている.
 窓をあけると空が明るくそこでも…
 誰かが呼んでいる 私のように

4.死者のむかえる夜のために 
 今日残されたものはひとつの夕暮 
 うす闇に 
 しばらくはふりかえる人のうなじ 
 貧しい者の明日のために 
 今日残されたものはひとつの夕暮 
 手をつなぎ 
 家路をたどる子等の歌

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