大変なことになりました。
三代目ローンレンジャー号に嫌われてしまいました。
それは、5月下旬に入ったばかりの雨の日のことです。
会社帰りにスーパーに立ち寄ったときのことです。
買い物を済ませて駐車場に向かいました。雨の中でわたしを待っていてくれる、うすむらさき色のなんと艶っぽいことか。
そしてなんと上品なことか。思わず頬ずりしたくなるような風情ですよ。
「待たせたね、それじゃ行こうか」。いつものようにドアに手をかけた途端、「ピーピーピーピー」と連続して鳴り始めました。
いいんです、2回ならば。それが「待ってたわ」という彼女の甘える声ですから。
ですが、いつまでも「ピーピーピーピーピー」と鳴り止まぬのは、一体どうしたことでしょうか。
たしかに、以前にもありました。あのときは、仕事帰りの夕方でした。
そういえば小雨が降っていたような気もします。
やむなくバックに回り、バックドアを開けてドアを内側から開けました。
ですが、翌日には機嫌を直してくれたのです。
で、5月22日の土曜日に彼女を整備工場(街の車屋さんですよ、普通の。付き合いは長く、もう30有余年になりますか)に連れて行きました。
何だったか、他の要件で出かけて、ついでに確認をしてもらいました。
電池切れ疑いからも、交換をしてくれました。
そしてドアノブ(でいいのかな?)の内側を拭いてもらい、手を差し入れたところ、機嫌良く受け入れてくれました。
そうか、汚れによってわたしの手を認識することができずにいたのか、「悪かったね」と声をかけつつエンジンスタートです。
そして「できるだけ早く高速でのデートをしようか」と約束です。
「あっ、そうか。高速でのデートを催促しているの?
でもね、まだコロナ禍が収まっていないんだ。もう少し、そうだな、やっぱり年明けだろうな。
来年には行けると思うよ。それまで待って欲しいなあ」。
そんな会話を交わしながら、自宅アパートに戻ったのです。
以来、わたしとローンレンジャー号との関係は良好だったのに。
突然の乗車拒否。一体どうしたの?
前回に鍵の取り出し方を聞いていたので、それを鍵穴に差し込んで何とか入り込みました。
エンジンは機嫌良くかかってくれました。
「嫌われたわけじゃないんだ」。嬉しかったです。
まあ、明日には機嫌も直っているだろう、そう考えました。
ところがです。翌日も翌々日も、そのまた翌日もだめでした。
手を差し入れると「ピーピーピー」と鳴り続けるのです。
雨だから? そんな気がしました。
で、晴れる日まで待ってみましたが、快晴となっても、ドアノブから水滴が完全になくなっても、やっぱり「ピーピーピー」と鳴るのです。
離れた場所からボタン操作をすると「ピーピー」と2度鳴りして受け入れてくれそうです。
でも手を差し込むと「ピーピーピー」と嫌がるのです。
やむなく、先週の土曜日(5月29日)にまた整備工場へ。
泣く泣く代車で帰宅。「終わりましたら連絡を入れます」。
2、3日の別れだろうと高をくくっていたのですが、連絡がありません。
1週間経った昨日しびれを切らして連絡すると「いま部品の交換をしていますから、週が明けたら大丈夫だと思います」との返事。
まだ待たなくちゃいかんのかと、奈落の底に突き落とされた思いになりましたが仕方ありません。
「連絡、よろしく」と電話を切りました。
それにしても、どういうんでしょう。
携帯電話にも嫌われてしまったんですよ。
ロック解除のためにパスワードを要求されるので打ち込むのですが、これまた拒否です。
間違えていないと思いつつも、考えられる文字と数字を打ち込みますが、何度やってもだめ。
メーカーに問い合わせると「もう後はリカバリーしかありません」とのこと。
さらには「データが失われます」とも。
そして最後通牒が「当方で行いますと、20,000円程度かかります」でした。
ガビーン! です。1円です、1円で購入した携帯電話です。
正直のところ、使いにくいスマホです。
どうせデータがなくなるのなら機種変更を、と考えました。
で、できるだけ安価なものをと探します。
でも、残念なことに1円のスマホはありません。
わたしにとっては超高額なスマホですが、30,000円ちょいの機種に決めました。
後でポイントでの還元があり、実質3,800円で済みそうです。
プリンターの買い換えを考えていますので、その購入費用に充てることとして、清水の舞台から飛び降りました。
そしてそのスマホが先週の半ばに届きました。
simカードの移し替えを悪戦苦闘の末に済ませて、いよいよ設定です。
ところが、またまた問題発生です。Wi-Fiではないインターネット回線ですので、中断です。
そういえば前回の1円のスマホでもそれで苦労したことを思い出しました。
携帯会社に連絡をすると、「フリーのWi-Fiがある場所で行ってみてください」とのこと。
「コンビニだとうまくいくと思います」とのありがたいアドバイスを受けて、金曜日にコンビニの駐車場で試みました。
OK,OK! うまく接続できました。
さああとはアプリ関係の設定です。色々とやっていく内に、パスワード設定を要求されました。
ですが何度やっても、うまくいきません。
「やめよう! 下手にパスワード設定をすると、またトラブルになるかも」。
そう思って中断です。ネットニュースをしっかりと閲覧できていますから、接続自体はOKですからね。
無料通話ができるかどうか、今日にでも確認してみますよ。
そうそう、データは無事でした。simカードをそのまま使ったことが良かったのでしょうね?
深く考えることはしません、面倒ですもん。
やれやれ、大変な1週間いや2週間だったと思っていましたら、固定電話が鳴り、車屋さんからです。
「修理できました、試運転をしてみましたが問題ありませんでした」と連絡が。
「ありがとう、すぐに行きます」と返事をして、やっと再会です。
めでたしめでたしの、チョンチョン!
三代目ローンレンジャー号に嫌われてしまいました。
それは、5月下旬に入ったばかりの雨の日のことです。
会社帰りにスーパーに立ち寄ったときのことです。
買い物を済ませて駐車場に向かいました。雨の中でわたしを待っていてくれる、うすむらさき色のなんと艶っぽいことか。
そしてなんと上品なことか。思わず頬ずりしたくなるような風情ですよ。
「待たせたね、それじゃ行こうか」。いつものようにドアに手をかけた途端、「ピーピーピーピー」と連続して鳴り始めました。
いいんです、2回ならば。それが「待ってたわ」という彼女の甘える声ですから。
ですが、いつまでも「ピーピーピーピーピー」と鳴り止まぬのは、一体どうしたことでしょうか。
たしかに、以前にもありました。あのときは、仕事帰りの夕方でした。
そういえば小雨が降っていたような気もします。
やむなくバックに回り、バックドアを開けてドアを内側から開けました。
ですが、翌日には機嫌を直してくれたのです。
で、5月22日の土曜日に彼女を整備工場(街の車屋さんですよ、普通の。付き合いは長く、もう30有余年になりますか)に連れて行きました。
何だったか、他の要件で出かけて、ついでに確認をしてもらいました。
電池切れ疑いからも、交換をしてくれました。
そしてドアノブ(でいいのかな?)の内側を拭いてもらい、手を差し入れたところ、機嫌良く受け入れてくれました。
そうか、汚れによってわたしの手を認識することができずにいたのか、「悪かったね」と声をかけつつエンジンスタートです。
そして「できるだけ早く高速でのデートをしようか」と約束です。
「あっ、そうか。高速でのデートを催促しているの?
でもね、まだコロナ禍が収まっていないんだ。もう少し、そうだな、やっぱり年明けだろうな。
来年には行けると思うよ。それまで待って欲しいなあ」。
そんな会話を交わしながら、自宅アパートに戻ったのです。
以来、わたしとローンレンジャー号との関係は良好だったのに。
突然の乗車拒否。一体どうしたの?
前回に鍵の取り出し方を聞いていたので、それを鍵穴に差し込んで何とか入り込みました。
エンジンは機嫌良くかかってくれました。
「嫌われたわけじゃないんだ」。嬉しかったです。
まあ、明日には機嫌も直っているだろう、そう考えました。
ところがです。翌日も翌々日も、そのまた翌日もだめでした。
手を差し入れると「ピーピーピー」と鳴り続けるのです。
雨だから? そんな気がしました。
で、晴れる日まで待ってみましたが、快晴となっても、ドアノブから水滴が完全になくなっても、やっぱり「ピーピーピー」と鳴るのです。
離れた場所からボタン操作をすると「ピーピー」と2度鳴りして受け入れてくれそうです。
でも手を差し込むと「ピーピーピー」と嫌がるのです。
やむなく、先週の土曜日(5月29日)にまた整備工場へ。
泣く泣く代車で帰宅。「終わりましたら連絡を入れます」。
2、3日の別れだろうと高をくくっていたのですが、連絡がありません。
1週間経った昨日しびれを切らして連絡すると「いま部品の交換をしていますから、週が明けたら大丈夫だと思います」との返事。
まだ待たなくちゃいかんのかと、奈落の底に突き落とされた思いになりましたが仕方ありません。
「連絡、よろしく」と電話を切りました。
それにしても、どういうんでしょう。
携帯電話にも嫌われてしまったんですよ。
ロック解除のためにパスワードを要求されるので打ち込むのですが、これまた拒否です。
間違えていないと思いつつも、考えられる文字と数字を打ち込みますが、何度やってもだめ。
メーカーに問い合わせると「もう後はリカバリーしかありません」とのこと。
さらには「データが失われます」とも。
そして最後通牒が「当方で行いますと、20,000円程度かかります」でした。
ガビーン! です。1円です、1円で購入した携帯電話です。
正直のところ、使いにくいスマホです。
どうせデータがなくなるのなら機種変更を、と考えました。
で、できるだけ安価なものをと探します。
でも、残念なことに1円のスマホはありません。
わたしにとっては超高額なスマホですが、30,000円ちょいの機種に決めました。
後でポイントでの還元があり、実質3,800円で済みそうです。
プリンターの買い換えを考えていますので、その購入費用に充てることとして、清水の舞台から飛び降りました。
そしてそのスマホが先週の半ばに届きました。
simカードの移し替えを悪戦苦闘の末に済ませて、いよいよ設定です。
ところが、またまた問題発生です。Wi-Fiではないインターネット回線ですので、中断です。
そういえば前回の1円のスマホでもそれで苦労したことを思い出しました。
携帯会社に連絡をすると、「フリーのWi-Fiがある場所で行ってみてください」とのこと。
「コンビニだとうまくいくと思います」とのありがたいアドバイスを受けて、金曜日にコンビニの駐車場で試みました。
OK,OK! うまく接続できました。
さああとはアプリ関係の設定です。色々とやっていく内に、パスワード設定を要求されました。
ですが何度やっても、うまくいきません。
「やめよう! 下手にパスワード設定をすると、またトラブルになるかも」。
そう思って中断です。ネットニュースをしっかりと閲覧できていますから、接続自体はOKですからね。
無料通話ができるかどうか、今日にでも確認してみますよ。
そうそう、データは無事でした。simカードをそのまま使ったことが良かったのでしょうね?
深く考えることはしません、面倒ですもん。
やれやれ、大変な1週間いや2週間だったと思っていましたら、固定電話が鳴り、車屋さんからです。
「修理できました、試運転をしてみましたが問題ありませんでした」と連絡が。
「ありがとう、すぐに行きます」と返事をして、やっと再会です。
めでたしめでたしの、チョンチョン!
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