10日付の香港紙「明報」などが伝えたところによれば、中国政府公式ウェブサイトの英語の誤りを指摘した中国民政省の機関紙「公益時報」の編集幹部が8日に解任されたとのこと、今回解任されたのは、同紙編集長補佐の陳傑人(チェン・チエレン)氏。同紙が7日付けで「中国政府の公式ウェブサイトの英語は誤りが多く、国家のイメージにかかわる」という批判記事を掲載した責任を問われての解任らしいとのこと。この記事は国内の多くのウェブサイトに転載され、国務院弁公庁が民政省に「管理が甘い」と対処を求めたという。約半年前に陳氏が「公益時報」の編集幹部に着任して以来、同紙は地方政府による義援金流用疑惑など、政府や官僚を批判する記事を掲載していた。でも、やはり社会主義の国、中国では、国家に対するちょっとの批判でも許されないんですね。でも、最近不思議に思うことがひとつあって、社会主義と云っても、住み街にはブランド品を身に着けたカップルが闊歩し、高級マンションに住む富裕層がいる反面、都市計画のために住む場所を追い出された低所得がホームレスとなっていると聞きます。難しいことは、あまりよく分かりませんが、社会主義って云ってもいろいろなカタチがあるんですねぇ。みんなすべて平等だなんて云っていたのは遠い昔のことなのでしょうか?
「日立の樹」からの壁紙
みなさんは、パソコンでスクリーンセーバーを使ってますか?、それはどんなスクリーンセーバーですか。なかなかCOOLでいかしたものって少ないので、たまにいいものを見つけると嬉しくなります。最近では、日立製作所の「この木、何の木?木になる木」でお馴染み「日立の樹」のスクリーンセーバーとアメリカ空軍(USAirForce)のオリジナルスクリーンセーバーがお気に入りです。「日立の樹」のものは、南国の花鳥風月チック風で画像がとてもキレイです。一方、アメリカ空軍(USAirForce)のほうは、完成度が高くとってもCOOLな画像だと云う言葉しか見当たりません。ぜひ時間のある方は、一度サイトをのぞいてみてください。それから、アイドルから官公庁まで総計3808種類の公式スクリーンセーバーを集めたスクリーンセーバー の博物館というサイトがあります。スクリーンセーバー博物館は内外の公式サイトの無料スクリーンセーバーを ジャンル別に分類し、サムネイル付きで保存・展示していますので、そちらも併せてのぞいてみてください。なかなか面白いものがあるようです。
アメリカ空軍(USAirForce)からの壁紙
[1979年新荘川で鍋島誠郎氏撮影]
「ニホンカワウソ」って知っていますか?難しく云えば、ニホンカワウソ(本州以南個体群)脊椎動物門、(哺乳綱/ネコ目/イタチ科)の哺乳類です・・・? まぁ要は、体長70cmほどのイタチの仲間です。河川の中流や下流に生息し、かつては日本全国に分布していたそうですが、毛皮用のために乱獲されて、その数が激減してしまいました。そのため、「ニホンカワウソ」は、「レッドデータブック」に絶滅危惧[1]A類として登録されています。
日本最後の清流「四万十川」であっても、日本の高度成長期、あちこちで土木工事の嵐が吹き荒れ、そのため彼らの残された生息地は護岸工事でことごとく破壊、餌となるべき魚も、工場排水、農薬の垂れ流しによる川の汚染とともに減ってゆき、彼らは徐々にその数を減らしていきました。その結果、ニホンカワウソの姿は、公式には1979年、高知県の新荘(しんじょう)川で目撃されたのを最後に確認されていません。平成に入ってから、高知県南西部一帯で、非公式での目撃例が報告されているに過ぎないとのこと。そういえば、四万十川名物の川えびや川海苔の収穫量もめっきり減っているそうです。たくさん居たときは、人なつっこさのあまりに人の足を触ったりするくらい愛嬌のある動物だそうで、それで「ニホンカワウソ」が河童の正体だったとも云われていたそうです。まだ絶滅せずに残ってくれているといいのですが・・・今年の夏に訪ねてみようと思います。
富士山静岡空港予定地
このたび静岡県は、2009年春開港予定の静岡空港の愛称を「富士山静岡空港」に決定した。英語表記は“Mt.Fuji Shizuoka Airport”。今後、内外の航空会社に対する路線誘致活動で活用するとともに、航空会社などの関係機関に対して、愛称の積極的な利用を呼びかける。これまで県に寄せられた案のほとんどが富士山にちなんだ愛称だったうえ、13日に開かれた有識者で作る「愛称検討懇談会」でも富士山を活用すべきだとの意見が出されていたそうです。もっとも、寄せられた愛称の中には、例えば、「富士山空港」「富士山チャッキリ空港」「オレンジ空港」など、まったくセンスを疑うようなものがたくさんあったそうです。また、就航の際に具体的な地名表示が求められることや、知名度のアップに「静岡」も加えることにしたとのこと、静岡からの就航便って、どこに行く便なのでしょうか?おそらく近場の羽田、セントレア、伊丹、広島といった都市への便はないと思います。「新幹線のぞみ」には、おそらく勝ち目はないでしょうからね。数年前に開港して搭乗率が採算ギリギリで利用者が低迷している佐賀空港(佐賀県の人は、近くて便数が多い福岡空港へ行ってしまう)の二の舞いにならなければいいのですが・・・・おそらく、静岡空港の発着便数が少なければ、やはり圧倒的に多くの便のある羽田かセントレアへ行くことになると思います。地理的に一応、新幹線駅を近くに造ることができる上に東名のICから近い立地のようですが、空港は東海道新幹線のライバルとなるわけですから、おそらくJR東海は、空港の最寄に新幹線新駅を造ることはないと思われます。ホントに、将来この空港が金食い虫にならないことをお祈りします。
参考:富士山静岡空港HP
プレデター(上)とグローバルホーク(下)
先日、額賀防衛庁長官は、早ければ2007年度に米国製の無人偵察機(UAV)を導入する方針を示すとともに、機種はプレデターかグローバルホークを検討していることを明らかにした。北朝鮮による弾道ミサイル発射や、外国からの離島侵攻があった場合、いち早く情報を把握するためだとしている。この無人偵察機導入には、北朝鮮や中国などの画像情報を収集する狙いがあると見られる。飛行できる高さはプレデターが中高度(最大約15キロメートル)、グローバルホークは高高度(同約18キロメートル)。プレデターは全天候に対応でき、グローバルホークはより広域で監視できるなどの利点がある。1機あたりの費用はプレデターが約14億~18億円、グローバルホークが約64億円になるとの見通し。
今後、機種選定のため、防衛庁は担当課長を米国に派遣するほか、現在プレデター5機を運用するイタリアや、グローバルホークの改良型5機を使っているドイツにも派遣する予定。無人偵察機による情報収集は、日米両政府が昨年に合意した在日米軍再編中間報告で協力を強化する分野で挙げていたもの。防衛庁は、先般決定済みであるミサイル防衛(MD)システムで無人偵察機を活用し、海上配備型迎撃ミサイルを搭載したイージス艦に弾道ミサイルの発射情報を伝え、迎撃能力を高めることも検討している。同庁は2003年度から無人偵察機の国産化の研究開発を進めていたが、開発から完成まで約20年かかるとされ、北朝鮮などの脅威から配備を急ぐため米国製を導入することになった。そのため国産化は断念する方向とのこと。
参考:U.S.AirForce
7日の天気
2月6日の夜半から降った雪は、7日の朝には、数センチの積雪を記録したが、気象庁は 、このとき「東京都心の最高気温は16度で、4月上旬並み」と発表した。しかしながら、この気象庁が出した天気予報に反し、日中の気温は、一向に上がらず、結局6.8度までしか上がらなかった。そのため、同庁には「どんな予報をしているんだ」などと苦情が相次いで殺到したそうです。新聞によりますと、7日午前5時に出した予報では、横浜市なども15度と高めの気温を出した。前夜からの雪が上がり、午前中には晴れ間も出る。南西からの暖かい空気が流れ込み、「フェーン現象」も重なり、一気に気温は上昇する、と気象庁は読んだ。ところが、思ったより低気圧の動きが鈍く、晴れ間がいっこうに広がらず、暖かい風も全然入ってこなかったため、結局、午後3時までの東京都心の最高気温は6.8度、横浜市の8.7度は、いずれも真冬並みの暖かさ?寒さ?となった。気象庁は「これだけの差が出ると大外れと言われても仕方ない。しっかりと検証したい」とコメントしていたという。そういえば、気象庁は、この冬を「暖冬」と予想していましたが、その後に異例の修正を出していました。
7日の天気図
参考:気象庁HP
このところ安全上のトラブルが続いているわが国のナショナルフラッグである日本航空(JAL)に対し、国土交通省が再発防止策を再提出するよう指示していたことが分かった。再提出の指示は、航空会社としては全く前例がなく、昨年年明け以降に続発した深刻なトラブルが先月末から再発しており、同省は「このままでは安全が確保できない」と判断したことによるものと見られている。今後、このまま改善しなければ日本航空(JAL)は、運航停止処分となり、減便など利用客に直接、影響が出る事態に至る可能性が現実味を帯びようとしています。
国土交通省は、既に先立って昨年3月に起きた同様のトラブルをきっかけに、日航に対し事業改善命令を出しており、日航はすぐ翌月に再発防止策を提出したが、また同様のトラブルが再発し、遅々として改善が進まないと見られてしまっていました。さらに悪いことに今年1月7日、大阪発鹿児島行きで、機体に2つあるエンジンの一つで、着陸後の減速に使う逆噴射装置が作動しないトラブルが起きるといったことが発生していた。これは整備士が装置を作動させないための安全ピンを抜き忘れたまま飛行したという全く話にならないお粗末なことが原因だった。こちらも昨年7月に同様のトラブルが起きていた。
日本航空(JAL)は、今秋をめどに、旧日本エアシステム(JAS)との間で経営の完全統合を予定しているが、昨年4月に提出した再発防止策は「経営統合を進める過程でグループ内の風通しが悪く、情報共有や意思疎通が不十分だった」とトラブルの原因を分析。グループ内の運航や整備に関する手順を再確認し、マニュアルの表記を統一するといった再発防止策をまとめ、実際に作業を進めた。しかし、同様のトラブルが続いたことで国土交通省は「グループ内で再発防止策がぜんぜん機能していない。このまま完全統合を急げば、安全運航は確保できない」と判断、完全に怒っている。でも、それって、乗客の安全確保の面から云って当たり前のことなんですけどね。昨年から、あるわあるわ信じられないくらいのトラブルが続出しています。
例えば・・・ジャンボ機5機が強度不足の規定外部品で飛行していた、羽田発新千歳行き旅客機が非常用脱出装置を作動させず飛行、羽田空港への着陸便の前脚のタイヤ2本が外れ、滑走路上で滑走不能に、整備ミスで逆噴射装置が作動しない状態で着陸したとか、素人が聞いても信じられません。JALには、本当にプロの整備士が整備して、プロ意識を持った客室乗務員が乗務している飛行機のはずですよね?そういえば、以前、離陸の前に客室乗務員が、「客室乗務員は、ドアのセレクターレバーをアームドにしてください」って言ってたのが最近、「客室乗務員は、ドアのセレクターレバーをオートマチックにしてください」って言うようになったのって知っていますか?
参考:日本航空(JAL)
北海道国際航空(エア・ドゥ)
エア・ドゥ最大4400円値下げ 新千歳-羽田線 日航も追随
北海道新聞の記事によれば、新興航空会社である北海道国際航空(エア・ドゥ)は、4月1日から新千歳-羽田線で片道最大4,400円の大幅値下げを行うと発表した。往復割引の片道運賃を現行の20,400円から10,600円に下げ、4月28日から就航予定のスカイマークエアラインズの普通運賃と同一にすると発表した。現行19,400円の道民割引も15,500に引き下げ、全日本空輸が発表した新運賃に対抗するために、28日前に予約する「DOバリュー28」を新設、10,000~14,000円に設定する。飲み物の提供などの客室サービスも現行通り行い、サービスの簡素化を図ってコストの軽減をはかるスカイマークとの差別化を狙うとのこと。片道普通運賃は23.400円のまま据え置き。
一方、日本航空も4月1日から、最高割引率による運賃で片道10,400円などの新運賃による運行を予定していると発表した。さらに、日航は搭乗日の21日前までに予約する「前売り21」を廃止する代わりに、28日前までに予約する「スーパー特便割引28」を新たに設定した。これによりスカイマークとほぼ同水準の運賃となった。 なお、7日前割引ではエア・ドゥが10,000~14,000円で、全日空、日航は13,000~22,000円と横並び。スカイマークは14,500円の予定とのこと。 これから、ますます世界最高のドル箱路線の乗客争奪戦が本格的に始まりますが、利用者側からしたら大歓迎!これでますます北海道に行きやすくなるので、嬉しい限りです。
参考:北海道国際航空(エア・ドゥ , スカイマークエアーライン
日本航空、全日空輸
神戸空港の話題に関連して・・・わが国最大の国際空港である成田空港(新東京国際空港)では、年間を通して霧などの影響による悪天候のために同空港への着陸断念が60回以上にも上っているため、このため視界が100メートルでも着陸できる世界最高水準の着陸システム「カテゴリー(CAT)3b」の運用を来年5月から同空港で開始すると発表しました。国土交通省によると、霧が発生しやすい釧路、熊本両空港でも来年中の運用開始を検討しているとのこと、悪天候による成田への着陸断念は2004年度で60便、目的地以外の空港に着陸すると、航空会社は燃料費や旅客の交通費の補填などで1便当たり数百万円の出費となる。空港会社は「新システム導入で、着陸を断念したケースのうち2、3割は救えるのではないか」と期待を寄せている。現在、同空港は、上空の航空機から滑走路までの視認距離が200メートル以上で着陸できるひとつ下のクラスである「CAT3a」で運用している。国内では釧路、熊本の両空港がこのシステムで運用中で、青森と広島空港も同システムの導入を検討中とのこと。
神戸空港
最近は、全国のあちこちで「おらが町の空港」をつくるみたいな感じで、あちこちで開港ラッシュが続いているようです。少し前の関空(関西国際空港)や去年のセントエアー(中部国際空港)、新北九州空港、そして更に大阪空港、関西空港に続く関西地区第3の空港として神戸空港がポートアイランド沖に来月26日に開港します。開港まで1カ月を迎える神戸空港で、旅客ターミナルビルの内部が15日、報道陣に公開され、航空機の運航関連施設は整備を終え、開港準備は最終段階を迎えたとのこと、3階建て(一部4階建て)の旅客ターミナルビルは、延べ床面積15200㎡。1階が到着ロビー。2階が出発ロビーで、すでに航空各社の搭乗手続きのカウンターが並んでいる。全国の空港で初めて、携帯端末を通じて視覚障害者らを目的地まで誘導するという画期的なシステムを導入。このシステムの運用が順調にうまくいけば、全国の空港に波及しそうな素敵な勢いがあるようです。でも人ごとながら、心配なことがひとつ、ローカルツーローカルでバンバン地方空港単位で飛行機を飛ばして、果たして採算が取れるのか、はなはだ疑問です。更にこれから、静岡空港も開港するらしいですから余計に心配です。つい、先日もセントエアーと鳥取を結ぶ路線が採算割れを起こしているため、今年の7月に廃止が決まったばかりです。ちなみに、静岡空港ができると、浜松の人は、セントエアーに行くのでしょうか?それとも静岡空港に行くのでしょうか?
このたび、メキシコ市(アルバロ・オブレゴン区当局)では、巷に蔓延する犯罪への対策として、個人的に保有している銃と新品のコンピューターとを交換するという奇抜なキャンペーンを開始したそうです。今回は、150台のコンピューターが用意されており、いずれも慈善団体から寄付されたものとのこと、同区のガダルペ・ロペス区長は報道機関の取材に対し、「人々は多くの場合、自衛目的で家に銃を保有している。しかし銃は使い方を誤ると、悲劇につながる」と述べていたそうです。人口1800万人を抱えるメキシコ市では、発砲事件は日常茶飯事。強盗、カージャック、誘拐などの強行事件も多い。今回のキャンペーンは、以前他の区で実施された銃と食料の交換にヒントを得たもので、メキシコ市でも特に犯罪の多い地区を対象にしているが、銃の収集家が交換に訪れるケースもあるということです。交換に来たある親子連れのお父さんは、「息子には、銃よりコンピューターが家にある方が良いから」と自分の父の形見だと云う旧式の拳銃をコンピューターと交換していたとのことでした。しかし、大胆でユニークな銃撲滅キャンペーンを編み出したものと思います。とにかく、世の中から尊い命を奪ってしまう銃というものが一丁でもなくなることを切に願っています。がんばれメキシコ!
先日、新聞を読んでいたら、何やら流通業界に大きな異変が起きようとしているなんて云う記事がでていました。難しいことはよく分かりませんが・・・セブン―イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂を傘下に抱える国内2位の流通グループである「セブン&アイ・ホールディングス」が臨時取締役会を開き、西武百貨店やそごうを持つ百貨店2位の「ミレニアムリテイリング」の保有していた株式65.45%を取得することを正式に決めたと発表したとのこと、残る34.55%の株式もクレディセゾンなどから来年上半期中に取得し、完全に100%子会社にするらしく、その買収総額は約2000億円に上る見通しとのこと、ミレニアム傘下の「西武百貨店」と「そごう」については、消費者に名前が浸透しているため、ブランドはそのまま残す方針らしいですが、もともと、イトーヨーカ堂は、いまのイオングループのジャスコやダイエーのようなスーパー(ビッグストア)のでしかありませんでした。その後に今となっては大手コンビニになった「セブンイレブン」を子会社として立ち上げて経済的親子関係が逆転してしまうと云う奇跡があり、最近、流通グループ「セブン&アイ・ホールディングス(スーパー+コンビニ+ファミレス)」として流通統合していました。そして、ついに今回その流通グループが株式取得によってデパート(西武百貨店、そごう)を手中に収めてしまいました。とってもスゴイ話ですよねぇ。そういえば、以前、ダイエーはデパートが欲しくてパリの「プランタンデパート」のフランチャイズ?か何かに加盟してプランタン・ジャパンとか云うデパートを日本に作りました。確かまだ銀座にあったはずです。
トルコ航空
13日の産経新聞の記事によると、トルコ訪問中の小泉首相の強い要望イラン・イラク戦争の最中の1985年3月に、テヘランに取り残された日本人216人を救出したトルコ航空機のオズデミル元機長(75)と会い、日本の感謝の意向を伝えたそうです。この面談は小泉首相で実現した。小泉首相は「砲弾が飛び交う中、邦人を救出していただき、日本人はみな感動した。あなたがこの任務を引き受けなかったら、救出できなかった」と頭を下げた。オズデミル元機長は「邦人救出は私の任務だった。自分はその後、日本への直行便の機長もを務めました」と面会に応じて語ってくれたそうです。
トルコでは昨年、2年前に放送された日本人救出劇を描いたNHKの「プロジェクトX」がトルコ語で放送され、その際には「多くの日本国民から、在アンカラ日本大使館などを通じて感激のメッセージが届けられた」(外務省筋)とのことです。当時、フセインが、イラン領空を飛ぶ民間機も撃墜対象とすると宣言。数少ない航空券に人々が殺到した。各国の航空会社にとって自国民の救出が最優先だったため、日本人に席はなかった。日本の航空会社はイランに飛んでおらず、邦人は絶望の淵に追い込まれる。タイムリミット目前、日本人を救おうと命がけの行動に出た男たちがいた。特別便の手配に奔走する還暦間際の日本人外交官。同僚のために遠く離れた地で信じられない賭けに出た商社マン。そして、誰もが思いもかけなかった国・トルコの敏腕パイロットが、命がけの飛行をかってでた。対空砲が発射され、空襲警報が鳴り響くテヘランに向かうトルコ航空の特別便。国境を越え、人命救助に立ち上がった日本とトルコの人々の2日間の闘いを克明に描くいていた(プロジェクトXから一部抜粋)。
この日本人救出の恩を日本人は決して忘れず、その後のトルコ北西部大震災の際に恩返しに行ったことは記憶に新しいことと思います。こうしたトルコ側の対日支援は明治時代から続く両国の友好を象徴していますが、実は日本への「恩返し」の意味もあったそうです。従来からトルコはとっても親日の国として知られていますが、それは以前からの歴史的背景があったそうです。オスマン・トルコ帝国当時、アブドル・ハミト二世は1890(明治23)年、明治天皇への特派使節としてオスマン提督を日本に派遣した。しかし、使節団650人を乗せたトルコ軍艦「エルトゥールル号」は、トルコへの帰途、暴風に見舞われ、紀州・串本沖(和歌山県)で沈没してしまう。このとき日本側の手厚い救護で69人が救出され、日本の巡洋艦でトルコに送り届けられたのだった。この友好を象徴する出来事はトルコの小学校の歴史教科書にも書かれており、「トルコ国民は日本への恩を忘れない」という。いつまでも恩義を忘れないために子供のころから、こうして親日教育をすると子々孫々まで引き継がれていくんですね。それを考えると、反日教育を継続している中国、韓国、北朝鮮などで育てられた子供達は、当然先入観が入るだろうから始めから日本に対していい印象をもてなくなるのは当たり前なのかもしれませんねぇ
町を歩くと道行女性の多くが手にしている「ヴィトン」と呼ばれるブランドを知っていますか?知っていますか?なんて質問すること自体笑われてしまいそうなくらい、日本ではあまりにも有名なブランドのようです。オーソドックスなモノグラムや最近では斬新なマルチカラーのモノグラムやヴェルニライン、丈夫でデザインがすっきりな紳士物であるタイガラインなどで数多くの日本人から高い支持を受けている「ルイ・ヴィトン」、この「ルイ・ヴィトン」は、アクセサリーだけのブランドだけではないと云うことをご存知でしたか?どこかで聞いたことのある有名ブランド、例えば「ヘネシー」「クリスチャン ディオール」「ジバンシィ」「フェンディ」など、これって「ルイ・ヴィトン」とは別の会社のブランドって誰もが思いそうですが、実はそうではないらしいのを聞いてカナリ驚きました。一度は耳にしたことがあるこれらの高級ブランド群は、みんな「ルイ・ヴィトン」グループ、正式名は、LVMH(モエ ヘネシー・ルイ ヴィトングループ)と云う高級ブランド品を取り扱う企業グループだそうです。世界の高級ブランド品市場は、そのほとんどがフランスの「LVMH(モエ ヘネシー・ルイ ヴィトングループ)の一人勝ちの状態のようです。ただ、イタリアの「グッチ」も買収しようとしたらしいのですが、イタリア国内の反発のために失敗したとか、イタリア人にとっての「グッチ」ってブランドは特別なものなんですね。
参考:LVMH・HP
爆笑! ブッシュ、シラク、エリザベス:3人
ポルノチックEU街頭ポスター(オーストリア)
ウィーンの12月28日付のエル・ムンド紙の記事によれば、2006年の元旦から半年間、EU議長国がオーストリアに移るにあたり、それを前にしてEUのイメージを描いた街頭ポスターがウイーンで展示されています。その中で、スペイン人デザイナーであるカルロス・アイレスが作ったポスターが大評判?になっているというか、物議をかもしているようです。ポスターのうちの2つは、アンダルシア出身のアーチストであるカルロス・アイレスによって作成されたもので、3名の全裸の人物がそれぞれ、米国大統領ジョージ・W.ブッシュ、英国女王エリザベス2世、フランス大統領ジャック・シラクの仮面をつけて、ポルノチックなポーズをとっているこのカルロス・アイレス氏のポスター、EUの正体を実に見事に実態を把握しているらしいとのこと。しかし、それにしても物議をかもして撤去されることになったにせよ、これらのポスターをキチンと採用して掲示許可したウイーン市当局ってのは、なかなかシャレの分かるところだと思います。日本ならば、街中への掲示はおろか、おそらく採用すらしないと思いますからね。