真夏に整枝剪定する珍しい庭木達をご紹介。
今回手を入れるのは、豊後梅とモミジとバラの3種類。
先ずは伸びに伸び切った豊後梅(左:選定前 右:剪定後)
現在、枝振りを考え中。
真夏に剪定すると、その後は徒長枝が然程出ずに花も咲いてくれるので、
伸ばすだけ伸ばして、いい枝を残していく。
花木の場合、落花後に剪定するのが常套手段だが、梅は同じようにすると、
年に何度かの剪定が必要となる。また、梅は伸長した枝に開花するのではない
ので、樹勢のピークを過ぎる8月はな時期
(携帯のカメラでは上手く撮れなかった。日差しが強く鬱蒼としている(^^ゞ)
この時期のモミジは、秋の紅葉に向け整枝がメインとなる。
徒長枝を打ち、長めの枝の又分れを促す。あくまでも柔らかい感じに仕上げる
ことが大事
そよ風にも一つ一つの枝がなびくよう風の道をあけながら、主幹から枝先
までを木に合わせた自然な太さにしていく。
場合によっては、立派に育った枝でも切らざるを得ない・・・。
この木は2年ほど前から枝を更新してきている。あと3~4年で形になるかな
モミジほど技量と思惑に差が出る木はないだろうネ!
最後にバラ。
強剪定を行える唯一の時期、8月中下旬。
写真は撮らなかったけれど、20年以上にもなる木をバッサリ打った。
バラも春過ぎからシュートが出て来るので、樹勢を見ながら主幹更新をする。
と、これらを8月15日に行った。
また、この日、造園屋と第1回目の打合せをした。
今年は、主庭(ま、猫の額ほどです・・・)の土留めに石積みを計画していて、
これを機に、庭の全体的な改装もする予定
が、その話はそこそこに、最近の北京こぼれ話が多かったアハハ~(^^♪
正月とお盆は日本人にとって大事な時期。
日頃の忙しさにかまけて、この時ばかりと家事に勤しむのは、
やはり、古人曰く【怠け者の盆働き】
毎年の事ながら、常日頃が大事ってことなんですね~~(^^)/~~~