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京都レポート~古都・京都

二条城正門前の朝です。

 レポートの最後は、市内を紹介します。
 宿泊先が二条城前でしたので、早朝に二条城の外周をジョギングしました。30分くらいでしょうか。散歩の人も多かったです。
   二条城の外堀

 今回、市内に滞在したのは2日間だけですが、交通の便は良く、何処を歩いても史跡・仏跡なので、少ない余暇時間を利用してお気に入りの寺、広隆寺を訪ねてきました。弥勒菩薩様は、静かにいつもの笑顔で出迎えてくださいました。
 
    静かな広隆寺の境内 

 794年に都が移され、以後、明治維新までおよそ1100年にわたって首都として存在し、鎌倉と江戸期を除けば、政治の中心地として長く機能してきた地だけに、沢山の歴史・文化の跡があります。それは、建物・自然・慣習・人々の心・・・の中に生きづいているといえます。
 織田信長をしても、最後まで平定に苦慮した丹波地区は、この京の都の奥座敷の位置にあたります。だからこそ、この都の周囲は固く長いバリアで守られてきたとも言えましょう。その地を持ち前の智力で平定し統治を任された明智光秀によって信長が滅ぼされたのは、何とも皮肉なことです。
 この光秀が本能寺に向けて、反旗を翻した亀岡(当時は亀山)のとある寺院の掲示板に次の言葉が掲示されていました。
          
 正に、常に時代に翻弄されながらも、懸命に前をみつめて歩む丹波の人の心を表しているようでもありました。
 駅前に立つ京都タワーは、そんな未来に向かっているようにも思います。

 西の方向に振り返れば、この度訪れた丹波方面の山々がそびえます。仏縁により、京都再発見の旅が出来たことを嬉しく思います。関係の皆様方、有難うございました。
  
               京都レポート ~ 完  



コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
機会があれば (kenryu)
2006-10-19 08:55:01
おはようございます。朝晩の冷え込みと日中の暑さに閉口しています。またまた広隆寺へ行かれましたのですね。私は初旬、日帰りで奈良法隆寺の百済観音様に会いに行ってきました。家内の希望にて、一箇所集中でお会いして参りましたが、彼女は凡そ一時間観音様の正面から側面を拝見しており、こちらはお昼タイムもお預けでした。

次回の京都探訪は是非お二人で・・・。冬場の丹後半島は「蟹と温泉」が呼んでますよ!

さてさて、先般お願いしました3月24~25日(土曜・日曜)の当教区の嘆仏会、後日改めて拝請申し上げますが、何卒ご随喜賜りますようお願い申し上げます。
 
 
 
→kenryu兄 (tera)
2006-10-19 09:57:04
おはようございます。一点集中参り、いいですねえ。法隆寺まではなかなか行けません。私は、中宮寺の如意輪観音様がお気に入りです。

来春の件、承知しました。
 
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