大塚でつぶやく

北大塚にある、とあるおでん屋で働く夫を観察する妻のブログです。立ち上げは夫だったはず・・・・ですが・・・

カミさん女房?

2006-11-25 23:41:19 | おでん屋の外での日常

さて。

時期柄工事予定が詰んでいるとかで、引越ししてからずっとインターネットは通じず、なんだかんだと片付けや日々の労働に追われている間に、店長と私、しれっと婚姻届けを出しました。

別に、なにかの記念日でもなんでもありませんが、お互いの誕生日まで待っているのもなんだし、忘れにくい日にちなら11月22日なんかいいなーと思っていたのですが暇が取れず、翌日23日勤労感謝の日に店長が仕事をしている間に一人ひっそりと豊島区役所まで足を運びました。

写真は、先週、突然新居を襲撃してきた哲さんの「祝いの舞」です。
蒼天のご主人テルさんとお祝いにかけつけてくださりました。
年上の御令閨とかわいい娘さんを持つ哲さんからのおことば。

トシさんおめでとうございます。

「やっぱカミさん女房ですよね!!」

 

一同
「っ?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・???」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(約1分)

いや・・・言わんとするところはわかりましたけれどね・・・・
余計なお世話じゃっ、と突っ込むのも遅れたひとことでした。

そんなこんなで、どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

え?店長の苗字?私がどういう名前になったかって?
それは秘密です。

だって、私の両親もトシさんのフルネーム知らないんですから。
(←ホントです)


天の戸 美稲!

2006-11-16 17:57:19 | おでん屋での日常

ひさびさ、KUSHIKOMA井こしに行ってみたりする。

もはや変装の必要もないので、普段着で。洋装で。(余談ですがここの常連の方の情報発信により、私はこのお店で和装だっただけで知らない方から「haruさんですか?」などと言われたことがある)

さて、何をいただこうかな。
あ、岩手「酉与(よ)衛門」がある!いつだか飲んだことがあるけれど、ちょっと後にいただこう。
さて。まずは「天の戸 美稲」から。

本日のお通しはみっちり豚肉のつまった揚げ春巻きと、春雨の卵焼き。
春巻きにのっているのは、カラシかと思いきや、上品な黄身酢。
いつものことだけれど、とにかく毎日お通しメニューを考えなければいけない中で、こういうところに一手間かかっているところが、オーナー井越さんの料理人としての長年の修練のあらわれであり矜持なのかと思う。

美味しい~といただいていたら、ガラッと扉が開いていらしたのは、
ぐわっ、このところすっかり意気投合したBUNさん!!!

この方は、私の敬愛するレヌ・アロラさんとお父様が直接のお知り合いという。レヌさんの本を全てお持ちで、インド料理についてこんなところで語り合えてなおかつ日本酒好き!!!という時点でそばにいらした巣鴨周辺マップ管理人様が視界から消えてしまったほど。(その後引越しまでお手伝いいただいてしまいました、、、ゴメンナサイ)

お互い、興味のあるお酒をふむふむといただきつつ盃を干していく。

と、また扉がカラリと開いて今度は目元の涼しいきりりとした青年。
あれっ?
青年「正雪ありますか?」
やっぱり、どこかで絶対お会いしている・・・と超ぶしつけにガン見していたらあちらから「あ、おでん屋さんでお会いしましたよね、どうも。」とご挨拶いただく。

え~~~???確かにお会いしているけどどういう状況だったか全く覚えてないよ~~~。しかも一度や二度じゃなくお会いしているのに。
青年というより少年といってもいい華奢なつくり、きびきびとした物腰、うーん・・・・。

帰りがけにやっと井こしさんが口を開いた。
「江古田はどう?」

あっ!!!

この前までおでん屋にヘルプに来ていた江古田の、あの彼だ!!!
だってまさか店側のひとだなんて思いもしませんでしたもの。いつもは作務衣で、頭にバンダナしっかり巻いてるし、、、。どもどもです。これからもドウゾヨロシク。

貴方が気になっていたおかげでどんなお酒をどんな風にいただいたかおばちゃんは忘れてしまったではありませんか。

と、突然BUNさんから「これからウチ来る?」とのお誘い。
えっ、えええっ!?お、お邪魔などしてもよろしいのですか、このアタクシめが、、、。これって、「お持ち帰り」ってやつですか?←しっかりしろ自分正気になれ

スゴかったです。生きる目的をもつようにちょっと掻き立てられちゃいました私。
すばらしいっ。こんどぜひぜひ、インド料理パーティをやって井こし常連さんをさそって・・・・なんて話していたらBUNさんひとこと

「インド料理に日本酒はあわねぇから呼べねぇよ」

はい。そのとおり。では、エスニック料理大会はビールか焼酎かノンアルコールの方々だけで絶対やりましょう!「○○しんぼ」なんてカレーだけで一巻丸々ページを割いているのですよ。やりましょう、ぜひ!

というわけで、BUNさんと私のエスニックコラボ大会参加ご希望の方は、是非ご連絡を~。


引越し完了

2006-11-13 13:27:55 | おでん屋の休日

ふっ、下民どもが、、、、、。↑
 (ちなみに手に持っているのはシャムネコのつもりらしい)

 

あなたはサウザーですか!?

 

とにもかくにも、引越し完了。帰る家はもはやここしかない。仲良くやりましょう。


酒の壁

2006-11-04 12:21:11 | おでん屋での日常

11月3日文化の日。

仕事帰りにおでん屋さんの扉を開けると、なんだかずらりと長径1.5メートル超のテーブルに酒の壁ができていた。ナンだこれ?酒瓶で直径計るとかそういう趣味の人でもいるのか?

そんなわけないですね、はい。このお店でこういうことをする方はあの方しかいらっしゃいません。なので、軽く会釈をして奥のカウンターのすみっこにつく。この方、最初はお会いするのが珍しく、「おぉ、アノ・・・・」だったのが今やすっかり「あ、いらっしゃってる」に変わっている。すっかり常連になっておられるけれどその裏であまり足を運ばなくなったお店があるんだろうなぁとか余計な事をちらりと考えるが更に、いや単に飲む量・回数とハシゴ先が増えているだけかもしれないなんて思ってみたりもする。

飲み屋の常連客って不思議なもので、住所も本名も知らなくて、何の仕事をしてるかさえ関係ないのに持続的な交友関係が成立する。しかも、顔をあわせている時間の9割は酩酊状態だから、まともな頭じゃない同士のつきあいなのだ。恐ろしい。実際なんとなく、素面状態が前提のつきあいより、やや人間性の敬いに欠けるような気がする。(つまり「あぁ、あのヨッパライさんね」という認識になる)

さて、いつも「利き酒セット3種類×2!」からスタートして大抵「×5」くらいまでいくようで、また、ご自分でそれらの写真を撮るためにずらりと並ぶという状況になるらしい。

何本あるんだろう。1,2,3・・・・あぁ、まだ7本くらいか。

「もう3×1!」
はい、10本。
「店長、もう3×2!」
はい、16本。←さすがにこのあたりからテーブルに載り切らなくて瓶をしまう

「・・・・・店長、もーぅ3×1いってみようか!」
「新記録ですね」←ついに本店から取り寄せる

お一人じゃないとはいえ正直、怖いです。
私が同席したのはその辺りまでなのですが、結局何本並んだんですか?

おでんやの名物風景がヒゲのマスターに加えてもうひとつ増えた気がします。