夏椿『別名:シャラ』、ツバキ科の落葉高木。
樹齢が経つにつれ、茶褐色の幹肌と緑の葉、そして清楚な白い花の
コントラストが美しい、茶花に重宝される樹。
分りづらい写真ですけれど・・・
これは数年前から、実家のセンターに鎮座している若木。
大きく育ってくれれば、この庭にも少しは貫録が出てくれるハズなのだが、
一度主幹が枯れてしまった。今は再起をかけて若幹が育ち始めている。
そのため、地に対し角度が悪く、今回植え替えを行った。
根を起こし寒肥えを入れ、少し築山にしてスナゴケを這わせてみた。
『うまく育つかなぁ~~?!』
と、言うのも、この樹は、西日に滅法弱い。
小さい頃は順調に育っていくが、大きくなるに従って衰弱してしまう。。。
仕上がったその姿を見た怜志が、
「うん、いいんじゃなぁ~い!!」と、満足気!
彼が言った意味は、美的センスからか、それとも父親への労いかは
分らないが、その一言が疲れを癒してくれた。
多分、小生もそうして親父の姿を見てきたのだろう~
聞いた瞬間、ちょっと懐古チックになってしまった今日この頃。。。