大塚でつぶやく

北大塚にある、とあるおでん屋で働く夫を観察する妻のブログです。立ち上げは夫だったはず・・・・ですが・・・

ねずみ

2007-05-31 16:34:08 | いきものよもやま話

私は生きものが好きだ。特に猫。姉の家、実家、とにかくどこでも猫をさわりたがる。
←姉の猫

先日ふっと、スナネズミを二匹、購入してしまった。

これはもう、魔がさしたとしかいいようがない。
哺乳類のぬくもりが恋しかったのだろう。

姉に電話すると
「なぁにぃー、スナネズミなんてペット動物として向かないよ?まだハムスターのほうがいいじゃん、なんでまた」と言われたが・・・・・


左がモモで右がシロ。少年ジャンプファンならわかる人はわかる(汗)。
か、かわいいじゃないの

と、初日は思った。

ケージがなかったのでとりあえず、ダンボール箱に収容。カサカサポリポリとキッチンタオルを噛み砕いて寝床にする姿もかわいらしかった。
翌日。私がバイトから帰ると、モモが脱走していた。
ひえええーーーーーとなったがとりあえずトロクサかったのですぐつかまった。
その次の日。
起きてみるとモモがいない。店長が乾物棚で春雨をかじるモモを捕獲。ダンボールの周りの壁はどんどん高くなるのだが、翌日、高さ30cmを垂直ジャンプして脱走するモモを現行犯で逮捕。上に乗せる金網を買うかどうするか迷ったがうっかりそのままにして夕食に出かけてしまい、帰宅すると案の定いない。
「ネズミは俺達の予想もしないところから出てくるし、そのうち出てくるよ」と、店長は、意外と落ち着いている。なんで?だってベランダに出てカラスに取られたかもしれないし、どうしようどうしよう、どうしよう・・・・・

さんざん探して、冷蔵庫の裏からちょろっと出てきた!!が、こちらが動くとさっ!と逃げ込む。

~~~~!!!

こん、く○れネズミがぁっ!!!

えらい行動も最初と変わって俊敏になっとるやんけっ

・・・・死闘の末、知能戦を制したのは私であった。
翌朝、100円ショップが空くと同時に購入した金網によって脱走騒ぎは終わったのであった。

これらをくれた女性は、「私はリスもハムスターも飼ってますけど、その中間ってカンジですかね~」なんて言っていたが、あえて言わせてもらおう、断じて違う。

コイツラの属性は、まぎれもなくネズミそのものである。

そうすると、店長が妙に落ち着いているのがわかる。
「だってオレ、ネズミとのつきあいは長いからね」
・・・・納得。

でも、お願いだから今度逃げたときにハエトリ紙のネズミ捕りはしかけないでくださいね・・・・うちのペットなんですから。

 

 


奈良萬とおでん屋を囲む会

2007-05-24 17:39:02 | おでん屋での日常

5月21日月曜日
店長は、休日出勤しての、会である。

前日、「ドタキャンが相次いでさ~・・・・」の言葉からここで公開呼び出しをさせていただいた方々、即レスありがとうございました。ここでお礼を申し上げます。

さて、当日19時前、扉を開けると、すでに二人、コワモテのお兄さん方がなにやら慣れた様子で髭のマスターとくつろいでおられた。
あれ・・・・・?この恐い顔の人、どこかでお会いしてる・・・・??けど思い出せない。あちらも、どっかでお会いしてますよねー、といいつつ思い出せないよう。

「お会計まずこちらですよー」と、半分金髪の哲さん。今日は貴方なのですね。
余談ですが私が境港に行ったとき、哲さんの話になると姉は必ず「哲さんって、あの『頻尿』哲郎?」という。

・・・・・・

「・・・・・お姉ちゃん、もう頻尿治ってるんだしそれは・・・・・・」

「いーや、悪いけどアタシの中では彼はもう『頻尿・哲郎』なの。あの、『本当の姉妹ですか?』っていきなり言った子ね」←別に根に持ってるわけではない

やがてぞろぞろと面子が集まり、私の真向かいの座ったのは緊急招集にすぐ答えてくださったnobuさんと、「もん家」酒仕入れ担当茂樹さん。「いやー、昨日の酒がまだ残ってましてねー。」(←そのときは「?」でしたがどうやらこういうことだったらしい)

そ、そんなんで大丈夫なんですか??今日は奈良萬でヘベレケの会(←違)ですよ?

店長の定位置、おでん鍋の前には店長にまさるとも劣らない巨躯の東海林さん(夢心酒造の方)が。実は違和感がないので最初気付かなかったのです(笑)。彼が本日のホスト役です。

各自の席の前には既に、お肴箱とメニュー&お決まりのアンケート用紙。ずらりと大徳利と大小ぐい飲みも並びます。

挨拶も済んで箱を開けると

おおっ。
いつもは大皿に盛って各自自由に取る形でしたがこういう形式でキタカー。
左上から
・カリフラワー&ホウレン草の木の実和え
・スルメイカの肝あえ
・喜多方より 身欠きにしんの山椒漬け
・トマト&チーズの煮込みハンバーグ
・新ワカメ、生青海苔と人参の酢の物
・熊本産赤ナスの鶏皮味噌田楽 焼きネギ、シシトウ添え
・奈良萬粕漬け、お新香
・五目稲荷寿司
・フルーツ(イチゴ、洋ナシ)
このほか、お通しとして初かつお香味サラダ仕立てと、合間合間におでん三品(大根、玉子、新牛蒡肉巻き)が供されました。

しかし・・・・

隣に座った女性はお腹がすいていたらしく、日本酒二種めくらいでぱくぱくぱくっと完食していたし、かたや向かいの燗酒ブラザーズ(nobuさんと茂樹さん)はスルメイカとか、ニシンの山椒漬けをちびちびつまみつつ大吟醸も吟醸も純米もずーっとお燗、お燗でひたすら飲みつづけ。私は・・・トマト&チーズの煮込みハンバーグをどのお酒で食べるか?と頭をひねっていました。まあ、店長らしいやさしいお味だったので奈良萬ならどれでもいけましたけれどね!

あっ、ここまで書いてお酒全然書いてない(汗)リストもないし・・・えーとえーと確か・・
・純米大吟醸(五百万石49%夢酵母)生詰め 一年熟成
・純米大吟醸(五百万石49%夢酵母)火入れ
・吟醸
・純米
・・・・・以下記憶ナシスミマセン・・・・誰か補完してください。

「もともとお燗に向いてますからねー、どんどんお燗して召し上がってみてください!」のお言葉通り、ぬる燗がなんともいえず。ウマカッタです。

22時ごろ、他のお客様はひけて、残るはコアな日本酒好きばかり。
そこで話をぼんやり聞いているうちに、あっ!!あのコワモテのお兄さんは、そうだ!!テルさんたちと行った、池袋「とりの」の方々だ!(←前日に茂樹さんやつかささん、「蒼天」テルさん、さんせーさん、哲さんたちが集って飲んでいたお店)
茂樹さん、昨日の続きのように飲み続ける。強ぇ~・・・・
そんなところで私は退散しました。

後日譚。
今回は久しぶりに「酒の会」参加しました。というのも、いつもはキャンセルが出ても店長はそれほど必死に集客しなかったし、私にも、高価いし、無理しなくていいよ、くらいな言い方だったのに今回ばかりは「全部オレの料理なんだから、久しぶりに食べてってよー!」なんてお誘いくださり、なんだかえらく今回は積極的(失礼)だなぁ、といぶかっていた。

今回は、メニュー・名簿管理・集客・酒造さんとの連絡等々、すべてトシ房がメインコーディネーターとなって頑張ったのだそうです。
なるほど。それは熱も入りましょう。
オトコとしての、仕事の腕の見せ場でもあったわけですね。

お疲れ様でした店長っ!
そしてご来店くださった皆様、本当にありがとうございましたっ。


六義園リターンズ

2007-05-15 15:38:03 | おでん屋の休日

5月14(月)。冬の繁忙期を抜け、少しおちついてきたおでん屋の休日のお題は「お散歩」。

前夜、私が、通った大学のキャンパスへ行きたい!と騒いでいたので、店長は早起きして、ジャンプと「散歩の達人」を買って、私が起き出すのを待っていてくれた。

ですが・・・・・こともあろうに言いだしっぺの私が、前日飲み過ぎたため、どうにも午前中始動ならずスミマセンでした!!

そんなわけでお昼ご飯を作るなどもできない。軽くお昼を食べに行こうと、本当にそれくらいの気持ちで北大塚まで出てました。さいわい、お天気は薄日が差す程度で気温も暑くもなく寒くもなくだったので、じゃぁ、歩くか!とそのまま勢いで六義園まで歩いてしまいました(六義園の入り口まで軽く2kmはあります)。

まぁなんとかなるだろうと歩き始めましたが、不運にも私はブーツを履いて出てきており、10分後にはそれがいかに間違いだったかとほぞをかむことになるのでした。おばあさんのように休み休みなんとか歩きとおして、入園したばかりで、いきなり店長がしゃがみ込む。

ど、どうしたの!?

アリ(形態、分布と最も普通種という情報http://ant.edb.miyakyo-u.ac.jp/J/Taxo/F-----.htmlから多分クロオオアリCamponotus japonicus)の巣を観察していたのでした。
巣の近くに這い出たミミズが生きながらにいましもアリの餌食になろうとせんところ。多くの人が、この、生きたままアリの襲撃を受けて抗いながら巣穴に引きずり込まれる生物の姿を見たことがあるでしょう。何度見ても、残酷で、目が離せないシーンです。
しかし。月曜日の陽だまりの午後、他の来園者はほとんどがリタイア組で、美しいアヤメや庭園美を愛でているなか、この凄惨なシーンをしゃがみ込んで見てる大人って私達だけでしたから。なんだか店長、近頃行動が・・・・。何気なく「個体差」なんて単語を使っているあたり、共に過ごしてきたこの2年近くのときを思う。

公園はツツジも終わり、新緑一色の季節でした。来園者も少なく、花の終わった八重桜の下のベンチに寝そべって、ゆったり、のんびり。
風の音が「さらさら」していて「そよそよ」なのは、風をうける木々の葉がまだ柔らかいからなのだと気付く。夏の終わりになると葉が硬くなって、カラカラいうようになるもんね。

なにより、嬉しかったのは、店長が「ああ、、、、こうやって頭上の葉を見上げることがしばらくなかったなぁ、、、」って、しみじみ言ってくれたこと。植物の名前がわからなくても、生態系に関心が無くても、同じように空気の広がり、匂いや風の音を敏感に感じ取ってくれる感性があるひとだということに、感謝する。

池には相変わらずミシシッピアカミミガメが目立つ。さらに腹が立つのは、橋の上に立って彼らを眺めていると、わーっと首を上げて泳ぎ寄って来ること。
・・・・餌を投げる人間がいるからこうなるのだ。
六義園の池にいる亀の種類はこの際問題から外すとしても、この、動物と見れば餌付けしようとする欲求はなんとかならないのか。ヒトの本能的な部分に根ざしていると思うが、カラスや鳩に餌をやるのと基本的に同じことだと何故思ってはくれないのか。「密猟」「盗掘」ひいては「立ち小便」「ポイ捨て」「禁煙・分煙」と同じ、老人や子供にもいちいち理由を説明しなくても良い「公共のモラル」になってほしいですよ、全く。(珍しくブログで拳を上げてしまったぜぇぜぇ)

閉園の音楽が流れる。あ~あ、短い一日だけの休日終わり。

このあとはまたてくてくと歩いて、巣鴨もん家さんに行きました。そこでひでこさんが爆弾発言を・・・(つづく)


みどりがふえた

2007-05-13 15:20:46 | いきものよもやま話
買った先から料理にむしりとるので、まるで場末のハーブガーデン。
一鉢100円ほどだし、すべて一年生で秋になれば実をつけて枯れるのだから、八百屋でひとたば買って腐らせるよりは生かしたまま、何鉢か同時に育てていれば良いのですが、、、。置き場所に困るし、なにより一鉢枯らせてしまったりするとうしろめたい。

また、なんとなく、根がついて成長していると「持続可能な有効活用」という概念が、そう、概念ではなく感覚として誰のこころにもそだつから面白い。成長にあわせて、ハーブを使って、という楽しみ。

実家の隣の空き地の山椒の木。35年以上、周辺住民の「木の芽」として生きたけれど宅地整備で切り倒されてしまった。
せめてその子孫なりと、接木でも救いたかったな。
今年は山椒の苗でも買って育てるか。。。。

会津地酒 つなや

2007-05-12 20:42:37 | お店紹介(バー・立ち飲み屋)

「ね、『くう』のむかいあたりに会津地酒のお店(酒屋さん)ができてるんだよー、ちょっと行ってみてよ」by店長

・・・?それは、偵察して来いってこと?

一日、二日は聞き流していましたが「行ってみた?」「行ってきてよ」との催促に、重い腰をあげました。

会津地酒 つなや。

ううむむ・・・「奈良萬」「天明」しか知らない・・・・
「午後2時に開店します」と扉にはってあったので中をのぞくと、確かに、専用冷蔵庫の中にびっしりと日本酒が並んでいる。
近所のBOOK OFFで小一時間をつぶし、また戻ってお店に入ってみました。

中に入ってびっくり。店内は四面(つまり全面)専用冷蔵庫が据えられ、びっしりと日本酒が!

しかも!!

「常時50種類は試飲用に開封してあります」
というではありませんかっ。(ほとんどが無料)

普段、一般人が、店主の選んだお酒をそんなに試飲させてもらえることはない。これは、勉強になります!好きなお酒を味で選べるって、すごい。
そんなわけで、7種類ほど味をみさせてもらう←鬼畜に片足つっこんだひと

まずは新しい酒米「夢の香」を「うつくしま夢酵母」(だったと思います)で仕込んだお酒。マスクメロンのようなトンデモナク華やかな薫りが広がりました。
モーツァルトを聞かせて醸すという蔵粋(くらしっく)(小原酒造)のシリーズを3ついただき、奈良萬を2ついただき、あと1種類思い出せないのがありますが、結局4号瓶を2種類、お買い上げ。
←「奈良萬」純米生貯蔵酒「小檜山」(小原酒造)
ふたつで¥3000ナリ。安いですよね。

私が気に入ったのは右の「小檜山」蔵粋純米吟醸甘美酒。
杜氏さんのお名前を冠した意気込みの一品だとか。お名前に縁を感じます(笑)会津にはわりとよくある名前なんだそうです。

次回行ったときには「天明」のまだ飲んだこと無いお酒とか「栄川」とかもチャレンジしてみよう!

会津地酒 つなや
住所:南大塚2-32-8KFビル1F
TEL&FAX:03-3944-0529
不定休・・・かな?とりあえず「今週のおやすみ」は14日(月)←ってことは店長いけないのね
基本的に平日AM9:00-PM20:00、土・日は14:00-のようです。あと19(土)・20(日)はお休みです。

「地元会津で30年以上営業してきたけれど、息子たちが大塚近辺に就職したので親が店をたたんでついてきました」と、会津なまりばりばりの熱心で勧め上手なご店主でした。

報告以上!これでよいですか、店長?


haruっちのビストロ!

2007-05-11 15:04:42 | 料理

今日は失敗作のご紹介です(^^;)それなりに美味しかったのですが、改良案とともに反省を込めて記したいと思います。

いつか賞味期限切れのカラスミ(お値段50%引き)をそのまま食べたらちょっと生臭かったので、旦那のいない自分のお昼ご飯に、のこりものをパスタにアレンジしてみました!

簡単レシピのご紹介!

◆材料:1人分◆

・パスタ・・・・・・・・・・・・・80g~100g(お好みで調節してくださいね)
・からすみ・・・・・・・・・・・・・片腹の1/4くらい
・しょうが・・・・・・・・・・・・・・少々、すりおろす
・青唐辛子・・・・・・・・・・・・・・1本、小口切りにする
・ランパ・・・・・・2cm
・カレーリーブス(カラピンチャ、カリパッタ)乾燥・・・・・4~5枚
・サラダオイル・・・・・・・大さじ1
・洋風だし・・・・・・・・・1/2カップ
・ココナツミルク・・・・・・・・・・大さじ3(ココナツミルクパウダーなら小さじ1を溶かす)
じゃばら汁(レモン汁でもすだちでもかぼすでも可)・・・・・・・・・・・大さじ1
・ハーブ(トッピング用)・・・・・少々(コリアンダー、メティ、ディルなど、あまり甘くないさわやか系ハーブをおこのみで)

◆作り方◆

・たっぷりのお湯に塩(分量外)大さじ1~2を入れ、パスタを茹でます(その間にそソースの準備をします)。

・フライパンでショウガのすりおろし、青唐辛子、カレーリーブス、ランパを弱火でじっくり炒め、香りがでたら洋風だしを加えます。

・すこし煮たら食べにくいランパ、カラピンチャは取り除きます(平気な人はそのままで可)。

・ソースを煮詰めながらカラスミをおたま等でつぶしてすりまぜ、パスタを混ぜる直前にココナツミルクを加えます。ソースの塩分はからすみだけで充分ですよ。

・茹で上がったパスタを熱いままソースにからめて出来上がり。お皿に盛り、ハーブを散らし、じゃばら汁をかけていただきます。

南インド風パスタ、賞味期限切れからすみだけどなかなかおいしかった~♪最後にかける柑橘類は、たまたまうちにはじゃばら100%果汁しかなかったのですがけっこういけました!アチラ風に統一するならライムなんでしょうが・・・・(=_=;)。でも、きっとレモン、すだち、かぼす、シークァーサー等々酸の強い柑橘なら多分なんでもいいと思います♪ただ米酸や穀物酢はおすすめしません。

ちなみに写真では上にココナツフレークがかかってますが食感が著しく悪化するのでやめたほうが良いと思われます(^^;←ここが今回の失敗点

以上、ダンナサマがよくみている広島女性の某有名料理ブログのパクリでした。

ところでネット上での著作権ってどういう規制があるのか本当に知りたいよね。
文章表現とか、「ブログ」である以上どうされてもしゃぁないのかな。
だから上記のブログが本になったのかしら。

最後に。賞味期限はともかく、消費期限切れたものを使うのはやめましょうね!

まぁ、だれもこんなマニアックなパスタ真似しようってひとはいないと思いますけれど・・・・


私物化して

2007-05-10 00:16:19 | いきものよもやま話

5月というのに真夏日が続き、そして今日はいきなり寒い。
温暖化とか異常気象以前に東京って、絶対に田舎より寒暖の差が烈しいと思う。毎日毛糸かカットソー半袖・長袖かキャミソールなのか、ジャケットかブラウスなのか、サンダルかブーツなのかを考えなければならない。

とても暑かったこどもの日、会社の元同僚と神大植物園に行った(デートといえばそうなんですが・・・・何故既婚者の私がそんなことになったかはちょっと複雑な経緯があって、それはそれでここでは省略!)
都会育ちの彼は田舎にいくと「何も無い」と感じる典型のような人間で、鉄道オタクである。まぁそれを自覚しているからいいけれど「本当にコイツ、同じチームで同じ業務についてたのか?」と疑いたくなるほどに、人間以外の生命体について感心も知識も全く、ない。そんな彼を植物園に引っ張り出したのは彼にとっては退屈なことであったに違いない。しかしもし彼が大塚まで出てきて喫茶店なんかで会ってたら喧嘩別れしていたかもしれない。
私は、ネームプレートがついてて、森も「マグノリア」「針葉樹」とかで分類してある神大植物園は、とても楽しめるので思いっきり彼に何の配慮もなく楽しみました。

話すこともなくなったので夕方に別れ、帰宅した後に
「楽しかったです。haruさんの解説つき植物観察、ありがとうございました。」

というメールが・・・・・
おいおいキミ、それホントに楽しかったのか?
キミにかまわずにはしゃぎまくって薀蓄をしゃべり散らかした私への嫌味なのでは?

しかし、「僕、都会でしか生きられませんから。車がないと暮らせないような場所では生きられませんね、きっと。」と言う彼の感覚には驚きを隠せない。いや、逆にここではそういうひとって多いんだろうか・・・。

暑いときに、せめてクーラーの室内からでも、開け放った窓からでも良い、水気を含んだ植物の香りと木陰を感じなくてどうやって生きていけるのか?同じ照り返しでも白いコンクリと、水を張った水田とではビジュアルだけでも違う。
都心に住んで3年、慣れるどころかますますツライ。日々見聞きする、確実に進行する地球温暖化の影響を牢獄の中から眺めているような気分になる。

・・・・・・・・・・・・・くらいな。

公園の観察指導員さんが「シリブカガシ」の実をきれいに磨いて、小さい子にくれるようにティッシュでくるんでくれたのがとっても嬉しかった。
荒川線ぞいのバラは誰が手入れしているのか、天祖神社の森をバックにして初夏の美を競っている。
雨が降り始めたとき、沸き立つような葉の匂いをかげばこの季節が嬉しい。
でも栗の花の香りは、、、かんべんしてほしい。

ところで、あの匂いって、栗の花以外にも何種類かの植物から出てるのです。
が、その匂いの元になる植物がどうしても思い出せない。
ぼけたもんじゃのぉ・・・


居酒屋春分(はるぶん)大塚店

2007-05-02 21:18:04 | おでん屋の休日

4月30日(祝)、またまた、あつまってたりする。

4時の開店時間を無視したかのようにNOBUさんが爆発危険物を提げていらした。
早いですよっ!開店前にお客がくると焦る。

しばらく誰も来ないので、ノドグロの一夜干し、活けサザエなど境港直送の海の幸を、25度をこす夏日の下、炭を熾して焼きつつ、とりあえずの肴で四人まったりと、三時ごろから飲み始める。

私は直射日光の当たる窓際にすわっていたが背後に火鉢が、、、

暑い!熱いからっ!!

あとから来られた方々は、午後の日差しのなかでもうもうと煙を立てる「炭焼き処 春分」を目にしてなんとおもわれたことか。

前日まで境港に行っていた私は、今回は料理もノータッチ。献立も、すべてBUNさんと店長によるものでした。

本日の肴
・酒盗をつかった鶏ササミのクリームサラダ 
(B)
・茹でアスパラの玉ねぎソース(B)←このソース最高!
・ノドグロ一夜干し(haru)
・活けサザエのつぼ焼き(haru)
・スパイシーレバパテ(B)
・鹿肉のフライ(B)
・ゲソとウドの炒め物(店)
・ラムチョップ香草焼き(店)
・・・・あと何があったか思い出せない、、、。

お酒
・瓶ビール 8本
・缶ビール 8本
・シャンパン 1本
・赤ワイン 2本
・白ワイン 1本

・七田純米おりがらみ(生)
 ←NOBUさんの爆弾
・千代むすび強力純米吟醸(生)袋取り←境港のおみやげ
・千代むすび小悪魔←なぜさんせーさんがこれを!?
・大信州純米大吟醸 仕込み27号←すみません、これどなたからでしたか?
・喜久酔純米吟醸(生)←BUNさんから
・醸し人九平次無濾過純米吟醸←「もん家」茂樹さんから

もう、ワインもどれもこれも選り抜きにウマいことウマいこと。
なにもかも、すすむことすすむこと。
酒宴が進むにつれて次々と脱落者が出、私も気付いたらひとり寝室の奥で丸くなって爆睡していました。かなりのひとが、後半、記憶がなかったようです。

残量から推測するに、消費された日本酒 一升8合。

そりゃ倒れるわ。

でも、はやく始まって早く終わったおかげさまで、私は二日酔いなどはありませんでした。美味しくて楽しい時間をありがとうございました!またよろしくお願いします!