取次営業orz

取次の営業とは何か

敢えて書く 営業不要論

2010-07-17 | Weblog
当社も不況の折、リストラが断行されております。
リストラの対象になるのは、営業職です。スタッフ職にその手が及ぶことはありません。以前行われたリストラは、それに応じない営業が地の利のない地方支店に異動させられるという屈辱極まりないものでした。一定の年齢層の営業マンばかりが対象の、グロテスクな辞令が発令されたのです。

普段、"営業力"だ何だと言っておきながら、真っ先に切られるのが営業です。
つまり営業は、要・不要の優先順位の一番下に位置しているということです。

でも、それはそうなのかもしれません。

当社の取引書店は、1000坪のナショナルチェーンから10坪のパパママストアまで、その形態は多岐に渡ります。それぞれに営業担当がついており、臨店なり電話なりでコミュニケーションをとっているわけです。

毎日行く、行かなくてはならない書店もあるでしょう。毎日電話が掛かってくる書店もあるでしょう。月1回ぐらい行く書店もあるでしょう。ほとんど電話しない書店もあるでしょう。行かない書店もあるでしょう。

はっきりいって、営業が何もしなくても書店は回るのです。臨店頻度だって、勿論売上規模は考慮されますが、「定期的に行かないとうるさいから」みたいな理由も多分にあることでしょう。

営業は結局、クレームを受けて、それを処理して、あとは物流補助をやってるだけです。ただその数、業量が尋常ではありません。
書店も、取次営業に求めているのはクレーム案件の迅速な処理と、物流補助でしょう。

クレームのない状況で、補助する必要のない物流が配備されれば、もはや営業は不要なのです。

我々は、どうしても現状のスタッフ系や物流系に不満を漏らしてしまいます。
しかし、それらの問題が解消したら、我々は即死なのです。

取次営業の仕事は尻拭いです。謝ることです。
彼らが私たちに仕事をくださるのです。

さぁ、ウ○コしてちょーだい!