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大塚でつぶやく

北大塚にある、とあるおでん屋で働く夫を観察する妻のブログです。立ち上げは夫だったはず・・・・ですが・・・

理由は?

2007-09-22 23:30:45 | おでん屋の外での日常

さて、5月末だか6月初めだかにとある飲食店でアルバイトを始めたと以前書きました。まあ、ホールなんですが、仕事の内容とは関係ないところでひとつ、気付いたことがあります。

それは、ほとんどスタッフは短い(多くは2音からなる)あだ名で呼ぶということ。
これはおでん屋スタッフもそうで、ご存知「トシちゃん」「テッちゃん」。

これ、すごく不思議だったのです。けっこう、他の飲食店でもしばしば見かける現象ゆえに何かあるのか?といぶかしく思っていた。

理由は、簡単だった。働いてみてわかった。
時間短縮のためなのだ。
忙しいときは本当に、一瞬、コンマ数秒で動いているため、例えば「山田さんお茶」「波沢さん、これも」「藤田さーん!」と呼ぶよりそりゃー、「ハナちゃん、お茶!」「ナミさん、これも」「「フジー!」と呼ぶほうが速い。現実性の問題だったのだ。

しかし。

最初こそ私を「ハルさん」と呼ぼうとしていたスタッフがなぜか、今は苗字で呼ぶ。他のスタッフが年上年下とかバイトとか関係なく「やっさん」「フクちゃん」「だいさん」だったりするにも関わらず、である。

どんなに忙しいときでも、
「○○○さん!」素早く呼ばれる。ほんとうに、実に、素早く。
↑しかも旧姓で

 

うーん。それはそれでありがたいんですが、理由はどこにあるのだろう??
そういえばもん家さんでも私、旧姓・さんづけだ・・・・
自分としてはそのほうが好きだから気にしなかったけど、一秒をあらそう仕事のときまで一音節増やしてさん付けで呼ばなきゃ働かねぇぞーとは言ってないのですがね。


さしばといえば

2007-09-17 23:29:38 | おでん屋の休日
突然ですが、これを読んでくださっている20人ほどの皆様(笑)

「SA・SHI・BA」といえばどの「さしば」を第一に連想されますか?



















今日はてぬぐい王子と三人でお酒の会に参加しに調布まで。
帰りの京王線の中、騒音にまぎれてちらっと聞こえた二人の会話の中に出てきた「さしば」。


店「差し歯?」
私「サシバ(鳥)?」
王子「いえ、刺し場です。」


帰宅してたった今まで、百人に聞いたらどれを真っ先に連想するかと言い争っておりました。←バカ

よろしければどうか、コメントをお願いします。

浴衣会!

2007-09-17 03:09:26 | お通し日記

お通し日記といってもおでん屋のではありません。

でもでも、すごいでしょう!?茂樹さん作だそうです。左上から
・鶏胸肉の燻製
・冬瓜の含め煮
・もずく酢スペシャル
・豆腐の味噌漬け
(?)あれ?だったかな?製法と品名不明
・砂肝の南蛮
・レバパテ

先月最後の土曜日(半月も前かぃっ!!って言わないで・・・・)
ずっとお世話になっている巣鴨の焼き鳥と日本酒の名店「もん家」さんの浴衣会に、遅い時間から参加しました。

仕事が終わって扉をあけると・・・・・

こんな状態!すごい!!もう、浴衣の女性達で埋め尽くされてます。一席だけ残った椅子にラッキーにも座れました。
一昨年、大塚で戯れに始まった浴衣会。なぜか次の年から舞台はもん家に引き継がれ、昨年からは女将さんはじめお店の女性スタッフは浴衣、男性スタッフが代わりに厨房に入るという異例の会に発展。それらは全て、常連のにゃにゃさんの推進力に拠るところが大きい。

とはいえ、今年は昨年よりさらに気合をいれた会に発展したみたいで、女将さんは綺麗な浴衣を新調されるは、お通しは冒頭の通りでスペシャルだは、久しくお会いできていない比較的古参(?)の常連様方にお会いできるは、無理やりカラダを押し込んでよかった~~

茂樹さんとショウタ君が厨房に


でも今年は女将さん、浴衣姿で厨房に立ってます。きっちり酒蔵の前掛けをして今年はお通し以外仕込ができなかったとかで。
しかし昨年も思いましたが、彼女の装いはさすがです。今風の浴衣でも色や柄ゆきもちゃんとご自分に合うものを知り抜いてらっしゃるし、襟、帯、着付け、何の気取りも恥ずかしさもなく堂々と浴衣で涼やかにしておられる姿は、近頃浴衣で出歩くの恥ずかしいなー、なんて思ってたけれど、その実、古臭い浴衣と帯とで、しかもお洒落でない着付けの自分の野暮ったさがみじめでした。

いきなり日本酒からいただいて、お隣の柿さんやさんせーさんたちと楽しくお話

・・・・・・・・・・・・・・・

してたつもりでした。

 

ですが。

 

近頃、ど~うも、特にもん家さんに行くと旧知のような錯覚でか、気が緩んで変な酔い方、ハシャギ方をしてしまうのです。

ここらへんまでは憶えているのですが

駆け付けで2、3杯飲んだあたりから記憶がプッツリと・・・・・・・・・・

 

 

で、

 

お手洗いに行ったあと、浴衣で椅子に座りそこねてすっとーーーーんとしりもちをついたところで「えっ、こんなに酔ってるの!!??」と、そこで自覚しまして。

で、どうしたかというと

夜中の二時くらいに、仕事で疲れて寝ていたダンナサマを起こしてタクシーで迎えに来ていただきました。彼が来てくれた時点で安心したのか、帰り際にたくさんの写真を撮ったり撮っていただいたりしたようですがそれは全く記憶になくて

・・・・・・・・・・・・・

でも彼は文句も言わず、(まぁヨッパライに何を言っても無駄なのをよくご存知なのでしょうが)連れ帰ってくれました。最低な女、いったい何度目でしょうか。以後、独りで飲みに行くのを自粛している次第です。

まぁでも、「今日は破目を外すからね~!」って、またやっちゃいそうな気がしますが、せめて閉店時間までに辞して、ちゃんと一人で帰れるように心がけてまいります。

浴衣会、楽しかったーー!来年もまた誘ってくださいね。


境港

2007-09-01 18:06:12 | おでん屋の休日

はや夏休みも終わって月が変わりました。いまさらかよっ、なのですが・・・

おでん屋の夏休みは8月19日(日)から21日(火)でした。
その間、かなりの強行軍で鳥取は境港へ行ってまいりました。

きっかけは、東京本社とはかなり離れているのに大塚泊があまりに多いので「大塚に女がいる」説を立てられている(らしい)おなじみお義兄様。いるのは女じゃなくてお酒と義なんですけど

そういえば初めて千代むすびさんの会やったときからお伺いしようと思っていたけど機会がなかったなぁというわけで、徹夜して前掛けバッグを女将宅で自作した店長、初の境港です!

向こうに着くと家族一家でお出迎え。店長、たちまち姪になつかれる。私は「お姉ちゃん」で店長は「としくん」。「くん」??「としくんをいくつだと思ってるの?」「ん~っとねぇ、35歳くらい!?」
はっはっはっは、ざまぁみろ!いつも歳ネタで私をいじめた報いじゃ!しかし、なぜ自分の父親と同い年くらいに見えながら君づけなのか、子供の発想はわからない。

ものすごい暑さで、「海」なんていわれても絶対ビーチなんて出たくありませんでした。見ているだけで良いです。そのまま大山の麓に行き、「大山アイスクリーム」を食べ、草原に寝転がってまずは空を仰ぐ。山頂はガスってましたが、夕方はなかなかきれいに見えました。

お昼の大山。このあと夕立に。


夕方、大山地ビールを飲みながら。夜は境港で人気の居酒屋さんへ。西日本の地酒中心にいろいろとそろえてあるので、もてなしていただきました。

翌日は、千代むすび酒造さんを訪問し、お昼をごちそうになるなどなどなど色々とお気遣いいただき、本当に申し訳ありませんでした。

髪を輪ゴムで束ねた化粧っけのない社長夫人、素の魅力に溢れていて素敵でした!今度は是非そのままで、酒の会にもいらしてください!!って、読まれているわけもありませんけれど・・・・

さて、この日は約束の、店長が腕をふるう日。あろうことか帰りに魚市場、スーパーでの買い物、そして自宅まで送っていただいた酒造の松村さん、本当にごめんなさいっ!!!

で、この日の夕食は
・お造り二品(シロイカ、アイナメ)
・アイナメのカルパッチョ
・エビとイカの海鮮サラダ(昔、店長が私に作ってくれたやつ)
・日本海の生牡蠣
・豚軟骨(ソーキ)と牛モツ・大根のトマトソース煮込み
(何故トマト煮込み!?いや、何故それに大根!?)

洋食屋のない土地で、ちょっと洒落た洋食に飢えているであろう姉への思いで、そうなりました。刺身食い、和食党の姪はカルパッチョやサラダは食べませんでしたがトマトモツ煮込みは大好評。いやーでもこれ、本当に美味しかったです。

考えたら自宅でも彼の手料理を食べることはない。彼の料理が食べたかったら店にいってお金を払うしかない日常を考えると、

・・・・ねーちゃん、金くれや・・・・

なーんて考えたりはしませんよ、はっはっは、もちろん。ビールにワイン、ご馳走様~

翌日はフリー。というか早く帰れ。という心の声をおして、姉の車をかっぱらい出雲大社へ。
←店長、注連縄に手を合わせてもご利益はないのでは

・・・・・・・・・・・蝉時雨、炎熱。とにかく暑くて暑くて境内を歩き回る力もなく早々に退散。夕食までに時間もないしというのでとんぼ帰り。
夕食はお庭でバーベキュー!
義兄、姪を連れてプールに行くも帰りがひどく遅くなり、おまけに超高価な佐賀牛の塊を買ってきて姉ブチ切れる(笑)
その後東京から送った花火で花火大会。姪御さまの心に残る夏休みの1ページが作れれば光栄でございます。

翌日の朝の飛行機で帰ってきた店長、そのまま出勤。暑さでバテバテ、「やっぱり前日の夜には帰るようにしよう」うん、そのほうがいいって前から言ってたじゃん。

今回、あまり写真がないのは私が運転手だったから。

蒼穹を、運転しながら胸の上に感じました。
美しい日本海を、高速道路の視界の端にチラリと感じました。
店長、横で熟睡です。風景を楽しまないなら運転替わってよぉ~~泣泣

夜の静けさ、虫の音をぼんやり楽しみました。

境港さま、千代むすび酒造岡空様、本当にお世話になりました。

 

さて、帰ってきて一番心配だったのは我が家の娘達。水ひっくりかえしてないか、電気が突然とまって蒸し煮になってないか・・・・・心配。

ムスメェーーー!!帰ったよーーーー・・・・・ぉっ???

無事でした。平気な顔していました。

しかし

 

 

齧るものが不足したのか、自分達の巣箱を破壊。

←ポリポリカリカリ

お前らーーーーーー!!

 

しかし、巣箱なしで眠れるのだろうか?
←普通に眠ってる

それでいいのか・・・・そうか・・・
(以後、巣箱なしの生活が続いています)