時計草

写真は「トケイソウ（時計草）」、トケイソウ科トケイソウ属のつる植物。学名は「Passiflora caerulea」で「Passiflora」は「受難の花」と云う意味でキリスト絡み（個人的にはシラケる）、「caerulea」は「青色の」と云う意味で、約50種程ある中で、狭義には写真の花をトケイソウと云います。種の学名が「edulis」になりますと「食べられる」と云う意味で、「パッションフルーツ」の事を云い、この花のご親戚なんですね。パッションフルーツ以外にもトケイソウ属には数種果実が食用になるものがあります。何度目にしても奇怪な花ですな。つる性ですので、奥に見える葉はトケイソウの葉ではありませんので悪しからず。トケイソウの周りにある長細い緑の濃い葉がトケイソウの葉です。

2日NHKの番組で与党の責任だと細野モナ男は云ったそうだが、モナ男が他責にするのは責任転嫁だ。今までがそうだった。口だけで仕事を成し遂げた事があるかい。福島第一の遮水壁も検討を始めたと宣ったのは2011年7月だが、未だ着工されていないじゃないか。

私は核廃棄物の最終処分所は現実的に福島第一近隣しかないと思っているが、「福島の痛みを日本全体で分かち合う」と云う情弱で、「福島を最終処分所にしない」と言い放ち、逆に避難させるべき人達を放置し、移住させるべき人達に帰郷と云う淡い期待を持たせ続け、結果残酷な現状を放置しつづけたのではないか。

ここまで書けばモナ男の責任転嫁振りは十分だろう。で、与党の責任とは何ぞや。5月31日、今日と参議院本会議が開かれていない。衆議院で「0増5減」を与野党共に可決したにも拘わらず、審議入りに抵抗しているのだ。

橋下の慰安婦発言問題で維新の勢力図が変り、みんなの党との選挙協力を取り付けられないかと目論んでいると憶測されている。参議院選挙の日程は決まっているから、今月9日を過ぎれば、衆参ダブル選挙は事実上不可能になるから、今週一杯審議拒否するのだろうと云う読みだ。もう、参院選準備の為、会議や審議を欠席する議員も増加している。24日のマイナンバー法案の採決には改選組32人が欠席した。

衆参ダブル選挙などやられたら、自分達が冷や飯喰わされる事になるからと、衆議院で獲得した議席をこれ以上減らせるかと云う思いがあるのだろう。モナ男もその口だ。だから、責任転嫁までしても、ダブルなどやらせるかとは公然とは言わない。とは、私もそう思う。

参議院選挙は7月21日だ。経過観察するとしよう。本会議が開かれる日が肝だ。前述憶測通りなら、議員バッジを外して貰おうか。と、私一人では如何ともし難いので、これを読んで下さった方々の判断にお任せする。

自民党も先祖帰りした輩も居るから、自民党が良いとは私も思っては居ないが、民主党は尚更悪いし、官僚任せにしない外交政策を推し進めている今の安倍・麻生コンビには或る意味感心しているし、これ程したたかに動いている政権は戦後あっただろうか。

自民党バッシング・安倍バッシングしているブロガーは多いが、だからどうしたいのだと。自立した国に、アメリカの言い成りにならない国にするにはどうしたらいいのだ。そんな気持ちを持ち乍らも、真摯に拝読させて貰っているが、社民や共産の様に只只反対ではいけませぬ。

日本国憲法前文抜粋
「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」

平和を愛する諸国（民）って、中国共産党に当て嵌まりますか？医療も無償だったイラクやエジプトやらを崩壊させたアメリカも当て嵌まりますか？

平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼してって、信頼できますか？

少なくとも私はこんな憲法捨ててしまえって云う立場です。北朝鮮の拉致事件も、自国民を自国で守る事を制限されて来たから起こったのではないですか？国内に社会党やら赤軍を生んだ左翼が跋扈していた時代は萎み、北朝鮮マンセーも無くなりつつある今、憲法改正の機運が巡って来たと思います。が、第一次安倍内閣で成立させた国民投票法がありますから、憲法改正は国民で判断出来る様になっています。憲法改正に直接ノーを言う事も出来ます。

国会でどう云った改正案が提示されるかまだ判りませんが、私も是々非々で判断したいと思います。依って、憲法改正を論じる事もノーとはちょっといただけませんなぁ。即ち、そう云う政党は支持出来ませんな。

( ´ー`)yー-～

日いづる国の日の出なくして、時は進まぬのだ。