VOL2 わ・た・し流

おとぼけな私ですが 好きな本のことや 日常のなにげない事等 また 日々感じたことも書いていきます。

親を看取る日が近づいてきた

2012-12-13 22:37:28 | 日記
冬眠中ですが・・・


 先月から 母の具合が いきなり悪化して 

もしかしたら 年を越せないかも・・・と 気をもみましたが


 病院のほうで 終末のケアをして下さるという話になり


迷いながらも お願いする事にしました



 バタバタと 兄弟を呼び まだ意識のあるうちにというのも変ですが、顔を合わせてもらいました



明日も 義姉と姪たちが来る事になっています



 母は 人の手を煩わす事がとてもいやなので

私が 色々しようと思っても 受け付けてくれませんでしたが

 病院では 「まな板の鯉だ。仕方ない」と、全部世話してもらっています


それでも 昨日ちょうど私が 病室に着いたとき、


 看護師につきそわれて はあはあ言いながらトイレに行く母と鉢合わせ・・・



「何? どうして・・・」と 絶句する私


 看護師は 「どうしても行くというので・・・ 少し歩いたほうがいいですしね。」と涼しい顔。



「いえ、歩けるような状態ではないんですよ・・」



 案の定 ものすごい息遣いで やっとの思いでトイレに入るも

もう 倒れそう・・・


 「私がやります・・・」といって 看護師さんには トイレの外に出てもらいました(男性だったし)


やっとなんとか始末をして 出るころ 看護師がやってきて 「ハイ、これにつかまって」

 と 点滴の棒についたてすりをさしだした・・・


「車椅子をお願いします」と私が言うと 「大丈夫ですよ」という返事


 思わず 「いいえ、無理なんです。背骨が折れてるし、

ほとんど寝たきり状態だったのですから」というと

 さっと女性の看護師さんが 車いすを持ってきてくれました



 ハアハアと苦しそうに 倒れこむ母


こんな思いをしてまで 嫌なんだろうなあ・・・やっぱり・・・


 「背骨を折っているのだから 少しは 人の世話になる事に慣れたほうがいいよ・・」


と言ってはみたものの  母の気持ちは わかるわ・・・誰だっていやに決まっていると思うもの・・・



 後で気づいたら、母の 人工膀胱の管が ベッドのてすりの上に持ち上げられていて

2度びっくり


 なんだか、看護の質が 落ちているように思えてしまった・・・



逆流を防ぐため  管は 絶対上にあげてはいけないのに・・・



 とまあ そんなこんなで  忙しい日々を送っています



介護をしていますなんて大手をふって言えるような事もできてはいないけれど


 親が 確実に「死」に向かっているという現実は


とても 心が苦しいものです



 主人が とても協力的なので

感謝しています


 そして、娘も よく手伝ってくれます


家族に感謝です