高野 光二郎です !!

高知県選出の参議院議員として、国の実情を地方の視点から綴って参ります。

平成26年スタートに際して。

2014年01月14日 13時40分06秒 | 日記

新春をお慶び申し上げます。



毎年欠かさず続けている元旦街頭演説(平成26年1月1日 高知市にて)


旧年中も皆様に大変お世話になり、感謝の限りです。


 平成26年は、今まで以上に掛け替えのない故郷、高知の為に。愛する祖国、日本の為に一心不乱に全ての事に取り組む所存です。


 その前に少し心境を振り返っておきたいと思います。


 まず、昨年の7月21日の第23回参議院議員選挙において、その3年前の敗選の雪辱を1.106日を超えて果たす事が出来ました。


159.709票の得票を賜りました。


私は、正直、三年前の敗戦、そこからの日々の活動の積み重ねがなければ今の私はない。とつくづく思います。故郷や日本、そして国政に対する覚悟や責任、そして戦う気持ちは前回とは比べ物にならないくらい私には積み重なっていました。


しかし、それを支えて育てて頂いているのも県民である皆さんです。


よく政治を志す者には「落選すればただの人以下」と揶揄される事がありますが、私の場合、敗選した翌日から本当に多くの方から励ましを頂き、次への期待を頂き、様々な機会を頂き続けて参りました。


それは県議会議員時代よりも無職となった3年間が圧倒的にその機会も多かったです。


前回の選挙と最も違うところは、支援者の皆さんや県民の皆さんとの絆の深さであると確信しています。「誰の為に、何の為にやるのか」が、これほど色濃く私の心にあり続けているのもこの三年間のお陰です。


「人の痛みのわかる政治」は自分自身が痛んで、より深く弱く厳しい方々の立場に少しでも寄り添うことが出来、支えてくれる人がいて、人のありがたみを感じながら、自分がなすべき事を自覚し、初めて真の「公の精神」をより醸成されると実体験を通して確信しています。


又、2011年3月11日発生の東日本大震災に於いて被災地での延べ3ヶ月間の活動を通し、私は本当の意味で政治に対して挑戦する気持ちを固めてきました。


 


そして、その思いを持って国会に行きました。


当然、浮かれた気分は全くなく、高知の代表、日本の代表としての責任を積め込んで。


国会と言うところは、そのシステムを学ぶのに相当な時間がかかります。


また、自民党と言う歴史のある政党での活動は、本当に忙しく、法律、政策立案や予算、税制などこの国を動かす権限と責任と緊張感に溢れています。


国会議員の中でも共通して言えるのが当たり前の事ですが、「このままでは行けない。」と。認識し、自らが行動している所です。


そのレベルの高さに驚愕した事です。


そして議員内閣制の国会では、国政の判断や決断に政治家が最も強い権限と責任を持っていると言う事です。改めて政治家が考え、判断し、責任を持って遂行している事を実感しました。


 例えば、県議会議員の時は、国の法律に準じた条例や税制、そして予算も国の権限が強く、要望は、知事や執行部(職員)に頼んで進めていましが、国政はまったく違い同じ政治家を説得して進める事が国政の全てを決めることになります。


 


 国の方針は、与党である自民党内での議論や調整が最も重要となります。


党内で毎日繰り返される勉強会や調査会、各部会での発言や関わり方が最も重要であり、その為に知識を増やし、人脈を創り、地域の声をいつでも拾えるようにしなければなりません。その時に故郷高知との人脈や絆がなければ、情報は入ってきませんし、伝えることも出来ません。ここが大事だとつくづく思います。これもあの3年間に積み上げる事ができました。


もし、3年前に当選していたら、それはきっと薄く、狭い物であったと確信します。


 又、故郷や日本に役に立つ為に、自己研鑽を積むのには国会は最高の場所です。まだ、6カ月ですが、国会議員、省庁の職員、企業や団体、大学や高知県以外の地方公共団体、諸外国の団体など有意な人脈を拡大し続ける事が出来ています。


勿論、個人としてではなく、高知県の代表としての自覚を強く持って。ありがたい事です。


 特に第23回参議院選挙において同期で初当選した自民党の35人の皆さんにはお世話になっています。


団体の全国代表、大学教授、新聞社、元知事、元市長、企業経営者と多種多様ですが、3年半の野党時代に政権奪還に向けてより選りすぐられた優秀な方ばかりです。同じステージで仕事をさせていただく事で様々な事が学びとれる環境にも感謝します。


 会期55日間、私にとっては初の本格的な国会となった第185回臨時国会では、第一希望の産業経済委員会と災害対策特別委員会に所属する事が出来ました。


 


私の選挙中の公約の一丁目一番地は「南海トラフ地震対策」でした。


当選して初めての国会で「南海トラフ地震対策特措法」が自公の議員立法で提出され、参議院で審査する災害対策特別委員会にて自民党議員で唯一、質問の機会を頂きました。そして全会一致で成立しました。


又、公約の一丁目二番地である「経済成長」については、地方の経済対策、中小・小規模企業対策など計2回質問の機会を頂きました。


 そして、特定秘密保護法案がもめにもめて、私にとって初めての深夜国会、朝4時半休会も経験させて頂きました。


この時は、眠たいどころか、興奮していました。


 


この法案は、必要な法律です。


確かに野党やマスコミ等の誤った拡大解釈等や事実とは違う憶測による宣伝がありますが、私達はその必要性を丁寧に国民に説明し、協力していただけるように国と国民を守る法律にしなければなりません。


今後、具体的な運用面の制度設計や詳細なルールなどを議論し、作っていきますが、県民の不安も承知している分、反対の考えも聞いて精査をし、この法律に注意深く関わり、県民、国民に丁寧に耳を傾けてより良い物にしなければなりません。


私自身、今後、県民に対して広報物や街頭演説、各種説明をする機会を捉えて、ご説明させて頂き皆様のご意見を伺いたいと存じます。


 


そして今年は、4月から消費税が5%→8%へ上がります。


1月24日開会の通常国会では、経済対策の5.5兆円の補正予算、そして26年度の当初予算の審議が始まり、決まっていきます。


いよいよアベノミクスの第三の矢「民間投資を喚起する経済対策」が本格的に動き出します。


未だ今の日本の成長を身近に感じていない方々にも「日本が元気になった。」「景気が良くなった。」実感して頂けるよう、特に地方、中小・小規模事業の活性化と成長、そして産業振興に全力で取り組んで参ります。


 「やれば出来る。日本を取り戻す為に」


 


 


又、高知県は南海トラフ地震特措法の成立により、事前の防災、減災対策が一挙に加速されます。


市町村や県とさらに連携強化を進め高知県の各地域の実情に沿った、県民の魂のこもった、かゆいところに手が届く南海トラフ地震対策を進めて参ります。


 


「災害に負けない。津波に屈しない。高知県を作る為に」


 


今年は、昨年度より更に踏み込み、国政にて粉骨砕身で取り組む覚悟であり、準備は出来きています。


 今後共、どうぞご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。


 今年の「自戒の言葉」


「真実を追求し、いつも真剣に、魂を込めて、公の為に尽くす。」


 


                       平成26年1月10日 参議院議員 高野光二郎 拝


 


追伸、高野光二郎事務所から


昨年末は、新聞紙面をお騒がせし、皆様にご心配をおかけしまして心よりお詫び申し上げます。取材に対して、当事務所による誤解を招くような言葉足らずの発言や、記憶をたよりに事実ではない発言が記事になり、各方面にご迷惑をお掛け致しました。


掲載後、全てを検証した結果、事務処理ではいくつかご指摘の不備はあったものの、収入・支出に関する不正は一切ございませんでした。


取材に対する認識の甘さ、意識の低さが招いた結果であり、新年を期に一層えりを正して参りますので、今後共よろしくお願い致します。    拝


 


 


 

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