高野 光二郎です !!

高知県選出の参議院議員として、国の実情を地方の視点から綴って参ります。

できなかった恩返し。

2011年08月23日 12時17分49秒 | 日記
連日、ご不幸が続き大切な方を失いました。

お葬式が続く中、大変お世話になった方々の在りし日を思い出す日々が続いています。

先週日曜に四万十市(旧中村市)へ告別式に行ってきました。

故田中晴惇さん。享年71歳。中村市竹島出身で自衛官として全国各地に赴任し、そして退官後は故郷中村に帰ってこられました。

昨年の参院選の際、選挙区が高知県全県下という事、特に四万十市を含む高知県西部には親戚も知人もほとんどいないということで、高知市の事務所のほかに幡多事務所を開設していました。

その時に事務所長を引き受けてくれたのが田中さんでした。
穏やかな方で、今まで積み上げた人生経験から的確なアドバイスを頂きました。選挙までの明確な目標と戦略、戦術を独自に分析したデータも活用して「幡多事務所としては・・・」と熱く語ってくださいました。

参院選は敗れましたが、四万十市ではトップの得票を得ることができました。

その後も田中さんは何かと私に親身になってご指導してくださいました。

最後に会ったのは、今年の4月の県議選直前でした。

その時に凄く痩せていたので、田中さんに聞くと「まだあまり言っていないけど・・・。」と思わしくない体調や病気の話を言ってくれました。

愕然とする私に田中さんは「大丈夫!高野君の次の戦いに絶対勝つ為にもがんばるよ。」と優しい笑顔で答えてくれました。

本当に優しく強い方でした。身を削ってでも決めた事は一生懸命にまっしぐらに突き進んでいくその姿勢は本当に尊敬します。

また、昨年の敗戦後に田中さんからは、「参議院議員(H22.07.11決戦)終了。第22回参議院議員通常選挙選を終えるに当たり、後援会活動から選挙活動期間中に感じた主として改善すべき点について私見の一部を記述し、今後の計画策定の資とする」と綺麗な自筆で書いた13ページにも及ぶ分析書を頂きました。

それを読み返すだび、田中さんがどれだけの責任を背負って真剣に取り組んでくれていたか、胸が張り裂けそうになります。

この気持ちとご生前中に恩返しできなかった口惜しさを今後も背負って行きます。

心からありがとうございました。

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