昭和40年代の福島県いわき。閉山に追い込まれた常磐炭鉱。高度経済成長を遂げる日本に置いて、まだ海外旅行は高嶺の花であり、当時の言ってみたい外国ナンバー1の「ハワイ」に着目、常磐炭砿時代地下湧水の温泉を利用し「夢の島ハワイ」をイメージしたリゾート施設「常磐ハワイアンセンター」が誕生する。危機的状況の中、炭鉱で働く人々が職場を失う現実、苦悩に立ち向かい、町おこし事業として立ち上げた「常磐ハワイアンセンター」(現:スパリゾート・ハワイアンズ)の誕生までの実話を描いた。ハワイアンミュージックと本格的なフラダンスショーが描かれている。あるダンス教師と見たこともないハワイの踊りを一生懸命踊ってこのプロジェクトを大成功に導いた地元炭鉱の娘たちとの友情と再生を通して人の”命の輝き”を描く映画『フラガール』が9月23日(土)全国一斉ロードショーされます。当時、踊り子となる少女たちは、このために設置した「常磐音楽舞踊学院」の生徒となり、多くが炭鉱を追われた家族を守るために必死に稽古をした。成功しなければもう後はないという思いと「東北の宝塚」を目指すという高い目標が彼女達に真の力を与えた。その後、日本を代表する多くのダンサー(フラ、ダヒチアン、フラメンコ)を輩出する先駆けとなりました。いまから楽しみの映画です。
参考:フラガール・オフィシャルサイト
映画『フラガール』を応援する会
映画『フラガール』公式ブログ
「常磐ハワイアンセンター物語」