高野 光二郎です !!

高知県選出の参議院議員として、国の実情を地方の視点から綴って参ります。

示そう日本の存在感、気仙沼魂

2011年08月11日 06時14分40秒 | 日記

昨日は、まず、先日ご紹介した仙台市若林区の荒浜にあった知的障害者の皆さんの為の授産施設、社会福祉法人 円(まどか)に行ってきました。


→ http://blog.goo.ne.jp/tosagurasi3/e/94c8106d15df3d1618ea85d0313e7054


施設はほぼ壊滅し、尊い犠牲もでました。今は、新たな建設用地が決まり今後建設に移るとの事です。


通所者は、パイプ椅子に座って肩を寄せ合い職員さんと共に一生懸命作業されています。


昨日も素晴らしい笑顔で出迎えてくれました。



まずは経緯を説明させていただき、そして



「高知を知ってる方ー?」残念ながら二割程度でした。



高知応援隊の役員に承認を受け、高知県民の熱い支援金の一部を通所者が使い続けられる器具の購入費を寄付をさせていただきました。


大変喜んでくれてここでも皆さんから行って頂いた「ありがとう。」が心に染みました。


これも高知応援隊のメンバーや県民の物です。


さて、写真左の若い職員さん。この方は先日紹介させて頂いたとおり、この施設からは1人の尊い女性職員さんの命が奪われました。


その彼女と震災直後、避難所にやっとの思いで避難した通所者の安否を確認すると、寒い夜に通所者の為に毛布などを取りに行く為にまた、保護者が心配すると配慮し通所者の安否や避難場所などを知らせるために再び、沿岸部の施設に戻ったのが彼です。


彼は、施設の中で探し物をしていた時いきなり、


津波が来たぞー逃げろーと言う絶叫が聞こえて、ふっと施設の外に目をやると真っ黒い津波がすぐ近くまで迫り、気がついた時はのみ込まれながら奇跡的に施設の外に放り出され、何とか泳いで大分離れた家屋の二階のベランダにたどり着くことにより、大切な一命を取り留めました。


泳いでいるときに津波の中で


「体が上下どちらに向いているかわからなかった。洗濯機の中で廻っているようだった。」と。


たくさんの海水を飲んでヘドロ等が内臓にたくさん溜まり、腸内洗浄などかなりその後も苦労をされたようです。


この方とお話をしている時に、改めてその強さと優しさを感じました。


移動中、名取町ではまだ警察が捜索をしていました。この日の仙台は34度熱い中、連日本当にありがとうございます。



気仙沼に向かう途中、八幡太鼓の子ども達にすいかを買って行ってあげようと思い、小さな八百屋に入り、お店の女性と会話をし、このスイカを気仙沼に持っていくことと高知から来ている事を言うと感激して頂き、なんと大きなスイカをもう一つサービスしてくれ、さらに「全部ただで良いから皆に食べさせてあげて、わざわざ高知から本当にありがとう。」と言って頂きましたが、一つ分の支払いはどうしても受け取って頂きました。


気仙沼について「八幡太鼓ジュニアベストチーム」の出発前の激励練習に行ってきました。


813日~21日まで北京人民政府、中国中央電視台主催で行われる国際児童親睦会に日本代表として招待をされました。米国、日本、韓国、インド、北朝鮮、豪州など各中学生代表と世界の青春アイドルスターを招待する文化、芸術のビックイベントに日本国代表として招待されました。


http://blog.goo.ne.jp/tosagurasi3/e/d75560e250a08fd3b278da6c39da4116


http://blog.goo.ne.jp/tosagurasi3/e/6106cb6720ae7d94a3d77f8b624d67c0


保護者やご近所の皆さんも沢山集まられていました。


その保護者の方々にお話を聞くと「皆家は流されたー。」今は仮設住宅やアパートに住んでいらっしゃるそうですが、在宅サービスが全く来ないとご苦労を話してくれました。


会話の中で簡単に自己紹介を終えた後、その中の1人の女性から「あなたが高野さんですか?」と聞いてくれ、「実は私の娘が四万十市に嫁いでいます。そして旦那さんと共に高野さんを一生懸命応援しています。」との事、ありがたいです。


さて、久しぶりあった子ども達、たくましく日焼けて意気も笑顔も最高です。なんか自身が溢れています。



中国行きのユニフォーム。男の子にネクタイの結び方を教えて、




どんなに厳しい状況でも復興への情熱と子どもたちへの愛情を注ぎ続けていらっしゃる村上寿夫代表と本番用のハッピを着せて頂きそのハッピを見ると



1人じゃないぜよ、東北と共に、土佐人魂のマークが。



最後にいきなり村上さんから代表して子ども達に激励をとの事で・・・。


帰り際に若いお母さん二人が来てくれて


「高知ですか!本当にありがとうございます。是非ともお願いです。高知のかつお漁船を是非、これからも気仙沼を見捨てずに卸してください。」と切望されていました。


 


 


 


 


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