【委託販売制度】
出版社や取次販売会社は、書店に対し出版物を配本し、書店は配本された出版物を販売し、売れ残った商品については一定期間内の返品が認められる制度。
■買切扱い
返品できない条件で売買されることで、たとえ売れ残ったとしても、返品することはできない。
《書籍の流通条件》
・普通委託(新刊・重版)/返品期限105日
・長期委託/4ヶ月 6ヶ月 など
・常備寄託/1年
・注文品/返品不可
・買切品/返品不可
・延勘品/返品不可
※取次の発行する手帳よりざっくりと抜粋
大変です書店様!御社の在庫、ほとんど返品できませんよ!ガンバってください!
・・・・・・んなわきゃない、ですよね。
以下は取次営業の私の感覚の流通条件です。
【委託販売制度】
出版社や取次販売会社は、書店に対し出版物を配本し、書店は配本された出版物を販売するか否か自由に選択できる制度。返品は自由だが仕入の自由はない。
■買切扱い
委託条件と違い、出版社に対し即、支払いが行われる条件。返品できるか否かは不明。
《書籍の流通条件》
・普通委託(新刊・重版)/永久に返品できる。但し、廃業版元と草思社は返品期限105日
・長期委託/永久に返品できる。但し、廃業版元は返品期限4~6ヶ月等
・常備寄託/1年
・注文品/大半の商品が永久に返品できる。但し、廃業版元と買切版元と一部企画ものなどは返品できない。どこが買切版元で何が"一部企画もの"に該当するのかは、経験からボンヤリとしかわからない。
※しかしながら"逆送"は取次の物流センターで判断されており、そこには逆送商品のマスタが単品レベルのデータとして存在していなくてはならない。てゆうか存在している。
・延勘品/永久に返品できる。但し、廃業版元と買切版元は返品不可。返品できる商品でも、例えは3延べを、3ヶ月以内に返品すると逆送になるケースがある。同じ延勘でも何が逆送対象になるかは、経験からボンヤリとしかわからない。
簡単に言ってしまうと、
出版社に返品を受ける意思があって、取次物流センターの商品マスタが「返品可」になっていれば返品でき、そうでない場合、マスタが「返品不可」になっていれば返品できない(逆送される)のです。
書店「じゃあ、その商品マスタ、公開してちょーだい」
取次「ダメー!それを公開したらテキストの流通条件を守っていないことを認めることになるもん!取次営業にも公開しないもんねー」
だから私も、何が返品できて、何が逆送になるのか、尻ません。
書店に「これ返品できますか?」と聞かれます。いつも勘で答えていますが、本当は・・・。
尻ません。
出版社や取次販売会社は、書店に対し出版物を配本し、書店は配本された出版物を販売し、売れ残った商品については一定期間内の返品が認められる制度。
■買切扱い
返品できない条件で売買されることで、たとえ売れ残ったとしても、返品することはできない。
《書籍の流通条件》
・普通委託(新刊・重版)/返品期限105日
・長期委託/4ヶ月 6ヶ月 など
・常備寄託/1年
・注文品/返品不可
・買切品/返品不可
・延勘品/返品不可
※取次の発行する手帳よりざっくりと抜粋
大変です書店様!御社の在庫、ほとんど返品できませんよ!ガンバってください!
・・・・・・んなわきゃない、ですよね。
以下は取次営業の私の感覚の流通条件です。
【委託販売制度】
出版社や取次販売会社は、書店に対し出版物を配本し、書店は配本された出版物を販売するか否か自由に選択できる制度。返品は自由だが仕入の自由はない。
■買切扱い
委託条件と違い、出版社に対し即、支払いが行われる条件。返品できるか否かは不明。
《書籍の流通条件》
・普通委託(新刊・重版)/永久に返品できる。但し、廃業版元と草思社は返品期限105日
・長期委託/永久に返品できる。但し、廃業版元は返品期限4~6ヶ月等
・常備寄託/1年
・注文品/大半の商品が永久に返品できる。但し、廃業版元と買切版元と一部企画ものなどは返品できない。どこが買切版元で何が"一部企画もの"に該当するのかは、経験からボンヤリとしかわからない。
※しかしながら"逆送"は取次の物流センターで判断されており、そこには逆送商品のマスタが単品レベルのデータとして存在していなくてはならない。てゆうか存在している。
・延勘品/永久に返品できる。但し、廃業版元と買切版元は返品不可。返品できる商品でも、例えは3延べを、3ヶ月以内に返品すると逆送になるケースがある。同じ延勘でも何が逆送対象になるかは、経験からボンヤリとしかわからない。
簡単に言ってしまうと、
出版社に返品を受ける意思があって、取次物流センターの商品マスタが「返品可」になっていれば返品でき、そうでない場合、マスタが「返品不可」になっていれば返品できない(逆送される)のです。
書店「じゃあ、その商品マスタ、公開してちょーだい」
取次「ダメー!それを公開したらテキストの流通条件を守っていないことを認めることになるもん!取次営業にも公開しないもんねー」
だから私も、何が返品できて、何が逆送になるのか、尻ません。
書店に「これ返品できますか?」と聞かれます。いつも勘で答えていますが、本当は・・・。
尻ません。