昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

ゴーストライター

2015-03-19 09:06:50 | 映画とドラマのお話
録画していた、[ゴーストライター]の最終回を観ました。
初めの三話だったかな? ゴーストの川原由樹が反乱を起こす段階で観るのをやめて
それから遠野リサが告白をする話からまた観始めました。

内容云々は、あゝそうなんだ…です。
プロの作家が、丸投げしてしまうなんてことはあり得ないと思いますし、有って欲しくないことですしね。
ただまあ、なんて言うか、「こんなお話はどうですか」的なことは、編集者からあるかもしれませんけどね。
でも、あくまで作家が主体となっていると思いますけどね。

今日書きたいのはそんなことではなく、浜辺でに遠野リサが川原由樹に諭すところです。
「誰に書いたの?」
「読者のため、ですけど…」
「顔のない読者のために?」
「読者に媚びているわ。そこそこは面白いんだけど…」
大体こんな感じでしたよね。

先日、池永要さんのお話を聞いて迷いが生まれて、
「自分は自分。まだアマなんだ、プロの真似をする必要はない」と吹っ切れたと思ったら。
またまた、ガーン、ガーン! 
「読者に媚びている」
そうかも…? 
と頷く自分が、また出てきて…。

メールマガジンを創ったのは、十年以上も前のこと。
読者数をいかに増やすかに腐心して、知らず知らずに読者が喜びそうな筋立てを考えるようになった? 
その昔、もう五十年近く前のこと
「分かる奴だけが分かれば良い」
傲慢さだけが、心内に闊歩していた高校時代。
突拍子もない言葉を羅列してみた、三行詩に代表される、独り善がり。
脱皮できたと思ったら、今度は「媚びている」と。

難しいものです、ほんとに。


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